西澤 晋 の 映画日記

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2011年 10月 31日

パラサイト・イヴ(1996) ☆☆

f0009381_0302919.jpg監督:落合正幸
脚本:君塚良一
撮影:柴崎幸三
音楽:久石譲

出演:
三上博史 (永島利明)
葉月里緒菜 (永島聖美/Eve1)

       *        *        *

葉月里緒菜・・・、どこいっちゃったんでしょうね?

<あらすじ>
大学の薬学部に所属する生物学者の永島利明(三上博史)は、自動車事故でに妻の聖美(葉月里緒菜)を失う。以前に腎バンクに登録していたの腎臓は、腎不全に苦しんでいる麻里子という少女に移植されるが、利明は移植に同意する条件として、聖美の肝臓を摘出してくれるよう執刀医に頼み込んだ。手術は無事に終わり、聖美の肝臓を手に入れた利明は、大学の実験室でその細胞の培養を始める。
その後、聖美の腎臓を移植された麻里子の腎臓内のミトコンドリアが異常なスピードで増殖しはじめる。利明が培養していた肝細胞にも同様の異常が見られる。それは10億年前に人類にパラサイトしたミトコンドリア“イヴ" で、聖美の姿を借りて利明の前に現れるたイヴは、利明の精子を搾取して去っていく。イヴは10億年もの間、究極の生命体を誕生させる時を待ち続け、聖美の体内で彼女をコントロールしながら、利明と聖美の運命をも操作してきたのである。究極の生命体を生み出すべく、イヴは次に健康な卵子を求めて麻里子の子宮を狙ったが、利明はイヴの中に眠る聖美の記憶に直接呼びかけ、麻里子を救い出すことに成功した。こうしてイヴの計画は阻止され、利明は聖美の記憶を抱いたイヴとともに炎に包まれる・・。

f0009381_0323379.jpgこのあとヌードの写真集はだしたけど、この映画ではボディスーツでの登場。うむむむ、もったいない。だったら先にだしとけよって思ってしまいます。まあ、いろいろあったのでしょう。

それはさておき、物語はグレッグ・ベア『ブラッド・ミュージック』を期待したのだが、出来上がったものはうむむむむ・・・・、普通の二本のオカルトSFになってしまいました。もうちょっと高尚なものを期待したのだけれど・・・。だいたいミトコンドリアがどんなに知性もっても、前を走ってるトラックのロープがはずれて後ろのドライバーに荷台の荷物が落ちてきて刺さったりしないだろう。

なんかな・・・・、発想は良さそうだったにイマイチはずれたほうに落ちていった気がする映画でした。なんで『オーメン』みたいにオカルトに振るかなあ。多分原作者も『ブラッド・ミュージック』を狙ったんだとおもうのだけど・・・はあ、もう一回正統派SFとして練り直したい一本ですね。

by ssm2438 | 2011-10-31 23:30
2011年 10月 31日

ジェイド(1995) ☆☆

f0009381_13571959.jpg原題:JADE

監督:ウィリアム・フリードキン
脚本:ジョー・エスターハス
撮影:アンジェイ・バートコウィアク
音楽:ジェームズ・ホーナー

出演:
デヴィッド・カルーソー (コレリ警部補)
リンダ・フィオレンティーノ (カトリーナ・ギャビン)

       *        *        *

うむむむむむ、かつての栄光はどこに・・・、でもカーチェイスはやっぱりフリードキン!!

富豪メドフォードが惨殺された事件を調査する検事補コレリ(デヴィッド・カルーソー)。彼はメドフォードのパーティに招かれたパトリスという女性からジェイドという謎の女の存在を知る。コレリは、友人の弁護士のギャビンの妻カトリーナ(リンダ・フィオレンティーノ)がジェイドではないかと疑う。そして調査をすすめるうちに徐々にカトリーナの魅力にはまっていくコレリ。

ウィリアム・フリードキンといえば、アカデミー賞を獲った『フレンチ・コネクション』『エクソシスト』で、リアリズムを提示してくれた狂人的な監督さんの一人。私は大好きなのですが、この2本の後はかなり残念な映画ばかりというのが現状。そのなかのひとつがこれ。ただ、あいもかわらず、カーチェイスだけはフリードキン!

