西澤 晋 の 映画日記

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2009年 09月 26日

マグノリアの花たち(1989) ☆☆☆

f0009381_22182723.jpg監督:ハーバート・ロス
脚本:ロバート・ハーリング
撮影:ジョン・A・アロンゾ
音楽:ジョルジュ・ドルリュー

出演
サリー・フィールド (イーテントン家の母マリン)
ジュリア・ロバーツ (イーテントン家の長女シェルビー)
ドリー・パートン (美容院主人のトルービィ)
シャーリー・マクレーン (偏屈者の未亡人ウィザー)
ダリル・ハンナ (美容師アネル)
オリンピア・デュカキス (町長の未亡人クレリー)

        *        *        *

実に豪華な顔ぶれだ。名だたる大物女優のなかにまじってジュリア・ロバーツ初体験。彼女を映画館でみたのはこの映画が初めてだったのだけど、印象は良かった。その後はブレイクしてしまったが、彼女が出演してる映画のなかでは、どれが好きかと聞かれたら、この『マグのリアの花たち』のジュリアが一番いい!ってこたえるだろうなあ。役者人だけでなくスタッフもなかなかいい。監督は『摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に』のハーバーと・ロス。撮影は『未来警察』、『ブルーサンダー』ジョン・A・アロンゾ、音楽は『イルカの日』ジョルジュ・ドルリュー、この三人とも好きなんだ。

ルイジアナ州に住むイーテントン家の母(サリー・フィールド)と長女(ジュリア・ロバーツ)がたちを軸に、生命の引継ぎのイベントをくりかえす女性たちの悲喜こもごもの人生をつづる、いいかんじの映画。

<あらすじ>
ルイジアナ州の小さな町。イーテントン家の人々は、長女シェルビー(ジュリア・ロバーツ)の結婚式の準備で大わらわだった。シェルビーと母のマリン(サリー・フィールド)は、式の身づくろいのために、偏屈者の未亡人ウィザー(シャーリー・マクレーン)や、町長の未亡人クレリー(オリンピア・デュカキス)など町の女たちの社交場、陽気な女主人トルービィ(ドリー・パートン)の経営する美容室にやってきた。ところがその時、シェルビーが発作に襲われた。実は彼女は結婚しても子供を産んではならない体だった。それでもシェルビーは弁護士のジャクソン(ディラン・マクダーモット)と結婚した。やがてクリスマス。トルービィ美容室の美容師アネル(ダリル・ハンナ)はサミーと恋をしていた。妊娠が分かったシェルビーは、命を賭けても子供を産もうと決心する。そして男子を出産して1年後、内臓の機能が低下したシェルビーのために、マリンは片方の腎臓を提供することになり、手術は無事成功した。ハロウィンの頃、アネルとサミーが結婚したが、その直後シェルビーが倒れた。そして昏睡状態の中で、彼女は帰らぬ人となった。シェルビーの葬式の日、失意のマリンを励ます女たちの絆はさらに深く結ばれた。イースターの頃、今度はアネルが妊娠していた。ウィザーも昔の恋人と愛を再燃させている。こうして時は、生と死を乗り越え、町を流れてゆくのだった。

by ssm2438 | 2009-09-26 21:49
2009年 09月 26日

エリン・ブロコビッチ(2000) ☆

f0009381_21462840.jpg監督:スティーヴン・ソダーバーグ
脚本:スザンナ・グラント
撮影:エド・ラッハマン
音楽:トーマス・ニューマン

出演
ジュリア・ロバーツ (エリン・ブロコビッチ)
アルバート・フィニー (エドワード)

        *        *        *

なんか好かん映画。
大雑把に言うと、学もない美人の肝っ玉お母さんが、実行力を発揮し、その結果として裁判で大企業を相手に和解金をせしめ、多額のボーナスをもらうというお話。悪行はなはだしい大企業に立ち向かい一介の主婦、どうみても正義は勝つストーリーなのでよさげになりそうなのだけど・・、みてて気持ちのいいものではない。
集団訴訟のため住民の意思統一が難しく、そこをついて企業側はいろいろ訴訟を空中分解させようと画策してくるが、最後はエリン・ブロコビッチがしぶる住民たちをフェラチオのサービスと引き換えに同意をとりつけ訴訟する全員の同意書を相手に送りつける。きわめて痛快ではあるのだが・・・。
謙虚さのない人間の醜さをみせられた感じ。生理的に好かん話、生理的に好かん主人公でした。

