西澤 晋 の 映画日記

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2012年 01月 21日

メガ・シャークVSクロコザウルス(2010) ☆

f0009381_10583522.jpg原題:MEGA SHARK VS CROCOSAURUS

監督:クリストファー・レイ
脚本:ナオミ・セルフマン
撮影:アレクサンダー・イェレン
音楽:クリス・ライデンハウア

出演:
ジェイリール・ホワイト (テリー・マコーミック博士)
ゲイリー・ストレッチ (ワニ博士、ニール・パットマン)
サラ・リーヴィング (エージェント・ハッチンソン)

       *        *        *

これらの作品って、パッケージを作ることだけに楽しみを見出してるのではないだろうか・・・。


男との子って、糞映画だと判っていてもついつい見てしまうのが、大きなものとエロもの・・。
しかし、このメガシャークはでかいぞ。その背びれはアメリカの戦艦のブリッジほどもある。その背びれだけみるとおそらく戦艦の5~6倍はあるだろうと思われる。しかし、海からジャンプし、戦艦の上を跳び越しながら尾びれでかわいらしくブリッジをはたいていったりするところは戦艦の1/3~1/4くらいの大きさにしか描かれないあさはかさ・・、「背びれさっきより小さいんですけど~~~」っていいたくもなるがそんなことはお構いなし・・・、統一性がまるでない・・・、あまりにもお子様レベルのCGにびっくりしてしまう。
それに対抗するのが巨大ワニ。いちおうタイトルにも「クロコサウルス」と書かれているので、ただのワニではないのだろうけど、またこれが小さいくなったり大きくなったり・・・。

f0009381_1141325.jpg最後は核ミサイルを搭載した潜水艦を飲み込んだ、メガシャークとクロコサウルスが戦うのだけど、なんで戦うのか良くわからなかった。あまりにくだらないのでチャンネルをかなり廻してたのでその間になにかあったのかもしれないが、この監督らに「この2体の生物がなぜ戦うのか?」などとちうモチベーションを設定しようなんて頭が回るのかは疑問。さらにその戦い方がすごい。お互いの尻尾を噛んで、ネズミ花火のようにくるくるまわりだけ・・・たはははははは・・・。最後は海底火山におびき出されてまとめてドカン・・・。

・・・おい、メガシャークのなかには核ミサイルつんだ潜水艦あったんじゃなかったっけ???


ちなみにこれ(→)はアメリカで販売されてるDVDのパッケージ。
こちらも描いてるひとはかなり愉しんで描いてると思う(笑)。

by ssm2438 | 2012-01-21 10:58
2011年 12月 10日

300 <スリーハンドレッド>(2007) ☆

f0009381_227056.jpg原題:300

監督:ザック・スナイダー
脚本:ザック・スナイダー
    マイケル・B・ゴードン
    カート・ジョンスタッド
撮影:ラリー・フォン
音楽:タイラー・ベイツ

出演:
ジェラルド・バトラー (レオニダス)
レナ・ヘディ (王妃ゴルゴ)

       *        *        *

画「空気の濁り」の大切さが解らない奴ってバカだと思う。

『ガッチャマン』も『デビルマン』も、なぜCGでつくるとつまらないのかっていうことをいい加減CGクリエイターたちは気づくべきだ。この映画もそう。そこには、空気の濁りがない。なので、画面に本物感がない。まるで真実を追究できないCG屋が、それがなぜかもわからず、ただ、アプリケーションだけをつかって映像をつくっているようにしかみえない。
映画を見てる人はドラマを愉しみたいので、ドラマが作り物だとわかれば冷めてしまう。感情移入も糞もできない。そんなものをみて、面白と感じるわけがない。なぜ、CGを多用してる映画を、つまらないと感じるのか、そのワケをいい加減理解してもよさそうなものなのに・・・。

<あらすじ>
なんか画面の中で動いてる・・・・。
糞!

こんなの映画じゃねえ。ただのCG遊びだ。

by ssm2438 | 2011-12-10 22:10
2011年 11月 24日

ゴリラ/アーノルド・シュワルツェネッガー(1986) ☆

原題:RAW DEALf0009381_23154529.jpg

監督:ジョン・アーヴィン
脚本:ゲイリー・M・デュヴォア
    ノーマン・ウェクスラー
撮影:アレックス・トムソン
音楽:トム・バーラー

出演:アーノルド・シュワルツェネッガー (カミンスキー)

       *        *        *

映画の撮り方が下手!