『フレンチ・コネクション』では高架下を車でぶっとがして犯人を追うジーン・ハックマン
『L.A.大捜査線/狼たちの街』では、ハイウェイ逆走カーチェイス。
いつもながらはらはらどきどきのカーチェイスシーンを提供してくれるフリードキン。今度はなにをやってくるかな・・と思ったなら、中国人街大突破のカーチェイス。これは久しぶりにびっくりした。カーチェイスというのは猛スピードで障害物をはらはらどきどきしながらなんとか交わしていくものだけど、それを逆手に取ったスローなカーチェイス。
犯人を追いたい!っと思うのだけど、行く手には中国人。通りいっぱいの中国人。そんな中に犯人の車が逃げ込んでしまう。最初はばったばったとなぎ倒すのだけどさすがに多くてそんなわけにはいかない。逃げてる犯人の車も・追ってる主人公の車もひき殺さないようなスピードで進むしかない。もちろん中国人からの非難ごうごう、回りにゾンビみたいにたかってきては、物を投げたり車を叩いたり。そんな罵声のなかをなんとか人をかきわけ書き分け進むという超ストレスたまりまくりのカーチェイス。
こんなカーチェイスも撮れるんだとびっくり。こういうのが絵になるって思うフリードキンってほんとにすごいなあって感心してしまう。カーチェイ至上に名を残すべき、スローでもっともイライラのたまる貴重なカーチェイスです。

シナリオは、『氷の微笑』以降(もっともその前からかもしれないが・・)手抜きないごとがやたらと目に付くジョー・エスターハス。今回もなんとなくエロチックな話を絡めてはいますこの話だからどうのこうのという差別化はされておらず、フリードキンの遅いカーチェイスくらいしか思い出にのこらない話。

主人公がデヴィッド・カルーソーというもちょっといただけない。見た目にクビが細いので、主人公の男をやっても、なんだかタフガイに見えない。『プルーフ・オブ・ライフ』の時もこの人が傭兵部隊のリーダーをやってたがちょっと線が細すぎたかな。
エロを提供してくれるのがリンダ・フィオレンティーノ。でも・・・、もう少し可愛げのある小悪魔的な人はいなかったんでしょうか? シャーリズ・セロン希望!ってのはむりですよね(苦笑)。

by ssm2438 | 2011-10-31 13:57 | W・フリードキン(1939)
2011年 10月 30日

フライング・ジョーズ(2011) ☆

f0009381_2312162.jpg原題:SWAMP SHARK

監督:グリフ・ファースト
脚本:チャールズ・ボロン
    ジェニファー・イウェン
    エリック・ミラー
撮影:ロレンツォ・セナトーレ
音楽:アンドリュー・モーガン・スミス

出演:クリスティ・スワンソン (レイチェル)

       *        *        *

『フライング・キラー』みたいに飛ぶのかと思ったら・・・。

ちっとも飛ばねーじゃん。もっとも、なんでこんなタイトルになったかのほうが不思議で、もう一つのタイトル『キラー・シャーク/沼に潜む恐怖』のほうがぴったり来るでしょう。現代も『SWAMP SHARK』、まさに「沼のシャーク」です。

<あらすじ>
アメリカ南部の沼地。希少動物を密輸販売している悪徳保安官が今回密売しようとしてるのが巨大深海サメ。しかしこれが運搬中に横転、鮫を収納していたコンテナが落ちてしまい、鮫が逃げてしまう。普通は塩分濃度の問題もあり、淡水では生きていけないはずの鮫が沼地で生息し、つぎつぎに被害者がでていく。
ワニ園とそこに在るレストランを経営するレイチェル(クリスティ・スワンソン)は、その被害を与えたのがそこのワニだという疑いをかけられる。レイチェルは巨大な背びれをみたことから、沼にサメが居ると主張。しかし保安官は聞く耳を持たない。かくしてレイチェルは仲間とともにサメ退治にむかうのであった。。

監督は『U.M.A レイク・プラシッド3』グリフ・ファースト。どうも才能ありそうにありません。CGの使い方が下手で、どのシーンもかなしくなってしまいます。根本的にアホなところ、そのシーンにCG鮫をのっけて描くことだけ考えて、その前後のイフェクトがまったく無視されてるので「演出」として下手にみえてしまいます。最後鮫が陸に上がってばたばたやってるのなら、そこにいたるまでに水面に生じた波紋とか、地面の水の後とか、そういった地道な後始末をきちんとやってほしいものです。それができないなら、その部分を画面に入れない工夫をするか・・・。カット割りの段階で効率的に嘘をつくかということは考えてコンテがきれてないとこういったアホな画面しかつくれなくなる・・という見本のような映画。

主役はクリスティ・スワンソン『屋根裏部屋の花たち』『デッドリー・フレンド』でときめいたのもつかぬま、それ以降はなんだかどれみてもダメ。この映画も全然萌える要素ありません。歳取ったらどんどん魅力がなくなった女優さんの一人です。残念・・・・。

『屋根裏部屋の花たち』のクリスティ・スワンソン↓
f0009381_22574668.jpg


by ssm2438 | 2011-10-30 23:04
2011年 10月 30日

デイライト(1996) ☆☆☆

f0009381_21495532.jpg原題:DAYLIGHT

監督:ロブ・コーエン
脚本:レスリー・ボーエム
撮影:デヴィッド・エグビー
音楽:ランディ・エデルマン

出演:
シルヴェスター・スタローン (キット・ラトゥーラ)
エイミー・ブレネマン (マデリン・トンプソン)

