西澤 晋 の 映画日記

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2011年 11月 16日

ファイヤーフォックス(1982) ☆☆

f0009381_1941269.jpg原題:FIREFOX

監督:クリント・イーストウッド
原作:クレイグ・トーマス
脚本:アレックス・ラスカー/ウェンデル・ウェルマン
撮影:ブルース・サーティース
音楽:モーリス・ジャール

出演:クリント・イーストウッド(ミッチェル・ガント少佐)

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グーグル・ツールバーを付けさせてもらえないブラウザじゃねーぞ!

音速の6倍で飛行し、レーダーに影すら残さないソ連の戦闘機ミグ31を、アメリカ空軍の一軍人が盗むまでを描くクレイグ・トーマスのベストセラー小説の映画化。

まあ、監督がクリント・イーストウッドっていうのはわからないでもないけど、主演も本人がやるような話だろうか? その反対で、もしかしたら主演はイーストウッドでも、監督は誰か他のほうがよかったんじゃないだろうか・・? あ、ピーター・ハイアムズ希望、それだったらクリント・イーストウッド主演でもなんか出来そうなきがする。ただ、オヤジが戦闘機にのっているってのがいまひとつピンとこない。
これはその役者さんが過去にやった作品、その中で演じた主人公のイメージがどうしても見ている人の頭の中にのこっていて、その人が演じて絵になる/ならないを勝手にみるまえから判断してしまうからだろう。しかし、これがショーン・コネリーだったらまだなんとなくなじむのかもしれない。彼の場合はジェームス・ボンドを演じていたことが、われわれの頭の中で「ショーン・コネリー=メカも女と同じようになんでも自由に操作できる人」よいうイメージがあるからだ。
登場人部の人柄や人間性、能力などを演出する時に、その役者が演じた過去のキャラクターというのは、どうしても気っても切れないものだ。そして配役を決める時にもその過去の残像がかなりのウェイトを占める。それに反してやってしまったのがこの配役人事。

それだけでなく最大の問題は、物語のメリハリがない。ま、これはいつものイーストウッドの撮り方なのだけど、素材がいい時はそれでもいいのだけど、この作品の場合はてきぱき演出してなんぼのハイテクアクション映画なので、どうもクリント爺さんの見せ方はやや遅い。時間も136分もあり、文芸大作でも撮ろうかと言うくらいの長さ。編集でもうちょっと削るだけでもそれなりに観やすい映画になったと思うのだけどな。
あと、これは『スペースカウボーイ』の時も感じたことだが、こういう近代兵器ものを描く時に照明の使い方が下手。どこかシャープじゃない。
しかし・・じゃあ誰が一番適任かといったら・・・やっぱりセガ爺か・・・(笑)。。
実際みてみると、すごいわけではないけど、まあ、普通にみられたこも事実なのだが、やっぱり出来るなら他の人に作ってほしかったし、他の主役でみたかった。

<あらすじ>
イギリス秘密諜報局が重要機密を入手する。ソ連が最新鋭の戦闘機ミグ31を完成させテスト飛行をするという。「ファイヤーフォックス」と名付けられたこの戦闘機はステルス・システムを搭載、最高速度マッハ6で飛ぶ。さらにパイロットの思考を感知し飛ぶという驚異的な飛行兵器であり、NATO側がこれに匹敵する戦闘機を開発する場合、最低でも10年以上かかるという。NATOはこのミグ31をこのテスト飛行の時に奪い取る計画を立てる。作戦はベトナム戦争の時のパイロット、ミッチェル・ガント(クリント・イーストウッド)に託された。
輸出代理業者になりすましてソ連に侵入したガントは、敵国で手引きをしてくれる仲間と接触に成功する。しかし、途中で尋問してきたKGB局員を殺すはめになってしまう。KGBは、中央記録コンピューターの膨大な資料をもとに、KGB局員殺害の犯人の正体がガントであることをつきとめるが、そのころガントたちは、格納庫の機材に火をつけ、混乱に乗じてパイロットに変装したガントがファイヤーフォックスを外へ出し、そのまま飛び立っていった。
ソ連の書記長はファイヤーフォックスの国外脱出を防ぐべく、ファイヤーフォックス2号機に後を追わせる。両機による壮絶なドッグ・ファイトが北極海で展開する。ガントは手に汗握る交戦の末、ファイヤーフォックス2号機を撃墜し、ファイヤーフォックスをアメリカに持ち帰るのだった。

by ssm2438 | 2011-11-16 19:05


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