西澤 晋 の 映画日記

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2009年 05月 13日

パララックス・ビュー(1974) ☆☆☆☆

f0009381_2322325.jpg監督:アラン・J・パクラ
脚本:デヴィッド・ガイラー
    ロレンツォ・センプル・Jr
撮影:ゴードン・ウィリス
音楽:マイケル・スモール

出演:ウォーレン・ベイティ
    ウィリアム・ダニエルズ

     *     *     *

『コールガール』
ひ引き続き、何をとっても面白くないアラン・J・パクラ。そんな彼の面白さはなんだろうか? 事実この『パララックスビュー』も面白いという人はそれほどいないだろう。しかし、見るポイントさえ理解すれば面白くみられるのがこのアラン・J・パクラなのだ。

一般的な見方としてこのアラン・J・パクラも社会派の監督さんだと言われる。『大統領の陰謀』『ソフィーの選択』『デビル』『ペリカン文書』など、どちらかというとポリティカルサスペンスの分野における社会派だろう。
同じ社会派の監督さんでもシドニー・ルメットの場合は社会との軋轢や矛盾のなかでいかに自分が自分でありつづけるかをテーマしていて、それゆえ描き方もヒューマンドラマの形をとる。しかしこのアラン・J・パクラの映画では主人公が戦うのは(どちらかというと一方的に苦しめられるのは)、圧倒的に太刀打ちできない社会構造になっている。この『パララックスビュー』ウォーレン・ベイティ『コールガール』ジェーン・フォンダ『ソフィーの選択』メリル・ストリープ。どれも圧倒的な社会のなかで圧迫されているキャラクターであり、彼らがどれだけがんばっても彼らをとりまく社会構造が変わるとは思えない。
そんなわけで、彼の作品ではなかなか主人公に感情移入できないのだ。なので結果として「何をとっても面白くないアラン・J・パクラ」ということになる。

実際ドラマとしては面白くないと思う。普通の人間がドラマを見るとき、主人公に感情移入し、主人公が勝利すれば自分の喜びとしてその物語を感動することができる。それこそが商業的ドラマの基本なのだが、このパターンに引き込むには見ているひとに感情移入をおこさせないと話しにならない。感情移入は強者には移入しない。つねに弱者に対してのみおきることだ。この弱者である部分を描こうとすれば作り手が自らの心の闇にダイブしなければ描けない。
このアラン・J・パクラという人は、基本制作者あがりなので、自らの心を暴くというドラマライターだけが有する暴く勇気が欠如しているのだろう。そのかわりに彼がもっているのは社会的な理解や矛盾。彼の場合は主人公に感情移入させる能力は欠如しているが、主人公を社会的に圧迫していく政治力には詳しいのだろう。

ドラマ書きとしての資質がない人が書くとこういうドラマになりますよ・・という典型だが、それゆえヒューマン主事に流されない冷めて眼で社会を見つめるドラマが描けているわけだ。
・・・でも、やっぱり何をやってもつまらないアラン・J・パクラなのだ。


この物語はシアトルである大統領候補が暗殺されるところから始まる。あとあとわかっていくるのだがその暗殺にはそのとき捕まった犯人以外に狙撃者がいたのでは・・という疑問がもたれてくる。やがてその事実を封印するかのようにそのとき現場にいた何人かが次々と変死をとげていく。それから数年たってこの物語の主人公、ジャーナリストのジョー・フラディ(ウォーレン・ベイティ)のもとに女性ジャーナリストが訪問おとすれる。彼女もその現場に居合わせた一人なのだが、自分も殺されるとひどく怯えていた。そのときは取り合わなかったフラディだが、その予測どうり彼女は死んだ。自殺ということになっていたが、その死に疑問をもったフラディは単独で調査にのりだす。
やがて彼は反社会的な人物をとりこみ、洗脳し、暗殺者として、その組織を運営する何者かの不利益になる人物を消去していく巨大な組織があることにきずく。と同時にフラディも何度となく危機にさらされる。その会社に潜入するフラディ。そして次のターゲットは次期大統領候補のハモンド上院議員だと知る。なんとかその陰謀を食い止めようとハモンド議員の選挙運動の会場に侵入するが、あえなく議員は狙撃され、フラディ自身もそのどたばたのなかで射殺される。事件その狙撃犯としてフラディの名前があげられ捜査は終了する。

