西澤 晋 の 映画日記

ssm2438.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2012年 04月 19日

ジョンとメリー(1969) ☆☆

f0009381_10572049.jpg原題:JOHN AND MARY

監督:ピーター・イエーツ
脚本:ジョン・モーティマー
撮影:ゲイン・レシャー
音楽:クインシー・ジョーンズ

出演:
ダスティン・ホフマン (ジョン)
ミア・ファロー (メリー)

     ×   ×   ×

名前を名乗らない同士の話なのに、タイトルは『ジョンとメリー』・・・。

1969年のキネマ旬報ベストテン9位の作品。昔から気にはなっていたのですが監督がありきたり真面目演出のピーター・イエーツ。なのでキネ旬の順位もあまり信用できず、長らく見ないままになっていた映画のひとつです。見ました。・・・やっぱり普通の映画でした。。。

どうも私は、ピーター・イエーツとは相性が悪いな。
ただ、誤解されるといやなのできちんと擁護しておきますが、この監督さん、すっごい真面目な監督さんなのです。すくなくとも画面からはそうみえます。私の大嫌い小手先だけで目先を帰るような糞演出家ではありません。その点に関しては充分リスペクトできる監督さんなのです。ただ・・・、なんというか・・・、非難されるのがいやで、なにからなにまできちんと撮り過ぎるので面白くないというか・・・、シナリオにある言葉を間違いなく見ている人に伝えようというような見せ方をするのです。見ている人期待させるように撮るのではなく、見ている人にひたすら説明するように撮る人なのです。なので・・・映画みてて退屈というか・・・つまらないというか・・・、わくわくしないというか・・・。

しかし、話自体は作り方によっては面白くなりそうな物語です。
ある夜バーで出会った二人が、その夜とりあえずエッチしてしまうのだけど、相手がどんな人なのかもよく知らない。なので、朝起きて、それから「昨日エッチしたこの人はいったいどんな人なのだろう?」と思い始める。お互いが、神経の触手を伸ばして、ちょんちょんっと心の縁をつっつてみながら相手を少しづつ知っていくという話。

女は、実は既婚者と不倫してて、この先どうしようかなって思っている状態。
男は、同居してた女に出て行かれたけど、まだよりを戻したいと心のどこかでは思っている状態。

ただ・・・、これもイエーツの演出はけっこうまどろっこしくて、見ている私としてはじれったい。「あああ、もうめんどくせえなあ、もう全部普通に話しちゃえばいいじゃん」って思うしまう。
それが本当に隠しておかなければいけないことなら、その事実があきらかなになっていくことで、見ている人をひきつけることモできるのだろうけど、別に隠しておかなくてもいいことなので、ただただまどろっこしいだけ・・・。

<あらすじ>
ニューヨークの朝。女(ミア・ファロー)はある男(ダスティン・ホフマン)の部屋ベッドで目をさます。二人は昨晩、バーで知り合い一夜を過ごしたのだった。
女は大学教授で妻子のある男ジェームズ(マイケル・トーラン)と不倫関係にあった。男はファッション・モデルのルース(サニー・グリフィン)と同棲していたが、彼女に出て行かれてしまった。お互い相手のことは嫌いではないが、感情をインベストしてもいいのか悪いのか測れないでいる。さりげなく見え隠れする相手の異性関係も気になる。
男は、女にもうすこしいて欲しいおも思うようになった時に、女は、ルームシェアしている相手に電話をかけ、帰るという。女にとってその夜は、同居人が男とエッチをするというので、どこか外で泊まるところを探していたのだ。その彼女が、実は男が来なかったから落ち込んでいるという・・・。
男は女を帰らせてしまう。そして後悔する。強引に引き止めておけば・・・と。
女は、深入りしすぎないほうがいいのかもしれない・・と考え始める。
彼女との会話のなかで交わした言葉をヒントにニューヨークを探しまわる男。しかしみつからない。しかしど部屋に帰ってきとき、そこに彼女が待っていた・・・。そして初めてお互いの名を告げるのだった。「ぼくはジョンだ」「私はメリーよ」と。

ウディ・アレンが絶好調の時に作ってくれると面白かったかもしれない・・・。

by ssm2438 | 2012-04-19 10:57


<< アメリカン・グラフィティ(19...      SF最後の巨人(1975) ☆☆ >>