元FBIの捜査官だったマーク・カミンスキー(アーノルド・シュワルツェネッガー)だが、今はホされて片田舎の交通取締警官になりさがっている。そんな彼をFBI捜査長官シャノン(ダレン・マックギャヴィン)が訪ねて来くる。
シャノンは個人的にカミンスキーを雇いシカゴ最大のファミリーのボス、パトロヴィタ(サム・ワナメイカー)を壊滅すべく組織に潜入させようというのだ。ジョーイ・P・ブレナーと名乗って、彼らの組織の用心棒として彼らの仲間にはいっていくカミンスキー。
      <中略>
怒りに燃えたカミンスキーは、ショットガンと自動拳銃で身を固め、パトロヴィタのアジトヘ単身、乗り込み、すさまじい銃撃戦のすえ、組織を壊滅させる。

いけどもいけども緊張感のない画面の連続は勘弁して欲しい。ローリング・ストーンズの「サティスファクション」をカーステレオから流しながら、敵のアジトを襲撃するのだが、これもなんだかカッコ悪い。なにからななまで緊張感のない画面にぼーぜん。編集もズタボロなんだけど、それ以前に撮り方がすべてダメ。これをカットを短くつまんで編集してもカスにしかならないだろう。

by ssm2438 | 2011-11-24 23:16
2011年 10月 26日

ねらわれた学園(1981) ☆

f0009381_2220665.jpg監督:大林宣彦
脚本:葉村彰子
撮影:阪本善尚
音楽:松任谷正隆

出演:
薬師丸ひろ子 (三田村由香)
高柳良一 (関耕児)
長谷川真砂美 (高見沢みちる)
峰岸徹 (魔王子)

       *        *        *

痛いぞ、峰岸徹・・・・。

薬師丸ひろ子のビジュアルの力はすごい。ガツンなインパクトである。
しかし・・・、映画はあまりにもクソ映画だった。。。。

<あらすじ>
第一学園高校の2年生・三田村由香(薬師丸ひろ子)には不思議な力がそなわっていた。男友達の関耕児(高柳良一)が剣道の試合で負けそうな時「負けないで」と心で思ってしまうと、耕児が勝ってしまう。トラックの前にでてしまった三輪車をひきもどしたりも出来る。それでだけでなく成績はいつも学年トップだった。そんな由香にライバル心をもやす有川。その有川がトップを目指し「栄光塾」に通い始まるとさらに嫌な性格になり始める。さらに高見沢みちる(長谷川真砂美)が転向してきて、生徒会長に立候補、学園内を強権的管理体制で支配し始める。総ては「栄光塾」の指導者・京極=魔王子(峰岸徹)の意図するものだった。耕児と共に栄光塾に乗り込んだ由香は魔王子とビカビカ対決をする・・・。

大林宣彦は特撮をつかわなければまともな映画を作るのだけどそうでない場合は悲惨な結果になる。この映画などはまるで学芸会レベルであり見るに耐えない。

f0009381_22223265.jpg映画とは関係ないが、峰岸徹の名前をきくとついつい岡田有希子を思い出してしまう。自殺した岡田有希子、その原因となった「Mさん」とはいったいだれなのか・・という話題でもちきりになり、当初マスコミはそれをM岸徹であるかのように報道していた。が、実際は、既に松田聖子と結婚していた神田M輝だったらしい。当時神田M輝の所属していた石原軍団がスキャンダル封じ込めのためにダミーとして立てたのがM岸徹だったというはなしである。

この岡田有希子は、すっごい頑張り屋さんだった。ビジュアルは特に好みというわけではないが、生き様は素敵だった。彼女の母親は芸能界入りするために「学年の成績が1番になること・中部統一模擬試験(現『新・中統テスト』)で上位5位以内に入ること・向陽高校に合格すること」の3つの要件を提示したが彼女は努力と根性でそれをクリアしてしまった。こういう人は愛してしまう。

by ssm2438 | 2011-10-26 22:23
2011年 08月 19日

パルプ・フィクション(1994) ☆

f0009381_20591662.jpg監督:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
撮影:アンジェイ・セクラ
編集:サリー・メンケ