<あらすじ>
カリフォルニア州モハベ砂漠の小さな町に住むエリン(ジュリア・ロバーツ)は元ミス・ウィチタの美貌ながら、離婚歴2回、3人の子持ちながら無職。職もなく貯金も尽きかけた彼女は、弁護士エド(アルバート・フィニー)の法律事務所へ押しかけ、強引に彼のアシスタントとして働き始める。
書類整理中、彼女は不審なファイルを見つける。孤軍奮闘して調査した結果、大企業の工場が有害物質を垂れ流しにしている事実を突き止める。病に苦しむ住民たちを目の当たりにしたエリンは、気乗りしない住民たちを訴訟に持ち込むよう説得に回る。その後及び腰だったエドも本格的にその問題を担当。また彼女の隣りに住むバイク野郎ジョージ(アーロン・エッカート)が3人の子供の面倒を見てくれる主夫として私生活面をサポート。地道な活動が住民たちの共感を呼び、大企業と交渉の場を持つまでに。ついには執念で600人以上もの署名を集め、全米史上最高の和解金350億円を勝ち取った。大きくなった法律事務所で窓際の個室を与えられたエリンはエドから破格のボーナスを受け取るのだった。

by ssm2438 | 2009-09-26 21:21
2009年 09月 26日

心の旅(1991) ☆☆

f0009381_18375895.jpg監督:マイク・ニコルズ
脚本:ジェフリー・エイブラムス
撮影:ジュゼッペ・ロトゥンノ
音楽:ハンス・ジマー

出演:ハリソン・フォード
    アネット・ベニング

        *        *        *

これ、『アルジャーノンに花束を』を逆バージョン。お利巧さんだった弁護士が、ある日暴漢に頭を撃たれ、幸い口径が小さい銃だったので一命は取り留めるが、記憶をなくし知能も幼児なみにおちてしまう。そのご家族のささえもああり徐々に知能と記憶をとりもどし、人の心の易しさも知り、実は浮気をしていた妻のこともしるが、許す寛大さをみにつけ、いい人になるという話。

まあ、お話的にはかなりお青臭くていかんのですが、実は監督は『卒業』『イルカの日』マイク・ニコルズ。でも、つまんないものはつまんない。というか子供向けならこの話でもいいが、小学生高学年の人以上にはちょっと向かないと思う。かなりの幼児向けストーリー。

このアネット・ベニングはまあ悪くはないんだけど、いかんせんストーリーが幼稚なのでちょっと彼女の燃える映画ってことにはなrない。はあ~~~、、いったいどこを探せば彼女が輝いてる映画があるんでしょうねえ。

by ssm2438 | 2009-09-26 19:03 | マイク・ニコルズ(1931)
2009年 09月 25日

シービスケット(2003) ☆☆☆☆☆

f0009381_4523295.jpg監督:ゲイリー・ロス
脚本:ゲイリー・ロス
撮影:ジョン・シュワルツマン
音楽:ランディ・ニューマン

出演:ジェフ・ブリッジス
    トビー・マグワイア
    クリス・クーパー
    エリザベス・バンクス

        *        *        *

これ泣けるうっ!映画だと分ってるのでついつい応援してしまうシービスケット!だああああああああああああああ!!!!
この馬の圧倒的な爆発力はすごい。この馬の疾走感は素敵だ。この馬が走り出すともう「いけええええええっつ!!」って叫んでしまう。ほんとにこんな馬がいたんだ。映画もすごいけど、事実もすごい。撮影もレベルすっごく高い。どのシーンも美しい。レンズの選択も文句なしに適切。ジョン・シュワルツマン、この人いままで知らなかったけど、この画面は実にいいです。過去の作品もちょっとみてみよう。