私がみていても実に後味のよくない映画で、やはり何をとっても面白くないアラン・J・パクラの面白くない映画のひとつではあるが、その<見えない巨大な権力に翻弄される個人>というアラン・J・パクラの基本コンセプトはここでもはっきりと見て取ることが出来る。
そしてその重厚なサスペンスを盛り上げるのは氷のフィルターを持つ男=ゴードン・ウィリスである。かれの画面はこの映画でも圧倒的にすばらしく、巨大な巨悪の冷徹さを画面に表現している。すばらしい。本編の物語はおもしろくないかもしれないが、彼の絵作りをみるだけでもこの映画は価値がある。☆ふたつおまけ。つまんなくても私の好きな映画のひとつなのだ。画面の質感を感じてほしい。
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by ssm2438 | 2009-05-13 02:35 | ゴードン・ウィリス(1931)
2009年 05月 10日

ベスト・キッド(1984) ☆☆☆

f0009381_133898.jpg監督:ジョン・G・アヴィルドセン
脚本:ロバート・マーク・ケイメン
撮影:ジェームズ・クレイブ
音楽:ビル・コンティ

出演
ラルフ・マッチオ (ダニエルさん)
ノリユキ・パット・モリタ (ミヤギ)
エリザベス・シュー

        *        *        *

監督は不滅の名作『ロッキー』ジョン・G・アヴィルドセン。撮影も『ロッキー』のジェームズ・クレイブ。音楽の『ロッキー』のビル・コンティだ。
きわめて定石どおりの青春スポ根もの。ちょっとひ弱なラルフ・マッチオが、空手を通じて力を自身をみにつけていくはなし。といってもハリウッドのスポ根なので日本の『巨人の星』なんかにくらべるとぜんぜん根性してないけど。しかし、きれいにまとめてた。壁のペンキ塗りなどは空手の動きを養成する訓練だったり、箸でハエとつかまえたり・・、最後は鶴のポーズから上段けの蹴りできめたり。
しかし。日本人がみると、日本人や日本文化がきちんと描かれていて、ドラマの重要なポストにあるとやっぱり嬉しい。このマット・モリタはそういう意味ではなかなか貴重な存在だ。日系の男性でこれだけ出てるのはこのパッと・モリタと、『ロボコップ3』とか『ライジングサン』に出てるマコくらいじゃないだろうか。

<あらすじ>
高校生のダニエル(ラルフ・マッチオ)は母と共にニュージャージーからカリフォルニア州サンフェルナンド・バレーに引っ越して来た。浜辺に居合わせた可愛い女の子アリ(エリザベス・シュー)にひと目惚れ。しかしアリのかつてのボーイフレンド、ジョニー(ウィリアム・ザブカ)が現われのされてしまった。一念発起したダニエルは、町のカラテ道場コブラ会の門を叩くが、あの憎っくきジョニー一派がいるではないか。断念。
ハロウィンの日、ダニエルがジョニーたちに袋叩きにあっていると、近所で修理屋を開業している日本人・ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)に救われる。彼も空手の達人だったのだ。ダニエルはミヤギにカラテを教えてくれるよう哀願する。翌日、ミヤギはダニエルとともにコブラ会に抗議に行ってくれたが、「どんな相手でも死ぬまで痛めつけろ」という指導方針のコブラ会に怒ったミヤギは、3ヵ月後の学生カラテ・トーナメントで決着をつけろうと言い出す。

3ヶ月の間でダニエルはそこまで空手が上達するのだろうか? 車のワックスがけ、次に床磨き、そして垣根のペンキ塗りばかり。これらの動きは基本的な防禦の構えになっていた。ミヤギの人間的な魅力もふくめて、今やダニエルにとって彼はかけがえのない存在となっていた。
そしてトーナメントの日。わずか3ヵ月で見違えるほどたくましくなったダニエルはコブラ会の対戦相手をことごとく連破。ベスト4が残り、うちコブラ会は二人が勝ち上がっていた。そしてダニエルともう一人。あせったコブラ会は、セミ・ファイナルでダニエルのひざを反則攻撃で痛めつける。相手は失格になりセミファイナルを判定で勝ちあがったダニエルはジョニーとの決勝戦にのぞむことになるが、ダニエルのひざの靭帯はいたんでいた。ジョニーは卑劣にもダニエルの負傷した左足に集中攻撃。と、その一瞬、ダニエルの必殺「鶴立蹴り」が決まった! ミヤギの厳しい顔の表情がほころんだ。