出演:
ジョン・トラヴォルタ (ビンセント・ベガ)
サミュエル・L・ジャクソン (ジュールス・ウィンフィールド)
ユマ・サーマン (ミア・ウォレス)

       *        *        *

私の嫌いな<ホモ・マゾ・バイオレンス>の映画。とにかく生産性のない、ただいたぶるだけのバイオレンスが大嫌いなわたしにとっては、もう受け付けない世界。こんな映画のどこがいいんだ? 当時『レザボアドッグス』で名をはせたクエンティン・タランティーノなので、好かんのは判ってるけど、一度は見ておこうかと思って劇場に足を運んだが、むかむかして途中で出てきた映画。そのあと何回かテレビで断片的にみてしまったので一応観たことにはなってしまうが・・・、ああ、こんなのなんで全部見てしまったんだ??? だいたい3つの話がなんで一つの映画にいれこまれなきゃならんのだ??? 意味不明。

しかし、なんでホモマゾバイオレンス系の人間っているんでしょうねえ。いつもファンタジーの世界でお下劣な妄想して、それを現実でやってみたいと思う欲求はあるけど実際にはできなくて、でもやってしまって人間は犯罪者になる。そのくせい現実世界では決して生産的な思想はもてない。ああ、好かん、好かん。

<あらすじ>
ロサンゼルスの朝、コーヒーショップで不良カップルのパンプキン(ティム・ロス)とハニー・バニー(アマンダ・プラマー)が突然立ち上がり強盗を始めるところから物語りは始まる。しかし、これは実は中盤の出来事であり、物語はその場に居合わせた2人の殺し屋ヴィンセント(ジョン・トラボルタ)とジュールス(サミュエル・L・ジャクソン)の回想が先である。

この2人はギャングのボス、マーセル・ウォレス(ビング・ライムス)の集金係をやっていたて、盗まれたスーツケースを取り戻しにいって、盗んだ男を撃ち殺して買ってきてたところだった。
このファミレル強盗の結末は最後に語られるだのが、なんとか切り抜けたのだろう。
一方そのボスは、ボクサーのブッチ・クリッジ(ブルース・ウィリス)に負けることを命じていたが、こともあろうにブッチは勝ってしまう。八百長の依頼金を受け取っていたブッチは恋人ファビアン(マリア・ディ・メディルシュ)と逃げようとするのだが、父の大切な形見である金時計を忘れていることを知り、危険を覚悟で再び自分のアパートに戻る。そこにはヴィンセントが待機していたが銃を置きっぱなしにしてトイレに入っていたヴィンセントは逆にブッチに撃たれて死んでしまう。そのごごたごたあるが、結局ブッチはそファビアンとともに街を離れることに成功する。
物語の最終章は一応ここにあるようだ。

ああ、クソ映画クソ映画。

by ssm2438 | 2011-08-19 20:59
2011年 07月 31日

ルパン三世 念力珍作戦(1974) ☆

f0009381_7563942.jpg監督:坪島孝
企画:赤塚不二夫/中山千夏
原作:モンキー・パンチ
脚本:長野洋
音楽:佐藤勝

出演:
目黒祐樹 (ルパン三世)
田中邦衛 (次元大介)
江崎英子 (峰不二子)
伊東四朗 (銭形警部)

       *        *        *

どこをとってもクソ映画。

<あらすじ>
ルパンは、世界宝石展開催中の会場から大量の宝石を奪うが、不二子に横取りされてしまった。不二子にふられ、マカ・ローニ一家系列の暗黒街のボスの命を受けた殺し屋に狙われて、いささか疲れたルパンは、自ら警察に出向いて刑務所で休息することにした。ルパン逮捕を知ったマカ・ローニ一家は、邪魔者がいなくなったと安心し、宇宙人をモデルにしたという古代の土偶を盗み、大資本家に売りつける念力作戦にとりかかった。不二子は、土偶を横取りしようとするが、逆に捕われてしまった。刑務所で不二子危機の情報を得たルパンは、早速脱獄して不二子救出に向かう。

なんでもルパン三世というのは、フランス生まれの怪盗ルパンの血をひくこそ泥某で、二世が「ルパン帝国」と呼ばれる泥棒貴族の一派を築き上げたとか。しかし、怪しい犯罪組織マカ・ローニ一家に潰されて、日本人を母に持つルパン三世だけが生きていた。この男、爺さんゆずりの盗みの天才だが、女に弱いのが玉にキズ。このルパンを追っているのが、銭形平次の子孫・銭形警部、大岡越前守の子孫・大岡、遠山金四郎の子孫・遠山ら・・ということになっている。