いやいやいやいや、ちょっと落ち着いてしらべてみよう。
まず、監督のゲイリー・ロス。何やってたのかなってしらべてみたら・・・『ビッグ』『デーヴ』の脚本、ああ、そりゃいいわ! この2本の脚本やってるんなら間違いない人だ。で監督は『カラー・オブ・ハート』から。でこの『シービスケット』が2本目。『カラー・オブ・ハート』はリース・ウィザースプーンの顔が嫌いで当時パスしたえいがだったのだけど、ちょっとチェックしてみるのもいいかも。

次に撮影監督のジョン・シュワルツマン『ザ・ロック』(1996)、『アルマゲドン』(1998)、『パール・ハーバー』(2001)、『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』(2007)・・・私がみたのはそれくらいだけど、正直それほどインパクトのあるものではなかった。『ザ・ロック』と『アルマゲドン』に関しては、悪くはなかったけど色の仰々しさがちょっと鼻についてたかな。これは監督のこのみなのかな。ということは今回の映画での監督のディレクションが良かったてことかな・・。すっごくシックでいい色をだしていた。通常シーンは望遠でかっこよく、馬が走ってるところは特に望遠がいい。レースシーンの騎手目線の小競り合いは広角をいれつつ、レンズの選択も適切だし画調も素晴らしかった。

しかし、この物語をこれだけ感動的なものにしたのはやはり前半のそれぞれの登場人物の歴史をきちんと書き込んだころだろうなあ。あれで見ている人が、登場人物の誰かしらに、自分自身の悔しい時代を投影させただろう。そうして見る人の感情移入を誘う土台をがっちり構築して、シービスケットが登場してから見てる人の思いをトビー・マグワイアと一緒にシービスケットにせて一気に開放していく。近年まれにみるすごく完成度のたかいシナリオ構成。そしてまわりの制作サイドもそれをきちんと理解してあげられたのだろう。怪獣と戦うウルトラマンだけみてそれで満足するようなバカがスタッフの中にいなかったこともすばらし(最近こういうバカがあまりに多いのでまともな作品が非常にすくない)。

f0009381_4595826.jpg劇中の当時無敵の三冠馬といわれたアドミラルとマッチレース、4人に3人はアドミラルが勝つと思っていたそのレース。しかし最終コーナーまわってシービスケットが魂を開放してやると一気に加速してぐんぐんアドミラルを引き離していく。1馬身、2馬身、3馬身・・一気にぶっちぎって勝ってしまう。あの圧倒的爽快感にしびれた。そして靭帯断裂からリハビリを経て復活したレース。最後尾から怒涛の追い上げ、すべての馬をぬき去りっていくあのスピード。シービスケットが飛び出したらそれだけでどあああああああああああああああああああああああああって体の中から喚起が湧き上がる。ひさびさに文句のない素晴らしい映画をみせてもらった。 すごい!! 傑作だ!!

by ssm2438 | 2009-09-25 04:51
2009年 09月 24日

まごころを君に(1968) ☆☆

f0009381_22474811.jpg監督:ラルフ・ネルソン
原作:ダニエル・キイス
脚本:スターリング・シリファント
撮影:アーサー・J・オーニッツ
音楽:ラヴィ・シャンカール

出演:クリフ・ロバートソン
    クレア・ブルーム

        *        *        *

原作はダニエル・キースの名作『アルジャーノンに花束を』。まだ読んでない人は、死ぬまでに一回は読みましょう。魂が震えます。

原作がいいので映画はダメだろうって思ったらまったくダメだった。すこしはきたい裏切ってほしいものだ。とはいっても小説を読んだのはもう25年以上もまえのこと、映画を見たのも20年くらい前のことなのでかならりうるおぼえなのだけど。そういえばマシュー・モディン主演でも作られましたね。あれも見ましたが、あれもいまいちでした。原作が名作過ぎるとなかなかいい映画にならないですね。ちなみに原作は☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆くらい。名作すぎる名作。

