西澤 晋 の 映画日記

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2012年 07月 20日

男と女の取扱説明書(2009) ☆

f0009381_8165993.jpg原題:SERIOUS MOONLIGHT

監督:シェリル・ハインズ
脚本:エイドリアン・シェリー
撮影:ナンシー・シュライバー
音楽:アンドリュー・ホランダー

出演:
メグ・ライアン (ルイーズ)
ティモシー・ハットン (イアン)
クリステン・ベル (サラ)

     ×   ×   ×

役者の名前が入っている映画タイトルに名作ナシ!

糞映画をなんとか売ろうという敗売店の策略なのだろうが、役者名のはいっている映画はかならずといっていいくらい糞である。この映画も正式なタイトルは『メグ・ライアンの 男と女の取扱説明書』となってるが、「メグ・ライアンの」は小さな字でかかれているのでタイトルにはいれないことにしてるのだけど・・・。
ほかにも、「名作ナシ」の項目に「ブラックユーモアの作品に名作ナシ」のことわざもあるのだけど、実はこの映画、そのカテゴリーにも入っている。

主役の2人は、嘗てラブコメの女王と呼ばれたメグ・ライアン。私は今でもそうだと思っているのだが、『イン・ザ・カット』でこけて以来日本ではビデオ発売だけになっている。この映画もそのひとつ。
ティモシー・ハットンも若い頃は『タップス』『ロングウェイ・ホーム』『普通の人々』といいところをこなしていたがさすがに最近は歳にはかてず、かなりくたびれた顔になってる。歳をとってもいい顔と悪い顔があるのだが、彼の場合はあまりしあわせそうではない顔なのだ・・・。

しっかし、役者的にはインパクトあるところをもってきてるのに、映画は・・・糞。とにかくシナリオが最低。

<あらすじ>
弁護士として成功をおさめたルイーズ(メグ・ライアン)は夫のイアン(ティモシー・ハットン)と別荘で休暇を過ごす約束をしていたが、ふたを開けてみると離婚宣告がまっていた。イアンは、1年以上も会社の受付嬢サラ(クリスティン・ベル)と付き合っていたことを告白、翌日パリに2人で飛ぶというのだ。口論の末、ルイーズの投げた鉢植えがイアンにヒットし気絶、その間にイアンはテープでぐるぐる巻きにされてしまう。「トイレに行きたい」と一度は脱出をこころみるも失敗、今度はパンツをぬがされ便座に座らされた状態でぐるぐる巻きに・・。そんなイアンに、クッキーやらギターの演奏やら昔の写真やらでなんとか嘗ての愛情を呼び戻そうとするルイーズ。

最後はウルトラCの策略で再び仲良くなるのだが、すべてがちっとも健全じゃない。メグ・ライアンの魅力はこの「健全さ」なのにそれがないので、演技だけいつものメグ・ライアンで、彼女が演じている女は沢尻えりかのようなビッチである。ティモシー・ハットンも、あれだけ「もう君のことは愛していない」と言ってるのにまた感情がもどるのは超不自然。もっともシナリオライターが才能あれば、どんな不条理な展開もそこそこ納得のいくものにしそうなものだが、この話は心がついて来ない。イベントだけは元に戻っただけで、感情はまったくそうなる流れになっていないのである。
メグ・ライアンの健気な演技だけは空回りしてるかなり空しい映画であった。。。

by ssm2438 | 2012-07-20 08:17


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