       *        *        *

『ポセイドン・アドベンチャー』ふたたび・・・

NYのマンハッタン島とニュージャージーを結ぶ海底トンネルで、チンピラストリートギャングの運転する車が事故を起こし、産業廃棄物を運搬中の車も巻き込まれて大爆発。紅蓮の炎は人々を焼き尽くし、有毒なガスと煙がトンネル内に充満するがトンネルの出口は塞がれたまま何人かの生存者が中に閉じ込められる。そこにたまたま居合わせた元EMS(緊急医療班)のチーフだったキット・ラトゥーラ(シルヴェスター・スタローン)は、事故現場へ危険も顧みずに飛び込んでいく。

やたらとラジー賞でたたかれるシルヴェスター・スタローンですが、この映画はそれほど悪くないのです。といってもこの映画はスタローンが企画したというのではなく、ロブ・コーエンの映画にスタローンが出てるというほうが正しいでしょう。なので、映画のテイストもスタローンの映画のようにみえなくもないけど、やっぱり本質的にはロブ・コーエンのテイストで終始描かれています。
ロブ・コーエンは、こういったエンタメ系のノンストップアクションものはかなり得意で、それも平坦な見え方にならないような見せ方が上手いという印象の人。個人的にはこの人が監督をやった『ステルス』は大好きである。そしてこの映画にも、「こうすれば面白く魅せられる」というツボを知っているなと思える箇所がいくつもあり、ま、それはどこかの映画で見たようなものばかりなのだけど、映像の引き出しは多い人だなと感心する。

この映画のコンセプトは『ポセイドン・アドベンチャー』である。とはいえ、あっちは大海原で180転覆してしまった豪華客船内でのサバイバル。こちらは海底トンネル内でのサバイバル。シチュエーションはたしかにちがうのだげど、事故現場に単身下りていくスタローンが生き残りに合流してからは『ポセイドン・アドベンチャー』をそのまま海底トンネルに移し変えたもの。人が死んでいくプロセスや、当時のジーン・ハックマンにいつでもたてついていたアーネスト・ボーグナインの役どころなどもそのまんま。なので、映画的な正義を貫く主人公の描き方と、実際にこれが起きたらそんな判断はしないだろう・・というギャップに関するいやらしさを感じるところまで一緒である(苦笑)。

<あらすじ>
トンネル内に閉じ込められた生存者たちの生命は風前の灯火だった。内部の酸素はあと3時間しかもたない。偶然、現場付近に居合わせたタクシー運転手キット・ラトゥーラ(シルヴェスター・スタローン)は以前、EMS(緊急医療班)のチーフだったが、任務中に部下を含む3人の人間を死なせた過去があり、それ以来自責の念にとらわれ食を辞していたのである。
巨大な通風口のファンを一時止めることでそこからトンネル内に降下していくラトゥーラ。しかしファンは再び稼動しはじめ、もうそこからは出られない。生存者と合流したラトゥーラは、まとまりのないそれ連中をなんとかリードして生還に導いていく。

ただ・・・最後のほうはちょっとイヤだったなあ。
みんながなんとか脱出できる坑道までたどり着いたが、生存者のなかの一人がつれていた犬と助けにもどる。ほかの連中はそんな犬ほっとけ!というのだけど、ラトゥーラは助けに戻ってしまうわけだ。先の仕事で、「もう生存者はいない!」と判断してその場を去ったら、実はまだいた・・という過去を背負っており、その結果、今回は犬を助けに戻ってしまうわけです。
その結果坑道に登る足場は崩れ、ラトゥーラだけが取り残されてしまう。それを助けようとしたマデリーン(エイミー・ブレネマン)も一緒に溢れ出す水の中に降ちて、もう助からない。ラトゥーラは「お前達は行け」と言って彼らを行かせる。あまりに映画的な主人公の<良い人ぶりっ子振り>を描きすぎて、物語がいやらしくなってしまっている。坑道がくずれるのは、もちろみなさんの退散したあとなのだけど、それも映画的な都合であって、ほんとの現場にいたらそんなことわからない。もうちょっと理性的な展開にできなかったものか・・・。
さらに、その後はなんだかんだと爆発物を仕掛けて、どういう仕掛けなのかわからないけど、とりあえずその爆発に乗じて水面にたどり着くという・・だったら最初からそうしろよ!っておもってしまう。
このワンちゃんを助けるエピソードから最後まではかなりいただけないのはたしかだが、全体の流れや見せ方はロブ・コーエンの魅せ方が冴えていて、画面的には気持ちよく見られる映画だと思う。

by ssm2438 | 2011-10-30 21:50 | S・スタローン(1946)
2011年 10月 29日

ゲッタウェイ(1994) ☆☆

f0009381_15145197.jpg原題:THE GETAWAY

監督:ロジャー・ドナルドソン
脚本:ウォルター・ヒル/エイミー・ジョーンズ
撮影:ピーター・メンジース・Jr
編集:コンラッド・バフ
音楽:マーク・アイシャム

出演:
アレック・ボールドウィン(ドク・マッコイ)
キム・ベイシンガー (キャロル・マッコイ)
ジェームズ・ウッズ (ベニヨン)