根本的な間違いは、科学批判・体制批判に振れすぎた点。確かに時代はベトナム戦争やってたり、学生運動やってたり、映画はアメリカン・ニューシネマの時代だし、そっちに振れてしまう時代だったののは理解できるけど、この物語の本質はそれじゃないはずなんだけど。
この物語のコアなテーマは純粋な進化への気持ち。一旦は手術でお利口さんになったけど、また逆戻り、でもチャーリーはッ養護施設にいくまえの経過報告のレポートにこんなことを書いてます。原作の最後から2ページ目くらいだったかな、

「本を2~3冊もっていくつもりです。
 今はまだ読めないかもしれないけど、
 一生懸命勉強して必ず読めるようになるつもりです」って。

この映画だと、知能が低かったと筋チャーリーを誰が不幸だっていえる??ってとこをいわんとしてるようですが、やっぱり不幸だったよ。だって本人が賢くなりたいと望んでいたんだから。そりゃあ知識が増えれば心配事も増えるもので、だたからといって知能が低い時の補遺がいいなんていえるわけがない。こういう安易な捕らえ方をされるとかなり頭にきますね。
それに原作のエピソードをもっとも重要なポイントの母親に会いに行くところはない。お利巧さんになってからのチャーリーのエピソードとして主なイベントは4つ。

1、母を思い出していくところ。産んだ子が障害者だったので、それを信じたくない母親はかなりつらくチャーリーにあったっていて、そんな姿を見たくない父親は愛想付かして出て行った。そんな母との思い出をだんだんと思い出しつつ、「僕はうらんでなんかないからね」って伝えたくて愛に行くのに、結果として母を苦しめるだけになってしまった。

2、アリス・キニアンとの恋愛。知能が回復するにしたがって性欲とか妄想するということもでてきて、その恋愛対象が彼女。知能が下がっていく時になってはじめてセックスを体験する。

3、知能が上がった状態で、いろいろと学会にはっぴょうすることもある。同時にあるジャーノンの衰退を目にし、自分もやはり知能が元にもどっていくことへの不安をおぼえる。

4、アリス・キニアンとセックスするまえに、近場の女とセックスを覚える。俗世間的な生活に触れるということ。

個人的には一番せつなかった父親の散発やにいくシーンがけっこう好きだけど、まあ、これは抜かれても仕方がないのでいいんだけど、ただただお利巧さんになって、優先するべきは母との確執をなんとかしたいってことが一番重要だったと思う。なのにそれを削って社会の体制批判だけにもっていってしまったこの話は、原作知ってる人にしてみれば納得いかない。

まあ、そうはいってもとりあえず最低限度のみてくれだけはととのえてる映画ではあるけど。。。

by ssm2438 | 2009-09-24 22:53
2009年 09月 22日

エボリューション(2001) ☆

f0009381_1631181.jpg監督:アイヴァン・ライトマン
脚本:デヴィッド・ダイアモンド
    デヴィッド・ウェイスマン
    ドン・ジャコビー
撮影:マイケル・チャップマン
音楽:ジョン・パウエル

出演:デヴィッド・ドゥカヴニー、ジュリアン・ムーア

        *        *        *

この映画、試写会に応募してあたってしまって仕方なく行った映画。というか、その前に『デーヴ』でヒットとばしていたアイバン・ライトマンだったのでこれもあわよくば・・って思ったら、ずっこけた。グロさとコメディ感があわない。おかげでみてても気持ちよくない。

<あらすじ>
生物学教授のアイラ(デイヴィッド・ドゥカヴニー)と地質学教授のハリー(オーランド・ジョーンズ)は、アリゾナ州の砂漠に落下した隕石の跡地からあっという間に進化し、増幅していくDNAを発見する。大喜びの2人だが、すぐに軍の調査隊に現場を独占されてしまう。各地で謎の生物による事故が続発。アイラたちはショッピングセンターに入り込んできた翼竜を退治するが、このままでは街が新しい生物に占領されるのは時間の問題。アイラの訴えに耳をかさない将軍に呆れた軍の調査官アリソン(ジュリアン・ムーア)も、アイラたちに加わって生物退治に協力する。やがてこの生物は火を触媒に成長し、シャンプーに含まれている成分セレンで破壊されることに気づいたアイラ達は、生物の肛門からシャンプーを大量に注入し、見事人類の危機を救うのだった。