私も空手をやっていた時期があったが、3ヶ月でトーナメントに優勝できるようには普通はならんな・・(苦笑)。
どうも日本のスポ根ものを見て育った世代にしてみれば、そのへんはあまあまなんだけど、とりあえず楽しめる。

by ssm2438 | 2009-05-10 05:56
2009年 05月 10日

ベスト・キッド2(1986) ☆

f0009381_1541297.jpg監督:ジョン・G・アヴィルドセン
脚本:ロバート・マーク・ケイメン
撮影:ジェームズ・クレイブ
音楽:ビル・コンティ

出演
ラルフ・マッチオ (ダニエル)
ノリユキ・パット・モリタ (ミヤギ)
タムリン・トミタ (久美子)

        *        *        *

舞台をミヤギの故郷沖縄にうつしての第2弾。しかし・・・これはひどい。怪しい日本。あまりにはずしすぎるので話はどうでもよくなってしまった。唯一の救いはこの頃のタムリン・トミタはきれいに見えたこと。それほど別嬪さんというわけではない彼女だが、このころはそれなりに良かった。・・・しかしダニエルはけっこう浮気モノ。エリザベス・シューはどうしたん? ええんかいこんなんでって思ってしまった。

f0009381_1542669.jpg<あらすじ>
ダニエル(ラルフ・マッチオ)が全米カラテ・トーナメント優勝してから半年後、ミヤギの父が重病だとの知らせに故郷沖縄へ飛ぶミヤギ。そしてそれに同行するダニエル。
那覇空港にチョーゼン(ユージ・オクモト)という若者が2人を待っていた。チョーゼンは2 人を、ミヤギのかつての親友であリライバルでもあったサトー(ダニー・カメコナ)のところへ連れて行った。サトーとミヤギは40年前、ユキエ(ノブ・マッカーシー)をめぐって対立、その争いを避けるためにミヤギはアメリカに渡り、以来、ユキエはミヤギへの想いを胸にしまっていた。
サトーもミヤギへの遺恨を抱き続けていたのだ。その場を何とかおさめた2人はミヤギの実家へ。病床の父の枕元にはユキエと、彼女の姪クミコ(タムリン・トミタ)が付き添っていた。ダニエルとクミコはすぐに意気投合し、淡い恋心を互いに抱いた。
翌日、父はミヤギとサトーが和解するよう訴えながら息を引きとった。盆踊りの夜。ダニエルを敵視するチョーゼンはクミコを人質にして、1対 1の対決を挑んだ。怒りに燃えるダニエルは、ドラム・テクニックを駆使して見事チョーゼンを倒した。

by ssm2438 | 2009-05-10 04:35
2009年 05月 10日

ベスト・キッド3(1989) ☆

f0009381_211576.jpg監督:ジョン・G・アヴィルドセン
脚本:ロバート・マーク・ケイメン
撮影:スティーヴ・ヤコネリ
音楽:ビル・コンティ

出演:ラルフ・マッチオ、ノリユキ・パット・モリタ

        *        *        *

うむむむ・・、いい歳していつまでキッドをやってるんだ??って思ってしまう。いつまでもひ弱な主人公やっててもしかたがないだろう。というか、今回は頭がわるいというか・・。さすがにそこまで愚か者やってると感情移入も出来なくなる。もともと予算のない映画ではあったが、ストーリーがおざなりだと、すべてがださくみえる。
それに、ガールフレンドがころころ変わるのもいまいち好かん。

<あらすじ>
ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)のために、ダニエル(ラルフ・マッチオ)は盆栽の店を開いてやる。そんなふたりに復讐を誓う「コブラ会」のオーナー、クリーズ(マーティン・コーヴ)は、ヴェトナム戦争の戦友で実業家のテリー・シルヴァー(トーマス・イアン・グリフィス)の協力を得て、ダニエルにカラテのトーナメントに出場させようと画策する。バーンズによってガールフレンドのジェシカ(ロビン・ライヴリー)が危機に陥し入れられ、出場を約束させられてしまうダニエル。勝つためのカラテは教えないというミヤギに反発し、身分を偽って彼に近付いてきたシルヴァーに教えを乞うようになる。
そんなダニエルに失望したジェシカが彼のもとを去。やがてすべてのからくりを知ったダニエルはミヤギのもとに戻る。こうしてトーナメントに参加したダニエルは、シルヴァーの手下マイク・バーンズ(ショーン・キャナン)を倒して、勝利を手にするのだった。