       *        *        *

まだこっちのほうがいいかも・・

先の『ゲッタウェイ』は名前だけ見るとサム・ペキンパーウォーター・ヒルスティーブ・マックィーンアリー・マッグローとそろっているのだけど・・・どうも面白くない。だいたい話が面白くない。もっと根本的なところにで語ると「美学」がない。「モラル」もない。主人公を擁護すべき要素がない。ただの金目当てのチンピラ。とにかく、配役が根本的にまちがっていたと思う。
主人公がスティーブ・マックィーンなので、好感度はもてるのだけど、やってる役がクソな役どころ。ヤクザの顔役のくちききで牢から出してもらい、代わりに銀行強盗はたらくというもの。チンピラなのである。
その妻を演じるのがアリー・マッグロー。『ある愛の詩』のヒロインとして有名な彼女だが、どうもチンピラの妻の役はあまり似合わない。受刑者の夫を牢からだすためにヤクザの顔役と寝て都合つけてもらう。こちらも魂が美しくない。
その食い合わせの悪さを解消したのが今回の『ゲッタウェイ』。主人公はアレック・ボールドウィンキム・ベイシンガー。これだとかなり役者と役がシンクロする!
ただ、話はどうにも面白くないのでキム・ベイシンガーのヌードしか観てなかったような(苦笑)。

<あらすじ>
ある囚人をメキシコに逃走させる仕事を請けたドク・マッコイ(アレック・ボールドウィン)だが、わなにはまり逮捕されてしまう。ドグの妻キャロル(キム・ベイシンガー)は暗黒街のボス、ベニヨン(ジェームズ・ウッズ)に体を与えて夫の釈放を勝ち取る。釈放されたドグは、交換条件としてドッグレース場の収益金の強奪を強要される。綿密に練られた計画どおり、襲撃は成功。どたばたあって、結局そのお金をもちにげする二人。警察の追撃を振り切った2人は、エル・パソの安ホテルに着く。やがて追手と激しい銃撃戦が展開。生き延びた2人は、通りかかった老人からトラックを手に入れ、メキシコへ向かった。

by ssm2438 | 2011-10-29 15:15
2011年 10月 27日

台風クラブ(1985) ☆☆☆

f0009381_1318337.jpg監督:相米慎二
脚本:加藤裕司
撮影:伊藤昭裕
音楽:三枝成章

出演:
三上祐一 (三上恭一)
工藤夕貴 (高見理恵)
紅林茂 (清水健)
松永敏行 (山田明)
大西結花 (大町美智子)
会沢朋子 (宮田泰子)
天童龍子 (毛利由利)
渕崎ゆり子 (森崎みどり)
三浦友和 (梅宮先生)

       *        *        *

『ブレックファスト・クラブ』と同じ年の映画だったんだ・・。ちょっと嬉しい。

なぜ嬉しいのかと考えると、共通性があることがその第一番目の要因だろうけど、それぞれの映画がそれぞれをコピーして出来たんじゃなくて、別のところで同じような概念が同時に生まれてることがなんとなくうれしいのである。

中学時代というのは、本物の(大人の)それはまだ経験できてないけど、それをいつか自分達もやるようになるのだなっていう状態を知った時代。それは“H”に限らず、社会生活全般であり、妥協でもある。そんな大人の社会を目前にした<大人予備軍としての中学生>の感性を描いた映画だと解釈した。その時代は自己の確立がすこしづつできあがり、社会の中で自分自身の存在価値もすこしづつ自覚できるようになってくるのだが、そそれをどう使ってっていいのわからない。なので結果としては自我エネルギーの無駄遣いなってしまうのだが・・・、マスタベーションと同じで無駄に射精しても気持ちがいい。

舞台になるのは長野県のどこか。 東京まで中央線で行けるくらいのところで、工藤夕貴がおりたった駅のなまえが中信駅とあったような気がする。駅名はネットでチェックしてもないので、きっと架空の土地なのだろう。
ちなみに学校ロケは長野県佐久市の佐久市立中込中学校で行われたそうな。

相米慎二の撮り方というのは無理やりの長回しを多用するので、登場人物のアップが少ない。なので、誰が誰なのか、判りづらいまま物語が展開するのでイラつく。とりあえずキャラクターの整理しておこう。

○三上恭一(三上祐一)
野球部3年。優等生で、春からは東京の私立高校への進学を希望することになっている。さるげなく哲学的なことを考えている。理恵(工藤夕貴)の恋人でもある。他の女の子にもてる。最後は三島由紀夫をきどって自殺してしまう。