by ssm2438 | 2009-09-22 16:14 | アイバン・ライトマン(1946)
2009年 09月 21日

タワーリング・インフェルノ(1974) ☆☆☆

f0009381_14192292.jpg監督:ジョン・ギラーミン、アーウィン・アレン
脚本:スターリング・シリファント
撮影:フレッド・コーネカンプ、ジョセフ・バイロック
音楽:ジョン・ウィリアムズ

出演
ポール・ニューマン (ダグ・ロバーツ)
スティーヴ・マックィーン (オハラハン消防隊長)
ウィリアム・ホールデン (ジェームズ・ダンカン)
フェイ・ダナウェイ (スーザン・フランクリン)
リチャード・チェンバレン (ロジャー・シモンズ)
スーザン・ブレイクリー (パティ・シモンズ)
ジェニファー・ジョーンズ (リソレッティ・ミューラー)

        *        *        *

『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)の制作で成功をおさめたアーウィン・アレンが二匹目のドジョウをもとめてアクション監督も兼任した超大作を作り上げたのがこれ、『タワーリング・インフェルノ』
サンフランシスコにそびえ立つ138階建の超高層ビル。しかしそのビルでは予算を削るため電気系統の手抜き工事が行われ、落成式の電流過剰により回線がいたるところで焼けただれるアクシデントが発生。設計者のロバーツ(ポール・ニューマン)はオーナーのダンカン(ウィリアム・ホールデン)に135階の会場に300名の来賓を招いて開かれた落成式を直ちに中止するよう進言するが、ダンカンは全く耳を貸さない。81階の備品室でボヤ火災、そうしているうちに序々に深刻の度を増していく。

前回の『ポセイドン・アドベンチャー』よりも理性的に作った感はあるが、さすがに長い。もうちょっと要らないエピソードを省いてコンパクトにまとめられなかったものかと思ってしまう。そうはいっても、火災が表面化するまでの潜在する恐怖とそれを見てみぬ振りをしつつ被害を強大化させてしまう過程は見事。コンセプトは実にすばらしい。しかしスプリンクラーがまったく機能しないビルってのもどうかと思うが。。。
この物語がいいのは、出火したフロア全体がと通れなくなるのではなく、そこにもいくつかの上の階もあがる選択肢があるところ。あと、火災のなかでも、くつろぐ時間があるところがいい。しかし、今見るとさすがにテンポが悪いかな。もうすこし無駄な移動は切り詰めて、ちゃきちゃき展開してほしかったし、無駄にダイブする人も多すぎた(苦笑)。ただ、これを2時間枠に編集しなおしてもういっかい音楽つければそこそこみられるものになるんじゃないだろうか。
ただ、個人的にはこういう話は感情的なドラマにせずに、クールに炎と戦う消防チームと、そこから脱出するための人間の理性の対決してほしきがする。これがプロジェクトXだったらどうなっただろうと考えながらみていた。

この映画、ワーナーと20世紀FOXの共同制作なのだが、主演もダブル主演。しかし意外とスティーブ・マックイーンがたってないんだよな。ポール・ニューマンのほうが主演だろうな。フェイ・ダナウェイ、もともとそんなに美人ではないけど、このころはまだきれいに見えた。あのパニックのなかでノーブラのドレスはとってもサービスしてて良いです。

by ssm2438 | 2009-09-21 13:43
2009年 09月 20日

ヒート(1995) ☆☆☆

f0009381_16534878.jpg監督:マイケル・マン
脚本:マイケル・マン
撮影:ダンテ・スピノッティ
音楽:エリオット・ゴールデンサール

出演
アル・パチーノ (ヴィンセント・ハナ)
ロバート・デ・ニーロ (ニール・マッコーリー)
ヴァル・キルマー (クリス)
ジョン・ヴォイト (ネイト)
アシュレイ・ジャッド (シャーリーン)