by ssm2438 | 2009-05-10 03:58
2009年 05月 10日

ベスト・キッド4(1994) ☆

f0009381_2325416.jpg監督:クリストファー・ケイン
脚本:マーク・リー
撮影:ラズロ・コヴァックス
音楽:ビル・コンティ

出演:ノリユキ・パット・モリタ、ヒラリー・スワンク

        *        *        *

ついにラルフ・マッチオ引退、どうするんだと思いきや・・ヒラリー・スワンクですか? ちょっと出っ歯系のヒラリーなれど、このころは若くてパンパンしてた。べつに彼女のファンではないが、この映画の彼女は悪くない。空手もかなり様になっている。ただ・・、やっぱり物語のコンセプトがイマイチだったような。。
高校の自警団なるものが出てくるのだが、早い話が高校の暴力団。みていてきもちのいいものではない。悪事が過ぎると殺人までいきかねない状況は、どうにもスポ根もの的に似合わない。こういうのからめずに空手をやってほしいなあ。一作目では、確かにいじめからスタートしたけど、最後にトーナメントで優勝したダニエルに、それまで適役だった相手は「お前が優勝者だ」ってトロフィーを渡してやるし、スポーツモノのさわやかさがあったのだけど、この映画ではそんな結末ではない。結局のところ路上ファイトで、車に火をつけるだのなんだのって暴力・障害事件の範囲。あわんなあ。。

f0009381_2392023.jpg<あらすじ>
戦功賞授賞式に出席するためワシントンD.C.を訪れた空手の師範ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)は、亡き戦友の未亡人ルイザ(コンスタンス・タワーズ)の家に招かれ、彼女の孫娘ジュリー(ヒラリー・スワンク)と出会う。両親を事故で失った彼女は孤独心から反抗的になり、ルイザを困らせていた。ミヤギは彼女に空手を教えることで更生させようと申し出る。こうしてジュリーとミヤギの共同生活が始まった。
ミヤギは、ジュリーの反抗の原因が彼女の通う高校にあることを知る。学校では軍人上がりのデューガン大佐(マイケル・アイアンサイド)率いる生徒の自警団が幅を利かせていた。彼女の数少ない心の拠り所は、傷ついた鷹とボーイフレンドのエリック(クリス・コンラッド)の存在だった。
寺院での生活と修行はジュリーに心の落ちつきを与え、空手の腕も上がった彼女は僧侶たちとも仲良くなった。ひと回り成長して家に帰った彼女は、エリックと参加するダンスパーティーに胸を躍らせる。だが、自警団の連中がパーティーを台なしにしてしまう。しかも、かねてジュリーに目を付けていた自警団のネッド(マイケル・カヴァリエリ)が仲間とともに波止場でエリックを袋叩きにする。ジュリーはみごとネッドを撃退し、デューガンもミヤギの拳の前に破れ去った。自警団は解散し、学校に平和が戻った。

by ssm2438 | 2009-05-10 02:14
2009年 05月 08日

ザ・ディープ(1977) ☆☆

f0009381_5235662.jpg監督:ピーター・イエーツ
脚本:ピーター・ベンチリー、トレイシー・キーナン・ウィン
撮影:クリストファー・チャリス
音楽:ジョン・バリー

出演:ジャクリーン・ビセット

        *        *        *

なにがいろっぽいって、このTシャツ越しのジャクリーン・ビセットの乳房はとてもすばらしい。濡れたTシャツ越し乳房ランキングあったらこの映画のジャクリーン・ビセットは間違いなくベストテンにはいるでしょう。もちろん、それ以前に『シークレット』とか『クリスチーネの性日記』とかがあるのでそれほどおおさわぎするものでもないのですが、そうとわかっていても、やっぱりこのジャクリーン・ビセットのTシャツ姿はなまめかしい。

f0009381_5241351.jpg映画はジャクリーン・ビセットたちは純粋に宝探しをしたいのだけど、役の運び屋たちがじゃまをしちゃうって話。バミューダは沖でダイビングを楽しんでいたカップルジャクリーン・ビセットニック・ノルティがお宝を積んだ船を見つけた。しかし、やっかいなことに、同じ海域に麻薬の密輸業者が以前運ぼうとして失敗した飛行機も近所にあり、それを報告するとトレジャー・ハンティングが出来なくなる。しかしその麻薬をねらった運び屋たちもその場所をさがしていた・・という話。

