西澤 晋 の 映画日記

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2011年 12月 25日

40歳の童貞男(2005) ☆☆

40歳の童貞男(2005) ☆☆_f0009381_2274198.jpg原題:THE 40 YEAR OLD VIRGIN

監督:ジャド・アパトー
脚本:ジャド・アパトー/スティーヴ・カレル
撮影:ジャック・N・グリーン
音楽:ライル・ワークマン

出演:
スティーヴ・カレル (アンディ)
キャサリン・キーナー (トリシュ)

       *        *        *

スティーブ・カレルの除毛シーンはゲラゲラ笑わせてもらった。

アニメ業界にうようよいそうな、童貞で、うちに帰ればフィギュアがいっぱいあって、テレビゲームが好きで、車の免許ももってなくて、彼女居ない暦=その人の年齢という男がついに童貞を失うまでの話。でも、じめじめしたオタクではないので見ていて不快感はない。おまけに、最後はそれまで買い込んでいたフィギュアを全部売って、きちんと実際にむきあうべき女と“H”をするに至る。きわめて健全な終わり方でよかった。

ヒロインはキャサリン・キーナー
前作の『ザ・インタープリター』の次に撮ったのがこの映画のようだ。世間ではキャサリンといえばキャスリーン・ターナー、あるいは、キャサリン・ゼタ・ジョーンズでしょうが、ま、オールドファンならキャサリン・ロスもあるでしょうが、私はけっこうこのキャサリン・キーナー好きなのです。絶世の美女というわけではないんですが、彼女の持つ雰囲気というのがどうも好きらしい。『マルコビッチの穴』の彼女は素敵だった。悔しいかな、作品はあんまりすきではないけど、あのときの彼女に一番ときめいた。この人は、年とってからどんどん魅力がでてきた。どこかダイアン・キートンに似てるところがよいのだけど、権威アル女性を演じるとけっこうかっこいいんだ。かとおもえば、コメディでもなかなか良い味をだしてる。やっぱりダイアン・キートンの空気を持っている人なのである。
ただ、最後、至福の童貞喪失するところで、ブラジャーつけたままの“H”はちょっとどうなんでしょうね? それ以前にどっかの誰かはオッパイだしてたし、出し惜しみするところではないと思ったぞ。ま、出さないというポリシーならそれでもいいんだけど、ブラは外してほしいなあ。多分、こういう作品はみんなで一生懸命おばかをやらないといけないのに、なんかそこで急におばかに徹しられない理性的な部分をみたようでちょっと残念だった。。。
・・・でも、キャサリン・キーナーは魅力的な女優さんである。

<あらすじ>
40歳の童貞男(2005) ☆☆_f0009381_2262559.jpgフィギュアと『エイジア』のプレーム入りのポスターと、テレビゲームに毒された環境で生きている40歳の独身男、アンディ(スティーヴ・カレル)。なかでも『600万ドルの男』のゴールドマン局長(中央→)のフィギュアには特別な想いがある。
そんな彼は、家電量販店で働いているが、仲間の3人に童貞であることを知られてしまう。それをきっかけに、アンディの童貞喪失作戦が展開されていく。ほとんど、その3人の玩具にされているアンディの童貞だが、向かいの店でネット競売の仕事をしているトリシュ(キャサリン・キーナー)がアンディの店にやって来たときから、アンディの心はときめきを覚える。
いろいろドタバタあったすへ、2人は良い感じになり、ついに彼女のうちへ招かれベットイン。どきまぎしながらもなんとかコンドームをはめようとするアンディだが上手くいかない。しかしそこに子供が入ってきてことは終了。それ以降、20回デートするまでは“H”をしないことしようというアグリーメントがなされる。内心ほっとするアンディ。
そしてついにその日がやってきたのだが・・・。

by ssm2438 | 2011-12-25 02:29


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