西澤 晋 の 映画日記

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2011年 11月 01日

アビス(1989) ☆☆☆

f0009381_11342672.jpg原題:THE ABYSS

監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン
撮影:ミカエル・サロモン
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演:
エド・ハリス (バッド・ブリッグマン)
メアリー・エリザベス・マストラントニオ (リンジー)
マイケル・ビーン (コフィ大尉)

       *        *        *

ジェームス・キャメロン:僕も『未知との遭遇』やってみました。。。

なんだかんだいいながらジェームス・キャメロンってスピルバーグを追ってるのだと思う。『ターミネーター』もスピルバーグの『激突』『ジョーズ』で描かれたの執着心の具現化だし、この映画は『未知との遭遇』の海底版だし、「スピルバーグに出来るなら僕にも出来る・・・」みたいな部分があるんじゃないのかな? あるいは単にまねしたいだけなのか・・・。そこはよくわからないけど、スピルバーグ2号みたいな印象はぬぐえない。
個人的には「何がすごいのかわかりやすい映画」というものにはあんまり感心がなく、ゆえにスピルバーグの映画もキャメロンの映画も一応見ることは見るけど、世間がさわぐほどそれほどのときめきはもたないのであった。物語りもなんだか未確認生命体が「良い人」を演じてくれるので、かなり安易にハートフルな展開になるのだが、ちょっと甘々なきがして、今ひとつ冷めた目線でみてた映画。しかし、そうはいっても、海底基地のセットとか、水中での撮影にはときめくものがあり、ビジュアル的には嫌いな作品ではない。おそらく、この映画から未確認生命体の要素を抜いてしまえばかなり面白い映画になっていたのだろうと推測できるだけに、観客を喜ばせるための一つのファンタジーが映画全体をだめにしてしまった感がある。

やはり深海ものをやる時に、リアリティを構築してくれるのは<減圧>という行程だろう。演出する側にとっても、やっかいなこの行程だが、ここをうまいことからめて物語にすればけっこう面白いものになるなと思うのだが、『アビス』の場合はエイリアンのミラクルパワーでこれを解決してしまった。。。最後にいけばいくほどかなりご都合主義なファンタジーになってしまった。

ただ人工呼吸は燃えた。これはやっぱり映画のイベントとして燃えるよね。『振り返れば奴がいる』の「還って来い、還って来い石川!」ってばすばすばすと心臓マッサージする織田裕二よろしく、心臓マッサージ/人工呼吸ってのは、生き返るぞ生き返るぞ生き返るぞ・・って期待してしまう。演出的にないやがおうでも盛り上がる芝居なんだけど、やっぱりこの映画でももりあがってしまった。本の少しだけどメアリー・エリザベス・マストラントニオのオッパイもみえたし・・。

当時は『リバイアサン』とか『ザ・デプス』といった海洋ホラーものが同時に公開され、この『アビス』とあわせて三つ巴の戦いを繰り広げていたのだけど、一応ネームバリューでこの『アビス』が興行的には勝ったのだろう。
ただ、物語的にはシンプルは深海エイリアン物にした『ザ・デプス』が一番面白かったともきく。

<あらすじ>
アメリカ海軍の原子力潜水艦がからの音信が途絶えた。調査活動の基地として選ばれたのは海底油田採掘用試作品住居<ディープコア>。コフィ大尉(マイケル・ビーン)が指揮する海軍のダイバー・チームと、バッド・ブリッグマン(エド・ハリス)を始めとする9人のクルー、そしてディープコアの設計者リンジー(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)がディープ・コアを訪れる。バッドとリンジーは夫婦だったが離婚間近だった。
海上は嵐に襲われ、基地を結ぶ連絡ケーブルが切れ、外界からの接触は立たれる。
コフィとそのチームが原潜内から回収したものが核弾頭だった。軍事目的で今回のミッションが動いていることに講義するリンジーだが、コフィ大佐は潜水病とストレスから狂気の世界に入り始めていた。激しい戦いの末に、コフィの艇は海溝に落ちてゆき、水圧で爆死した。バッドは、海溝に落ちた核弾頭の起爆装置を解除するため、液体酸素で満たしたヘルメットと潜水服を着て、底知れぬ深淵へと潜ってゆく。そして彼は起爆装置のコードを切断することに成功するが、液体酸素はディープコアに戻るまでなかった。こうして死を迎えようとしているバッドを救出するのは、深海にする未確認生命体だった。

by ssm2438 | 2011-11-01 11:35


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