ただ、ダイビングものというのは、言葉が発せられないので、なにが起きてるのかイマイチ判らない。なのでなかなかドラマになりづらい。これもその失敗例。最後は其の沈没船のなかで格闘してるのだけど、台詞をつけられないから、なにがどうなってるのわからず、集中力がきれてしまう。それでなくても、むさい男の潜水しーんなんかはなからみたいわけではなく、ジャクリーン・ビセットがもぐってないシーンなんか見る気もないのだがら・・。

by ssm2438 | 2009-05-08 05:03
2009年 05月 08日

シークレット(1971) ☆

f0009381_4582585.jpg監督:フィリップ・サヴィル
脚本:ローズマリー・デイヴィス
撮影:ニック・ノウランド、ハリー・ハート
音楽:マイク・ギブス

出演:ジャクリーン・ビセット

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これは1977年の『ロードショー』という雑誌の1月号(まちがってたらごめん)だったかなあ・・、彼女のたわわな乳房が載っていたのか。感動でした。70年代最高の美女とうたわれたジャクリーン・ビセットが脱いでるなんて!!!! それもすばらし乳房。感動でした。
話は・・・倦怠期を迎えた夫婦とその家族の一日だけの秘密のあれこれって感じの映画だったと思うけど・・。ま、お子様にとっては彼女のヌード以外はどうでもいい映画でした。大人になってからもう一度見る機会があったのでうすが、やっぱりで彼女のヌード以外、どうでもいい映画でした。

<あらすじ>
ジャッキー(ジャクリーン・ビセット)とアラン(ロバート・パウエル)は、結婚して9年になり、l人娘のジョジー(トーカ・キングズ)はもう小学生になっていた。アランは失業中で、今日はコンピューターのプログラマーの試験を受けに行くことになっていた。ジャッキーとジョジーは、アランを送り出すとコインランドリーに行き、洗濯を始めた。回転する洗濯物を見ながら、ジャッキーは、自分の生活のことを考えていた。このままでは毎日をただ平凡に暮らして自分の一生が終る。彼女はジョジーを残し、思いたったように歩き出した。
ジャッキーの後を、一台の高級車がつけてきた。その高級車の主ラウル(パール・オスカーソン)。ジャッキーにとって、久しぶりに冒険の1日がはじまろうとしていた。北欧作りのラウルの豪邸に着いたジャッキーは、その広いべッドルームで彼の妻の写真を見た。ラウルが深く愛していた妻は、病魔に襲われ若くしてこの世を去ったのだった。ジャッキーは妻の写真に似せて化粧をし、部屋にあったドレスを着た。妻を想い出させるために、愛撫をラウルに与えたジャッキーは、再び狭いアパートにもどっていった。
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by ssm2438 | 2009-05-08 04:44
2009年 05月 07日

イシュタール(1987) ☆

f0009381_1831471.jpg監督:エレイン・メイ
脚本:エレイン・メイ
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
音楽:デイヴ・グルーシン

出演:ウォーレン・ベイティ、ダスティン・ホフマン

        *        *        *

この映画、私は当時劇場までみにいきましたよ。ウォーレン・ベイティ好きなんだけど、これはひどい。なんでこんな映画をプロデュースしたんだろう。

モロッコと国境を接した王国イシュタールで、7世紀の「予言の地図」が発見された。それには、「いつか2人の神の使者がイシュタールに現われ貧しい民を救う」と記されていた。政情不安な現在、こんなものが公表されたら暴動がおきかねない。総判断した政府はこの地図を封印しようするが、なんとその時盗賊が発掘キャンプを襲い、地図をもっていってしまった。
そんな戒厳令下のイシュタールに売れないシンガー&ソングライターコンビ、ライル・ロジャース(ウォーレン・ベイティ)とチャック・クラーク(ダスティン・ホフマン)がやってきた。2人は予言の地図をめぐる各国の情報員が入り乱れたスパイ合戦に捲き込まれた上に、「2人の神の使者」と間違われて首長に命を狙われる。

by ssm2438 | 2009-05-07 18:32
2009年 05月 07日

宇宙戦争 (2005) ☆☆☆☆

f0009381_751731.jpg監督:スティーヴン・スピルバーグ
原作:H・G・ウェルズ
脚本:デヴィッド・コープ
    ジョシュ・フリードマン
撮影:ヤヌス・カミンスキー
音楽:ジョン・ウィリアムズ