        *        *        *

マイケル・マンを始めてみたのは『刑事グラハム/凍りついたよ欲望』だった。それいらいこの監督さんはさりげなく好きだ。『イサイダー』も良かったし、『コラテラル』も結構好き。で、この『ヒート』はというと・・、正直役者さんがあんまり好きじゃないんだな。デ・ニーロアル・パチーノのいまいち好きではないのでそれほど惹かれるものはなかったのだけど、とりあえずみたらそこそこ面白かった。アシュレイ・ジャッド出てるし。

<あらすじ>
ロサンゼルス。ニール・マッコーリー(ロバート・デ・ニーロ)とその仲間たちは、ハイウェイで多額の有価証券を積んだ装甲輸送車を襲うが、新顔のウェイングローが警備員の一人を射殺してしまい、ニールは仕方なく口封じのためにほかの警備員も抹殺してしまう。その事件は殺人課の切れ者警部、ヴィンセント・ハナ(アル・パチーノ)が陣頭指揮たった。
報酬を得て、それぞれの家庭に戻る犯罪者たち。金庫破りと爆破のプロ、クリス(ヴァル・キルマー)には愛妻シャリーン(アシュレイ・ジャッド)がいるが、夫の裏稼業を知る彼女には見えない不安と不満が鬱積している。生粋の犯罪者チェリト(トム・サイズモア)は幼い娘たちのよき父親。一人、帰るべき安らぎの場所を持たないニールだったが、ある夜、グラフィック・デザイナーのイーディ(エイミー・ブレネマン)と出会い、この無垢な娘との新しい世界が広がっていく。
執拗な追跡調査を進めるヴィンセントは二ーるの仲間の二人の家や車に盗聴器をしかけた。ニールたちは銀行襲撃の金を工面するため、貴金属貯蔵倉庫を襲うことにすが、現場ではヴィンセントが待ち受けていた。その気配を敏感に察知したニールは作業の中断を命じ、速やかに引き揚げる。
互いに相手がひと筋縄ではいかない敵と認識したニールとヴィンセントは、ついにあるレストランで対峙した。同じ匂いを嗅ぎ取った2人の間に奇妙な共感が流れるが、互いに次に出会う時はどちらかが死ぬ時だと分かっていた。ニールはイーディを連れて高飛びを決意し、ネイトに段取りを依頼する。しかし、ニールの行動をキャッチしたヴィンセントも空港に向かう。空港の敷地内で対決する二人。死闘の末ニールが倒れ、ヴィンセントは死にゆく彼が差し出した手を握りしめた。

by ssm2438 | 2009-09-20 16:32
2009年 09月 20日

Mr.&Mrs. スミス(2005) ☆☆

f0009381_16302898.jpg監督:ダグ・リーマン
脚本:サイモン・キンバーグ
撮影:ボジャン・バゼリ
音楽:ジョン・パウエル

出演
ブラッド・ピット (ジョン・スミス)
アンジェリーナ・ジョリー (ジェーン・スミス)

        *        *        *

いや、なかなか楽しめた。監督は『ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマン。しかし、特に描くこともない映画。ひたすら頭を空っぽにしてみるだけの映画。たまにはこういうのもいいかな。

<あらすじ>
南米コロンビアで、建築業者のジョン(ブラッド・ピット)とコンピューター・プログラマーのジェーン(アンジェリーナ・ジョリー)は運命的な出会いを果たす。アメリカに帰国後、友人たちの猛反対に耳を貸さず、2人はすぐ結婚してスミス夫妻となった。だがそれから5~6年後、2人はすれ違いを感じて倦怠期に突入する。それもそのはず、ジョンの裏の顔は一匹狼の殺し屋で、ジェーンの裏の顔は暗殺エージェントのエース。お互い敵対する秘密組織の任務を引き受けるプロの暗殺者であることを、ずっと相手に内緒で生活を続けていたのだ。そしてある時、同じターゲットを狙っていた2人は、ついに砂漠のど真ん中でニアミスをする。まもなく彼らは、自分の結婚相手の正体を知ることになった。正体がバレたからには、誰であっても48時間以内に相手を始末しなければいけないのが、この世界の暗黙のルール。かくして2人は、壮大なスケールの夫婦ゲンカを繰り広げることに。ところがこの戦いにピリオドを打つため、それぞれが所属する両組織が組んで、スミス夫妻をまとめて始末する決断が下されてしまった。ここで逃げたら一生追われる身になると悟った夫妻は、2人で両組織に戦いを挑む。その過程で愛を再燃させた2人は、結婚セラピーで、カウンセラーに夫婦の絆は強まったと語るのだった。