○高見理恵(工藤夕貴)
一応三上の恋人ということになっている。その三上が卒業すると東京に行くことになるので、自分はどうしたいのか、どう出来るのかを模索中。

○大町美智子(大西結花)
三上のクラスメイト。優等生で潔癖症。三上のことを慕っている。健のわるふざけのために、背中に大火傷を負い、健のことを毛嫌いしている。

○清水健(紅林茂)
野球部3年。美智子(大西結花)に恋心を抱いているが、素直に自分の気持ちを表現できず、時々、暴走する。「ただいま」「おかえりなさい」とつぶやく怪しいくせがある。

○山田明(松永敏行)
三上や健の友人。子供っぽい悪ふざけをよくする。よく学校のプールに忍び込んで泳いでいる。

○宮田泰子(会沢朋子)
演劇部3年。由利と同性愛的関係にある。演劇部3人組のリーダー的存在。

○毛利由利(天童龍子)
演劇部3年。「おばあさんが死にそう」といつもそのことを気にしている。

○森崎みどり(渕崎ゆり子)
演劇部3年。泰子や由利とつるんでいるが、二人とはどことなく一線を画している。梅宮に同情的。

○梅宮先生(三浦友和)
三上のクラスの担任。担当科目は数学。若き日の理想を失った無責任な大人の典型。

○小林(尾美としのり)
大学生か浪人。台風の日に東京にやって来た理恵をナンパし、自分のアパートに連れ込む。

<あらすじ>
中央線沿いのどこかの田舎の町。
台風が理恵(工藤夕貴)たちが住んでいる町を直撃する日、理恵は寝坊して学校の始業時刻に間に合わないことを知ると、制服のまま東京へ行ってしまう。一方学校では台風が近づいてきているために、生徒達を山女に帰宅させる決定がくだされる。全員の生徒が帰ったと思いきや、そのことを知らずに授業をサボっていた演劇部の3人と、野球部の三上と清水、そして美智子(大西結花)は学校に残っていた。彼らは入り口が施錠されてしまったため、学校に閉じ込められてしまったのだ。
そのころ、東京に行った理恵は雨のなか原宿で大学生と思われる小林にナンパされる。彼のアパートまでついていくが、「みんなが心配している」と嵐の中駅に向かうが、電車は動いていない・・・。

台風のなか、下着姿の若い女の子がわらべの「もしも明日が…」を歌い踊るシーンは爽やかなエロチシズムを感じてしまう。最後のほうはその下着も脱ぎ捨てておどりまくっているのだが、かんがえてみれば大西結花のはつヌードはこの映画だったということなのかな・・・。
しかし黒い髪と白の下着姿っていいですな。かっこだけ先走ってるチャパツの最近のがきんちょにはあの健全なエロ出せないな。。。

商店街のオカリナの2人組みは・・・・・なんだったのでしょう?
作ってる本人は意味があったのかもしれないけど、見てる人に意味が判らないのはカットしたほうがよかったような・・・。

最後の「犬神家の一族」ショットは・・・・解釈がむずかしいです。
自殺する前に語っている言葉は、ようするに「だらだら生きてる先に『死』があるんじゃなくて、『死』っていうものが絶対そこにあるから、何かをするんじゃないのか? それが『生きる』ってことじゃないか」ってことを良いタイのだけど、『死』が来ないことにはそれを誰も実感しない。だから自分がお前達に実感させてやる!ってことで飛び降りたのだろう。
ただ、それは美化するにあたらない・・ってことがあれなのかなと思った。お前に語ってもらわなくても、そんなことは誰だってそのうち実感していくもの。わざわざ知ったかぶりしてかっこつけても、、所詮はありふれたパフォーマンスでしかないよ・・ってことなのかな。

by ssm2438 | 2011-10-27 13:29
2011年 10月 27日

セーラー服と機関銃(1981) ☆

f0009381_1361021.jpg監督:相米慎二
脚本:田中陽造
撮影:仙元誠三
音楽:星勝

出演:
薬師丸ひろ子 (星泉)
渡瀬恒彦 (佐久間真)
風祭ゆき (マユミ)

       *        *        *

食い合わせの悪い映画でした・・・マル

赤川次郎原作なのだから、所詮まじめにリアリティを追求して撮るべきではない映画。楽しくあっけらか~~んと撮るべき映画なのだと思うけど、けっこう死人もでて、シーンの持つ意味はシリアス。要するに、おちゃらけとリアリティの食い合わせが非常に悪い映画なのです。