出演:トム・クルーズ
    ダコタ・ファニング
    ティム・ロビンス
    ジャスティン・チャットウィン
    ミランダ・オットー

        *        *        *

スピルバーグものっては実はあんまり好きではなかったのだが、これは面白かった。

原作が古典だし、それに忠実につくればけっこう笑いものになりそうなもの。それをあえて原作というか、53年につくられた『宇宙戦争』の映画に近いとったほうがいかもしれない。スピルバーグなら、やろうと思えばどうにもでアレンジできただろうに、昔の映画のテイスト、原作のテイストを可能な限り再現したいと思ったのだろう、その想い入れにちょっと感動した。最後はのお兄ちゃんや家族との再会はちょといただけなかったなあ。原作でも最後は妻のやり直すことにはなってるみたいだけど。。

・・で、今回感動したのは「見せないで魅せる」技。見ている人に想像させる方法で演出してた。スピルバーグってこれでもか、これでもかと見せて楽しませる映画の作り方を基本としてる人だとおもうのだけど、今回はちょっと大人の演出。
トム・クルーズもひたすら子供をまもって逃げるけの普通の人、ポランスキーの『戦場のピアニスト』っぽくていい。願わくば途中で袂を別った息子には死んでほしかったかな。あれを生かしたまま再会はちょっとなあ・・・、病院化どこかで死にそうなのに再会ならまだいいんだけど・・。

by ssm2438 | 2009-05-07 07:51 | S・スピルバーグ(1946)
2009年 05月 06日

いまを生きる(1989) ☆☆☆☆☆

f0009381_434477.jpg監督:ピーター・ウィアー
脚本:トム・シュルマン
撮影:ジョン・シール
音楽:モーリス・ジャール

出演:ロビン・ウィリアムズ
    イーサン・ホーク
    ロバート・ショーン・レナード

        *        *        *

この頃のイーサン・ホークは良い。ずっとこの路線でいってくれればよかったのに、最近ぐれてる役のほうがおおいから・・。『ヒマラヤ杉に降る雪』は大好き、これもこの路線の延長戦だと思うが・・。

しかし、この映画はいろいろなことを勉強させてくれた。まず、「詩とは覚悟の象徴」であること。そのこことをこの映画を見るまで知らなかった。実にかっこいい!
私は子供の頃か本を読むことが苦手で、どんなによんでも何が書いてあるのか分らない。40過ぎになって読書障害という障害があることを知り、それが自分にぴったんこに当てはまると知ってからというもの、自分は国語が苦手だと思っていたこと自体が悔しい。多分文字からの情報吸収が他の人よりも格段におとっていただけで、国語時代が不得意だったわけではないのだろう・・。今ではそう思える。でも明らかに理数系は特異だったが・・。ま、それはいい。

この映画に、詩を読んでサッカーボールを蹴るシーンがある。あれ、いいね。あれで言葉が細胞に溶け込み、それが運動になってボールを蹴る! あれは確かに吸収力のある勉強方法かもしれないと思った。

それより以前のキーティング(ロビン・ウィリアムズ)の言葉
「本を読んでそれについて文章を書くときは、その本に何が書いてあったかではなく、その本を読んで自分はなにを感じ方、それを書きなさい」・・・あれはいい。まさにその通りだ。情報をまとめるだけなら誰でも出来る、大切なのは自分を表現することだ。本も映画も詩も所詮はそれを感化させるためのアイテムでしかない。それを分析するようりも、それを読んだときの自分を表現するほうがはるかに意義がある。
でも、これが子供の頃は出来なかったんだよね。いまでこそ、それができるようになっているみたいだが、当時の私は自分の気持ちをひょうげんすることなど、恐ろしくてできなかった。きっと私が書いた夏休みの絵日記なんか、ひどくつまらないものだったのだろう。

最後のキーティングとの別れのシーン、イーサン・ホークが、がんがんって机の上に一番に上がる。なんたる勇気!!!!! あんな勇気どこから放出したんだ!! 一番に立つことがどれだけすごいことか・・。この映画は、恐ろしくも、勇気の要る生き様を見せてくれた。すごい!

あと最後になるが撮影監督のジョン・シール、この人の画面もすばらしい。かつては『刑事ジョンブック』『モスキートコースト』『レインマン』『愛は霧の彼方に』、最近では『スパングリッシュ』も彼の仕事だ。ジョン・シールの画面はあのみずみずしさがとくちょう、あれがいいんだよね。

by ssm2438 | 2009-05-06 04:34 | ピーター・ウィアー(1944)