西澤 晋 の 映画日記

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2011年 11月 21日

シコふんじゃった。(1991) ☆☆

f0009381_16514831.jpg監督:周防正行
脚本:周防正行
撮影:栢野直樹
音楽:周防義和

出演:
本木雅弘 (山本秋平)
清水美砂 (川村夏子)
竹中直人 (青木富夫)

       *        *        *

竹中直人、キライ!

多分私はこの監督とはそりが合わないと思う。
決してつまらないわけではないのだけど、いちいちテレてギャグにされるとテンションがさがる。ドラマ作ってる人がテレてどうするんだ??って思う。ガチなものを作れないのがこの人の限界か・・・。

そうはいっても、スポ根モノの基本はきちんと抑えてある。叩けばものになりそうだが相撲はいちどもとったことがない主人公。相撲のことは好きだが一度も勝ったことがない先輩。何を考えてるのかわからない相撲部顧問。そして顧問の先生には美しい娘さんがいる。そこにあつまってくるへっぽこ選手たち。ただ、デブなだけの男。プロレス同好会にはいったはいいもの、いつも女形をやらされているチビで痩せっぽちの男。そんな彼にあこがれてマネージャーを買って出てくれるデブ女。最後の切り札は、イギリスからの留学生。マッチョだが、人に穴ケツを見せるのがいやでまわしのしたにタイツをはいている。・・そんな素人集団が顧問の教えみちびかれつつ、少しづつ強くなっていく物語。
登場人物もそれぞれ個性がある。ただ、あんまりギャグにふられてもどんうなんでしょう。特に竹中直人はうざい。私のように『巨人の星』をみてそだった人間にとっては、どうも人間力の弱さを感じてしまう。こういうふうにしかスポーツが撮れない時代になったのかなと思うと悲しい。

主演の本木雅弘は、しぶがき隊を出てから俄然かがやきはじめた。しぶがき隊のころはまったく魅力を感じなかったのだけど、役者と経験をつんでいくなかで、猛烈に役作りをしてくる印象があった。この話では相撲をとることになるのだが、ウェイトトレーニングをかなりつんできたのだろう。かなりごっつい体になっている。そんな役作りをこなし、映画をかさねるうちに一番存在感のある男になってきたな・・という印象だ。

<あらすじ>
父親のコネで就職も決まった某大学の4年生の秋平(本木雅弘)だが、出席日数が足りないことを理由に、卒論指導教授の穴山(柄本明)に呼び出される。このままで卒業を許されない秋平は、卒業とと引き換えに、彼が顧問をしている相撲部の試合に出るよう頼まれる。ところが相撲部の部員は8回生の青木(竹中直人)ひとり。彼は、相撲を心から愛しているものの一度も試合に勝ったことがない。かくして試合にでるためのメンバー探しがはじまる。
なんとか未経験者でチームを結成したものの最初の団体戦では惨敗。そこにイギリスからの留学生が加入。
夏合宿を経て小学生のチームに負けた秋平たちは、ようやく相撲の極意を認識、徐々につよくなっていく・・・。そして秋のリーグ戦がはじまる。秋平たちのチームはリーグ戦で勝ち星をあげていきいよいよ最終決戦となるのだが・・・。

by ssm2438 | 2011-11-21 16:52


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