赤川次郎の話というのは、オヤジが若い女の子に愛される映画でもある。これは作者自身の夢なのかもしれない。作者自身が小さな演劇部に所属して、オヤジが愛される軽いテイストの話を妄想してできたお話なのだろう。なので、それはほんとに妄想の世界の小話であって、真剣に具現化すると破綻してしまう。
女子高校生がヤクザの親分に・・・在り得ない話である。ヤクザの組の名前が「めだか組」(漢字で書くと「目高組」である)・・・ありえない話である。しかしこの監督の相米慎二は、この在り得ないアトラクション・ムービーにリアリティを持ち込もうとしてしまった。なので感情の処理が非常に微妙なのである。たった4人のめだか組、しかし別の組との抗争で彼らの全員が最後は死んでしまうのである。話自体はありえない話なのだけど、シチュエーションの描写はありえる描写なのである。でも、血のりとかかなり鮮やかでまるで血のりのように見えてしまうのでこれが軽いのである。おかげでどう感情的に処理していいのよくわからないまま物語がおわりまでいってしまった・・(苦笑)。

相米慎二はジム・ジャームッシュのように、ワンシーン=ワンカットで撮る人と思われてるかもしれないが、厳密にはそうではない。たしかにワンシーンをワンカットで撮ることもあるが、ワンシーンをいくつかのカットに別ける時も在る。しいていうなら<長廻しの撮り方>というほうが正しい。
なのでアップが少ないのも特徴のひとつだ。それがアイドル映画に当てはまる撮り方なのかといえば、そうでないのだろうが、当の本人はアイドル映画として撮るつもりはなかったのだろう。

こういう映画も、ジョン・バダムが撮ってくれたら普通に見やすい映画になっていただろうに・・・。
人選を間違うとこうなってしまうという悲しい出来であった。

<あらすじ>
目高組の親分が死ぬ時、遺言として、「跡目は血縁者に」と言い残した。しかし、その跡目となるべき星貴志は交通事故であっけなく死んでしまう。遺言に基づくなら、貴志の子供達に跡目の役がまわることなる。その星貴志には泉という娘(薬師丸ひろ子)がいた。そんなわけで、組員のひとり佐久間真(渡瀬恒彦)から組長になってほしいと頼まれる泉。
当然のごとく拒否する泉だが、引き受けてくれないのなら、組は解散、どこやら組に殴りこんで玉砕するという。彼らを止める方法は泉が組長になり「行くな」というしかなかった。こうして星泉は目高組4代目組長に就任する・・・。


しかし、宣伝は一流だが映画は三流と呼ばれた角川映画、しかしもう一つ一流ものがある。
それはテーマ曲。どの映画もテーマ曲は良いのだ。映画がこれだけ駄作を連打していてもテーマ曲だけはどれも一級品をそろえてくる。さすが角川!

ちなみに、この映画の表紙につかわれる写真で、薬師丸ひろ子の左の頬に血がついているものとそうでないものがある。この血は撮影の時に飛び散った破片でほんとに出来たものであり、メイクの血ではない。それがのちに販売させる拍子で消されていたりする。血がついているほうが本物である!

by ssm2438 | 2011-10-27 01:42
2011年 10月 26日

ねらわれた学園(1981) ☆

f0009381_2220665.jpg監督:大林宣彦
脚本:葉村彰子
撮影:阪本善尚
音楽:松任谷正隆

出演:
薬師丸ひろ子 (三田村由香)
高柳良一 (関耕児)
長谷川真砂美 (高見沢みちる)
峰岸徹 (魔王子)

       *        *        *

痛いぞ、峰岸徹・・・・。

薬師丸ひろ子のビジュアルの力はすごい。ガツンなインパクトである。
しかし・・・、映画はあまりにもクソ映画だった。。。。

<あらすじ>
第一学園高校の2年生・三田村由香(薬師丸ひろ子)には不思議な力がそなわっていた。男友達の関耕児(高柳良一)が剣道の試合で負けそうな時「負けないで」と心で思ってしまうと、耕児が勝ってしまう。トラックの前にでてしまった三輪車をひきもどしたりも出来る。それでだけでなく成績はいつも学年トップだった。そんな由香にライバル心をもやす有川。その有川がトップを目指し「栄光塾」に通い始まるとさらに嫌な性格になり始める。さらに高見沢みちる(長谷川真砂美)が転向してきて、生徒会長に立候補、学園内を強権的管理体制で支配し始める。総ては「栄光塾」の指導者・京極=魔王子(峰岸徹)の意図するものだった。耕児と共に栄光塾に乗り込んだ由香は魔王子とビカビカ対決をする・・・。

大林宣彦は特撮をつかわなければまともな映画を作るのだけどそうでない場合は悲惨な結果になる。この映画などはまるで学芸会レベルであり見るに耐えない。

f0009381_22223265.jpg映画とは関係ないが、峰岸徹の名前をきくとついつい岡田有希子を思い出してしまう。自殺した岡田有希子、その原因となった「Mさん」とはいったいだれなのか・・という話題でもちきりになり、当初マスコミはそれをM岸徹であるかのように報道していた。が、実際は、既に松田聖子と結婚していた神田M輝だったらしい。当時神田M輝の所属していた石原軍団がスキャンダル封じ込めのためにダミーとして立てたのがM岸徹だったというはなしである。