by ssm2438 | 2009-09-20 16:17
2009年 09月 20日

ミクロの決死圏(1966) ☆☆☆

f0009381_161277.jpg監督:リチャード・フライシャー
脚本:ハリー・クライナー
撮影:アーネスト・ラズロ
音楽:レナード・ローゼンマン

出演
スティーヴン・ボイド (グラント)
ラクエル・ウェルチ (コーラ・ピーターソン)

        *        *        *

そのむかし『ミクロの決死隊』ある洋モノのアニメがあり、ミスター・ネンリキの「ねんりきぃいいいいいい」って台詞がはやってたことがありました(笑)。

この映画、当時としてはとっても斬新な発想の映画だったのですが、さすがに今見るとちょっとつらいかなあ。物語と関係ないところではラクエル・ウェルチのボーン・キュン・ボーンのボディはとっても魅力的。ただ、顔はあまり趣味じゃないかな。あと、あの潜水艇(?)のデザインはよかったなあ。ちなみにラクエル・ウェルチは、『ショーシャンクの空に』で最後、石投げたらスポっと穴が空く女性のポスタオーがこのラクエル・ウェルチでした。娘さんはタニー・ウェルチ『コクーン』にでてましたね。

f0009381_16123925.jpgf0009381_161564.jpg<あらすじ>
物体を細菌大に縮小する研究を完成したチェコの科学者ヤン・ベネス博士がアメリカに亡命するが、敵側のスパイに車に乗っているところを襲われ、博士は脳出血を起こし倒れた。博士を助ける方法は唯一つ。潜行艇に医師と科学者を乗せ、ミクロ大に縮小し、それを博士の頚動脈に注射することにより、博士の脳内出血部に到達させ、レーザー光線で治療する、というのであった。与えられた時間は1時間。
潜行艇プロテウス号は、脳外科医デュバル(アーサー・ケネデイ)、その助手コーラ(ラクェル・ウェルチ)、循環器の専門医マイケルス(ドナルド・プリーゼンス)、海軍大佐オーウェンス(ウィリアム・レッドフィールド)、それに特別情報部員グラント(スティーブン・ボイド) の5人を乗せて博士の体内に潜入していった。外部とはリモート・コントロールで絶えず緊密な連絡をとる。しかし、実際に潜行艇が血管内を潜行してゆくと、心臓の鼓動は進行を妨げた。彼らは60秒間博士の心臓を止めて、やっとのことで通過、さらにリンパ節内に入る。しかしここでは海草のような網状ファイバーに絡まれ艇は壊滅寸前となった。そこでグラントとコーラ、マイケルスが艇外に出て絡みついたファイバーを必死で除去する。
ようやく艇が脳に入った時、余す時間は6分しかなかった。グラントの超人的な活躍で脳の治療を終えた時、突如外部との連絡が絶えた。、敵側に通じていたマイケルスが艇が破壊したのだ。後4分のうちに体外にでないと博士の生命は無論、彼らも消滅してしまう。出口を捜さんと4人が必死になっていると、後方から 1点の光明がグラントを捉えた。それはバネス博士の目から入る光線だった。涙腺を刺激し、涙とともに体外へ脱出、時間はもはや分をわって秒台に達していた。すばやくミクロ拡大機にあてられ、4人は無事に決死の大冒険に成功した。

by ssm2438 | 2009-09-20 15:46