西澤 晋 の 映画日記

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2009年 03月 09日

ブルーサンダー(1983) ☆☆☆☆

f0009381_19453583.jpg監督:ジョン・バダム
脚本:ドン・ジャコビー
    ダン・オバノン
    ディーン・リーズナー
撮影:ジョン・A・アロンゾ
編集:エドワード・M・エイブロムス
    フランク・モリス
音楽:アーサー・B・ルビンスタイン

出演:ロイ・シャイダー
    マルコム・マクダウェル
    キャンディ・クラーク

     ×     ×     ×

ジョンバダムはいい。とくに80年代にはいってからというもの、ジョン・バダムはじつにそのらしさを発揮しはじめている。もっともメジャーなのは『サタデーナイトフィーバー』かもしれないが、個人的にはいまいちで、彼のよさが発揮され始めたのがこの『ブルーサンダー』あたりから。

ジョン・バダムが監督をやると、プロフェッショナリズムを見やすく映画にしてしまう。決して敷居がたかくなく、かといって低すぎもしない。ちょうどいいころあいの見心地のよいあたりの映画に仕上げてしまう。

ブルーサンダーはテロ対策につくられて戦闘ヘリ。どこでどうこのブルーサンダーを活躍させるのか?というのがこの映画の見せ場になる。
前半では普通の警察ヘリの仕事振りをみせつつ、今回の主役のブルーサンダーとの比較をしっかりさせている。凡人を描かなければ超人も超人として描けないのと同じである。
そしてブルーサンダーのもうひとつの魅力、コンピューターとの連携。今では当たり前になった構成だか、当時としてはかなりすごいもののように思えた。
そして具体的にブルーサンダーの活躍。これも2つのイベントを設定。
ひとつはヒロインが重要機密をもっと車で運ぶシーンを設定し、上空からまもるブルーサンダーが追っ手を撃破していくシチュエーション。
もうひとつは、別の戦闘ヘリとの対決。
今となっては当たり前の見せ方だが、当時ととしてはそれぞれの要素をきっちりみせつつ、それを無駄なく、効率よく、効果的に本編のなかに組み込んでいる。

撮影監督にもけっこうめぐまれてて、
『ブルーサンダー』はジョン・Aアロンゾが担当。この人は『未来警察』などもとっているのだけど、黒のしぼりと赤&青のネオン光がとても印象的な絵作りをする。個人的は好きな撮影監督さんですね。

このヘリアクションの『ブルーサンダー』 (1983)のあと
パソコンオタクの『ウォーゲーム』(1983)
自転車レースの『アメリカン・フライヤーズ』 (1985)
キュートなロボット『ショートサーキット』 (1986)

この4本はジョンバダム黄金時代だね。
そのあとはいまいち低迷してたんだけど『迷宮のレンブラント』(1997)はちょっと復活。

by ssm2438 | 2009-03-09 09:56 | ジョン・バダム(1939)


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