この岡田有希子は、すっごい頑張り屋さんだった。ビジュアルは特に好みというわけではないが、生き様は素敵だった。彼女の母親は芸能界入りするために「学年の成績が1番になること・中部統一模擬試験(現『新・中統テスト』)で上位5位以内に入ること・向陽高校に合格すること」の3つの要件を提示したが彼女は努力と根性でそれをクリアしてしまった。こういう人は愛してしまう。

by ssm2438 | 2011-10-26 22:23
2011年 10月 26日

野性の証明(1978) ☆

f0009381_1650171.jpg監督:佐藤純彌
原作:森村誠一
脚本:高田宏治
撮影:姫田真佐久
音楽:大野雄二

出演:
高倉健 (味沢岳史)
薬師丸ひろ子 (長居頼子)
中野良子 (越智朋子/美佐子)
夏木勲 (北野刑事)
三國連太郎 (大場一成)

       *        *        *

無能の証明・・??

自衛隊特殊工作隊の隊員だった味沢(高倉健)は、除隊ののち、東北地方の羽代市で保険外交員をしていた。羽代市は大場総業会長大場一成(三國連太郎)に支配されており、その不正を暴露しようとしていた羽代新報の記者・立山が谷に落ちて死亡する事件が起きる。警察はホステスの明美と同乗していた立川の酒酔運転による事故として処理したが、明美の死体は見つからなかった。同僚の越智朋子(中野良子)は、この事件に疑問をもった。明美に多額の保険金がかけられていたため、味沢もこの事件を調査することになる。

『人間の証明』につづく森村誠一の第二弾。
要するにジェイソン・ボーンが保健調査員になってある殺人事件を調査する過程で、地方行政にからむ巨大な陰謀と接触、これに戦いを挑んでいくというもの。話だけなら誰がどうつくっても普通におもしろくなりそうな話なのである。
しかしこの映画、ひどい。かなり大雑把。というか・・、演出が超ダサい。演出だけでなく、音響制作もかなりしょぼい。音もありきたりだし、BGMもなんだかひどい。もうちょっと何とかならんのですか???
なので、さっきブックオフで原作かってきて読んでみようとおもった。アマゾンの中古にしようかとも思ったが、送料入れると50円くらいしかちがわないので、このさいすぐ手に入るブックオフで買ってきたが・・・400円とはちと古本にしては高くないか???

この映画でデビューを果たしたのが角川3人娘の長女、薬師丸ひろ子
彼女の役どころは主人公の味沢の養女となった予知能力のある頼子という女の子。頼子は東北のある村に住んでいたが、その村で無差別殺人事件が発生、頼子の父親が正気を失い斧をもって村人を殺していったのだ。そのとき、特殊工作隊の隊員だった味沢は単独踏破訓練中でその事件に遭遇した。特殊部隊のの訓練中は民間人との接触は禁止されていたが、この事件を目撃した彼は、実の娘を殺しそうになっているその男から斧を奪い、その男の脳天をかち割った。
味沢はこの事件に接触したことにより、自衛隊を除隊、その惨殺事件の唯一の生き残りの頼子を養女としてひきとり一緒に住んでいた。頼子はその体験がトラウマになり、精神崩壊のなかささやかな予知能力をもつことになった・・という設定。
しかし、この予知能力というのがこの物語に必要な要素だったのかどうかはかなり不明。というか、多分不要。この物語にそんなスーパー超人的特殊能力などなくても成り立つし、ないほうがリアリティがあっていいはずなのだけど・・・。

この物語を語るとき重要なのは、主人公がもつ力(=特殊工作隊員としての力)をどう普通の暴力と差別化して描くかということにかかっている。この殺しのプロの格闘スタイルや、行動様式をきちんと描けば誰が監督やったってそこそこ面白いものになるはずである。しかし、残念ながらこの監督だけにはその才能は無かった。とにかく特殊工作隊員の技がすごくないので、どこをみてもつまらないのである。

by ssm2438 | 2011-10-26 16:50
2011年 10月 26日

ビューティフル・マインド (2001) ☆☆

f0009381_1435678.jpg原題:A BEAUTIFUL MIND

監督:ロン・ハワード
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
撮影:ロジャー・ディーキンス
音楽:ジェームズ・ホーナー

出演:
ラッセル・クロウ (ジョン・ナッシュ)
ジェニファー・コネリー (アリシア・ナッシュ)
エド・ハリス (パーチャー)

