監督:クラーク・ジョンソン
脚本:デヴィッド・エアー/デヴィッド・マッケンナ
撮影:ガブリエル・ベリスタイン
音楽:エリオット・ゴールデンサール
出演:
コリン・ファレル (ジム・ストリート)
サミュエル・L・ジャクソン (ホンド巡査部長)
ミシェル・ロドリゲス (クリス・サンチェス)
× × ×
こういうのをがさつに作っても魅力でないだろう・・・。
特殊部隊モノってのは、緻密な計画を寸分くるいなく実行していくところが味なのであって、そこを
『アルマゲドン』の連中のように大雑把にやっても魅力もへったくれもない。題材の活かし方を根本的に間違えてる。
『特攻野郎Aチーム』やるならSWATじゃない設定でどうぞ・・・。
コンセプトは、何人かの荒くれ者が集まって一つのチームを形成するという
『七人の侍』形式。物語的には面白くなりそうなものが料理の仕方が下手すぎた。物語の設定も、
『ニューヨーク1997』みたいな感じだし、喰い合わせが悪すぎる。才能ない人間がきちんと作れないので悪ふざけしました・・ってな具合の映画でした。
<あらすじ>
ホンド巡査部長(
サミュエル・L・ジャクソン)はS.W.A.T.精鋭部隊をつくることになる。選ばれたのは、前回のミスでしばらくほされていたストリート(
コリン・ファレル)に加え、女性のサンチェス(
ミシェル・ロドリゲス)、ディーク(
LL・クール・J)、マイケル(
ブライアン・ヴァン・ホルト)、マッケイブ(
ジョッシュ・チャールズ)の5 人。彼らは麻薬王アレックス(
オリヴィエ・マルティネス)の護送任務につく。しかしアレックスが、報道陣に宣言する。「俺を逃がした奴に、1億ドル払う」と。この逃亡宣言はトップニュースとして放送され、報酬を狙う者たちで、街は溢れかえる。混乱の中、6人は護送ミッションを決行する・・・。