主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。


by ssm2438

カテゴリ:N・アルメンドロス(1930)( 3 )

f0009381_4532367.jpg監督:テレンス・マリック
脚本:テレンス・マリック
撮影:ネストール・アルメンドロス
    ハスケル・ウェクスラー
美術:ジャック・フィスク
音楽:エンニオ・モリコーネ

出演:リチャード・ギア
    ブルック・アダムス
    サム・シェパード

        *        *        *

世間では巨匠とよばれるテレンス・マリック。個人的にはさほど面白くもなんともないと思う。この映画も本来☆☆でも十分なのだが、それにあまりあるネストール・アルメンドロスの画面がすごい。もうこれは神業だ。なのでさらに☆☆おまけ。

ネストール・アルメンドロスといえば、『天国の日々』マジックアワーのリンクが定番。彼はきわめて玄人好みのシネマトグラファーで、フィルターとかは使いたくない人。そんな彼がこだわるのがマジックアワーと呼ばれる、空はまだ夕方だが、大地は夕暮れという貴重な時間帯。20~30分あるかないかの時間帯なのだが、この映画はその時間をまって撮影された。画面をみるとこのシーンを撮るのに雄に30分はかかるだろうし、そのその準備を考えると1日に一カット(台詞のアップならもっといくだろうけど)くらいしかとれなかったのかもって思ってしまう。

ただし、ネストール・アルメンドロスが撮った作品は全部いいのかといえばそういうわえけではなく、この映画が特別なのは、やはりテレンス・マリックの映像センスがすばらしいのだと思う。それを彼が撮ることでこのようは壮大な映画にふさわしい画面になったということなのだろう。その証拠に『シン・レッド・ライン』ジョン・トールが撮影監督をつとめたのだが、あの映画もやはり映像派すばらしかった。
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by ssm2438 | 2009-11-14 03:56 | N・アルメンドロス(1930)

青い珊瑚礁(1980) ☆☆

f0009381_1123262.jpg監督:ランダル・クレイザー
脚本:ダグラス・デイ・スチュワート
撮影:ネストール・アルメンドロス
音楽:ベイジル・ポールドゥリス

出演
ブルック・シールズ (エメライン)
クリストファー・アトキンズ (リチャード)

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ブルック・シールズの美しさと、ネストール・アルメンドロスの撮った南海の島の美しさを鑑賞する映画。ネストール・アルメンドロスは『天国の日々』などで露骨なフィルターとかを使わない玄人好みの美しさを撮る人。お話はたいしたことないのだが、「好きな女のこと無人島にながされたい」というシンプルな夢を具現化してくれた映画。ずっと二人でいられたらいいのにね・・。
男と女が無人島に流されて・・って話はよくあるが、これもその一つ。個人的にはオルネラ・ムーティ『二人だけの恋の島』が好き。というか、ムーティが好きってだけだけど。

<あらすじ>
f0009381_1201890.jpg南太平洋の広大な海上を一隻の帆船が火災に見舞われ、父とはぐれた8歳のリチャード(グレン・コーハン)は従妹で7歳のエミリーン(エルバ・ジョゼフスン)と料理番のパディ(レオ・マッカーン)と脱出。目覚めてみると、目に別天地のような美しい島影がうつった。
その島は無人島で、過去に漂流してきたらしい人々のガイコツと酒だるがころがっていた。2人はパディから毒のある木の実の見分け方、縄の結び方など生きるために必要なことを教わるが、ある朝、そのパディが事故で死んでしまう。
それから数年後。女らしく成長したエミリーン(ブルック・シールズ)と青年になったリチャード(クリストファー・アトキンズ)は、エデンの園のアダムとイブのような毎日を送っていた。二人は初めて愛を意識し結ばれた。そしてエミリーンは妊娠し、苦しい出産を終え、子どもとの新しい生活がはじまった。それから間もなくして、息子たちを探しつづけていたリチャードの父アーサーの捜索船が島にやって来た。しかし2人はその船に背を向けた・・・。
by ssm2438 | 2009-10-06 00:57 | N・アルメンドロス(1930)
f0009381_232551.jpg監督:ロバート・ベントン
脚本:ロバート・ベントン
撮影:ネストール・アルメンドロス
音楽:ハワード・ショア

出演:キム・ベイシンガー
    ジェフ・ブリッジス

        *        *        *

キム・ベイシンガーがとても素敵だったことの映画。今回は不思議とヤクザの情婦でなく人妻。撮影はなんと『天国の日々』ネストール・アルメンドロス。でも、それほど印象的な画面ではないので、これは監督のえづくりの趣味のちがいなのだろう。
その監督ロバート・ベントンは後に『クレイマー・クレイマー』でアカデミー賞を取ることになる。力がないひとではないのだが、この作品は・・・・どうなんでしょう。コメディタッチの軽いノリのサスペンスという、彼にしてみればいまいちどっちつかずの映画になってしまった。こういうのはベントンには合わない。アイバン・ライトマンあたりがこれを撮ってたらもっと小気味の良い作品になってたかもしれない。

<あらすじ>
テキサスの田舎町オースチン。ナディーン(キム・ベイシンガー)は、母の開業する美容院で働いていた。ナディーンは結婚していたが、既に離婚寸前。夫のヴァーノン(ジェフ・ブリッジス)とはほとんど別居状態で、彼には新しい女ルネー(グレン・ヘドリー)もいた。
そんなナディーンは写真屋に調子に乗せられ自分ヌード写真をとらせてしまう。しかし心配になりそのネガを取り戻しに行くと、そこで店主のエスコバーが殺害される現場に遭遇。動転した彼女は目の前に散乱した紙袋をつかんでその場から逃げ出した。
犯人から狙われるナディーンはしかたなくヴァーノンに助けをもとめる。しかし犯人の本当の目的は、彼女が持って逃げた例の紙袋だった。極秘と書かれた袋の中身は、市道路公団のハイウェイ建設予定地を記入した青写真。バーの経営があぶないヴァーノンの脳裏に金もうけの夢がふくらむ。そんな矢先、ナディーンが土地の顔役ポープ(リップ・トーン)の手下に誘拐されてしまう。一方のヴァーノンは、いとこの弁護士ドワイト(ジェイ・パターソン)に相談し、例の青写真がホンモノであることを確認。ナディーンを人質に青写真引き渡しを迫るポープだったが、危機を乗り越えてヴァーノンは無事にナディーンを救い出した。そして、2人に以前の出会いの頃のムードが甦ってくるのだった。
by ssm2438 | 2009-06-11 01:40 | N・アルメンドロス(1930)