       *        *        *

おおお、キャンパス内で碁をうっとる!! 当時囲碁がそんなとこまで普及してたのか・・・。ちと感動。

物語は、ノーベル経済学賞を受賞した実際の数学者ジョン・ナッシュの半生を描いたもので、2001年のアカデミー作品賞他、数々の賞を受賞している。
・・・・んが、個人的にはこの映画がそれほど面白いともおもえない。同年のノミネート作品をみると『ゴスフォード・パーク』『イン・ザ・ベッドルーム』『ロード・オブ・ザ・リング』『ムーラン・ルージュ』と、映画不作の年を感じさせるラインアップだ。ちなみに、NY批評家協会賞全米批評家協会賞『マルホランド・ドライブ』に作品賞を与えている。確かに他の作品に比べるとこの選択は正しいようにも思えるが・・・・、『マルホランド・ドライブ』というのは、私も嫌いではないのだけど、かなりゲリラ的な作品で、あんまり作品賞とかあげたくないなあ(苦笑)。これに作品賞あげないといけないというのは・・・やっぱり良質の作品がほとんど無かった年だったのだろう。

この映画のポイントは、「娯楽映画の手法で、伝記映画を撮った」というところだろう。
ロン・ハワードは、元来エンタメ系の判り易い映画を撮る人で、撮る映画のカラーもロバート・ゼメキスとロン・ハワードって似ている。専門家受けはしないけど、大衆受けはする映画を撮る人だった。個人的は『ガン・ホー』が大好きである(笑)。
そんなロン・ハワードが、徐々にシリアス系に流れ、他の人だったらもっと深刻に撮りそうな題材をエンタメ系に撮って、大衆受けする作品にしあげるような路線になってきた。しかしメンタル面でのインパクトはかなり微弱なの私的にはものたりなさを感じてしまう。。。

天才的な頭脳を持つ人は、コミュニケーション能力に欠陥がある人が多い。これはコミュニケーション能力に欠陥があるから、心理追求能力に秀でてきたのかもしれない。
この物語の主人公も「統合失調症」(=精神分裂病)という精神的な問題を抱えていた。芥川龍之介高村智恵子(高村光太郎の妻)もこの疾患である。個人的にはこの原因追求をしてほしかったな。真実は本人の心の闇の中にしかないのだろうが、それをあたかもこれが本当のように説明できる、描き方ってできなかったものだろうか。この人は、子供の頃からある精神的満足を求め続けていたのだけど、それがなんらかの影響で得られないことをずっと我慢し続けるしかなかったから、こんなになっちゃった・・みたいな。
まだ生存されている方なので、その人の人生を他人がああだこうだと語るのは不謹慎というものだが、ドラマとして作る以上はもうすこし精神の闇を探求してほしかった。
結果としてこの映画は、そうなちゃった状態における妻との関係と、「ないもの」をあえて見ようとする主人公の漫画的な描写だけにおわってしまった感がある。。。

もう一つ残念だったのがジェニファー・コネリー。この映画でアカデミー助演女優賞を貰っているのだが、なんでここまでやつれてしまったのか・・・・。この人が持っていたデビュー当時の神秘的な輝き(特に彼女の目は素敵だ)はどこに行ったのでしょう。当時の彼女を知っている世代としては、ちょっとこのやつれ方は悲しかった。。。
人間の顔は左右対称ではなく、寝てるときの向きとかどちらの奥歯で噛むのかという生活習慣によって顔はゆがんでくる。デビュー当時の彼女は普通に脂肪ものっていたので、総てがバランスよくみられたのだけど、この映画のときに彼女はやせ細って骨格がモロにみえて、顔のゆがみがかなり気になってしまった。申し訳ないけど、もう「ジェニファー・コネリー=神秘的に美しい」という概念は崩壊した。痛かった。正直なところこんなジェニファー・コネリーは見たくなかった・・・。映画はカスでも『恋の時給は4ドル44セント』のほうがまだ良いかも(苦笑)。

<あらすじ>
プリンストン大学大学院を出たナッシュ(ラッセル・クロウ)は、周りに変人扱いされながらも数学の研究に没頭していた。そんなある日、政府の役員パーチャー(エド・ハリス)にソ連の暗号解読を依頼される。その頃の世界情勢は、朝鮮戦争が終わった頃であり、水面下で米ソの勢力争いが続いていた状態だった。ナッシュの好奇心は新聞や雑誌の記事にまり広がり、そこで暗号化された情報がやり取りされているかもしれないという疑心暗鬼におちいり、ありそうにもない新聞記事のなかから法則性を見出そうと熱中するようになる。
一方私生活では、彼の講座に参加するアリシア(ジェニファー・コネリー)と愛を交わすようになり、2人は結婚する。結婚後も極秘の諜報任務は続いていたが、命の危険を感じる出来事も重なる。それは偶然なのか、それとも狙われたものなのか、それも判らないまま日々、疑心暗鬼がつのっていく。やがてナッシュは幻覚に悩まされるようになっていった・・・。

by ssm2438 | 2011-10-26 14:35