有名な漫画『ルパン三世』の実写映画。企画が赤塚不二夫だったりするからなのか、くだらないギャグがおおいくてひどい。ルパン三世ってキャラは、現実のなかでドラマを構築しないと面白くない。それを在りえない演出(仮面ライダーのように、「とおーっ」てジャンプして場所移動とか)でみせる。画面上だけのどたばたで、社会的だけに終始し、理屈のない演出なのであまりにくだらない。総てが才能ないかたまりで出来たような映画。

ただ、このクソ映画を最後まで見てしまったのは、途中「不二子が敵に捕まる」というエピソードがあったからだろう。男の子というのは、劇中のヒロインの女の子が的に捕まっていじめられるのを見るのが好きなようにできているらしい(笑)。それだけで見るモチベーションはあがるのだけど、そんな期待を裏切るシーンばっかり(苦笑)。
ちなみに今回の映画で不二子を演じたのは『大江戸捜査網』などにでてた江崎英子さん。ナイスボディでもチャーミングでもないのだが、モデルとなった『あの胸にもう一度』マリアンヌ・フェイスフルっぽいファッションだけはしていた。

by ssm2438 | 2011-07-31 07:58
2011年 04月 24日

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー(2004) ☆

f0009381_11201353.jpg監督:ケリー・コンラン
脚本:ケリー・コンラン
撮影:エリック・アドキンス
音楽:エドワード・シェアマー

出演:
ジュード・ロウ (スカイキャプテン=ジョー・サリバン)
グウィネス・パルトロー (ポリー・パーキンス)
アンジェリーナ・ジョリー (フランキー・クック)

       *        *        *

くそ、クソ、糞!

レトロフューチャーの冒険活劇モノ。
ブルーバックで人間は演技して、背景をCGでつくって合成するつくりで作った映画なれど、画角をコントロールする発想がないCG業界の絵心のかけらもない糞ども背景つくってるのでどの画面も全部糞。
きちんと撮影して効果的にCG使えばかなり楽しいありきたりの冒険活劇映画になっていたのに・・。才能ない人間がこの手法でつくると映画として糞にしかならないという、日本で言うなら『デビルマン』か『キャシャーン』かっていうくら、才能のさながいっぱいつまってる映画。

<あらすじ>
1939年、ニューヨーク万国博覧会の年、世界中の大都市に奇妙な巨大ロボット軍団が飛来し、人間を襲い始めたのだ。科学者連続失踪事件を追っていたNYクロニクル紙の敏腕新聞記者ポリー・パーキンス(グウィネス・パルトロウ)は、もと恋人の空軍のエースパイロット、スカイキャプテンことジョー・サリヴァン(ジュード・ロウ)とともに、この事件の首謀者、トーテンコフ博士の企てたノアの箱舟&地球滅亡計画を暴き、世界の平和を取り戻すのだった。

by ssm2438 | 2011-04-24 11:29
2011年 02月 17日

キングコブラ(1999) ☆

f0009381_17394392.jpg監督:デヴィッド・ヒレンブランド/スコット・ヒレンブランド
脚本:デヴィッド・ヒレンブランド/スコット・ヒレンブランド
撮影:フィリップ・D・シュワルツ
音楽:デヴィッド・ベレル

出演:
ケイシー・ファロ (ジョー・ビデル)
スコット・ヒレンブランド (Dr. ブラッド・ケイガン)
パット・モリタ (ニック・ハシモト)

        *        *        *

蛇がハリボテ・・・、まるで生命感なし。おまけに死んだ振りまでするぞ!? 

DNA操作で生れた巨大はキングコブラのハリボテが人々を襲うモンスター・パニック映画。
高校のこともが学芸会ようにつくったはりぼての気ぐるみがおちてるとおもったら、それがどうもこの映画では、生きているキングコブラで死んだ振りしてたらしい。蛇目線カメラもまるで直進するし・・、もうすこし蛇の動きを考えてカメラワークをつけたらどうなんだ??って思ってしまった。おまけにでっかい蛇がでてくるときも、まるだ誰かADさんがフレーム外で引っ張ってるように直進する。いまどきの映画でCGつかってない蛇なんてひさしぶりにみたよ。まるで『魔人ハンター・ミツルギ』のような特撮だ!

<あらすじ>
遺伝子学の権威であるアーウィン教授は、キングコブラとガラガラヘビのDNAを組み合わせ、最強のヘビを誕生させることに成功したが、研究所で事故が発生、そのキングコブラが姿をけす。それから二年後、これから町の運命をにぎるビール祭りが開催され、人々がその町に集まっているとき、そのコブラは再び姿をあらわす。町の有志は、蛇ハンターのニック・ハシモト(パット・モリタ)とともにキングコブラを捕獲しようと試みるが・・・。

by ssm2438 | 2011-02-17 17:39
2010年 10月 05日

WR(ウィルヘルム・ライヒ):オルガニズムの神秘(1971) ☆

f0009381_1755252.jpg監督:ドゥシャン・マカヴェイエフ
脚本:ドゥシャン・マカヴェイエフ
撮影:ペガ・ポポヴィッチ/アレクサンダル・ペトコヴィッチ
音楽:ボヤナ・マカヴェイエフ

出演:
ミナレ・トラビッチ (ミレーナ)
ヤゴダ・カロペル (ウラジミール・イルイッチ)

       *        *        *

ドゥシャン・マカヴェイエフは『コカコーラ・キッド』しかないのか・・と思った。

まるで、ウディ・アレンのダメなモキュメンタリーものを見ているような感じだった。

タイトルの「WR」はウィルヘルム・ライヒのこと。映画は、「性の革命」を説き、ドイツ共産党を追われアメリカで獄死したオーストリア生まれの異端の思想家ウィルヘルム・ライヒに関する世界を、ドキュメンタリーを挿入しつつ(ほとんどとっかかりだけだったが)、物語としてのフィクション(ストーリー)の部分では大胆な性表現とブラック・ユーモアをまじえ、体制主義への諷刺している。

・・・しかし、私思うに、体制批判をおおっぴらに語る人ほど、自分が自分を管理しなくてはなくなると何も出来ない。さらに思うのだが、消費者魂の人が管理批判をすると、結局アナーキズムにいってしまう。自己管理が出来るか出来ないかは、自己の中に生産性が在るか否かによって決まるのかもしれない。すくなくともドゥシャン・マカヴェイエフには、演出家としての才能はあっても、それはなさそう。
なのである程度管理下におかれたハリウッドで仕事したときは『コカコーラ・キッド』みたいな出来も良い、しかも本人の主張もきちんとはいっている作品になるのだけど、そうでない時につくった映画というのはどれもただのゲテモノ映画でしかない。映像センスがとびきりすごいのに、その才能の無駄遣いぶりは残念でしかたがない。

個人的にはこの映画で唯一感動したのチン型を取るときにお姉ーちゃんがおちんちんをヘルス嬢のごとく愛撫してくれるシーンがあるのだが、ここで「モルダウ」がBGMで使われている。これはよかった。自己管理できないドゥシャン・マカヴェイエフであるが、演出のセンスと絵作りのセンスだけはとてもよいのである(ただ、本作では、画面のセンスのよさはあまり出ていないのだけど・・)。

あと・・最後はやっぱり死人が目覚める。これは『スウィート・ムービー』でもそうなのだが、殺しても最後はおちゃらけてしまうマカヴェイエフのいつもの手段である。

by ssm2438 | 2010-10-05 17:56 | D・マカヴェイエフ(1932)
2010年 07月 16日

プライベイトスクール(1983) ☆

f0009381_1247416.jpg監督:ノエル・ブラック
脚本:ダン・グリーンバーグ/スーザン・オマリー
撮影:ウォルター・ラサリー

出演:フィービー・ケイツ/マシュー・モディーン

       *        *        *

こっちのほうがさらに最低だった・・。

前年制作された『初体験/リッジモント・ハイ』で無駄にフィービー・ケイツの健康美を浪費したが、この映画はさらにクソだった。さらにフィービーの肢体もここちよく拝めない。まったくなにもいいところがない映画であった。

あえていいところを一つ上げるとした、新しく発売されたDVDの表紙は綺麗だということくらいだろう(→)。先に発売されてたやつはひどすぎる。

by ssm2438 | 2010-07-16 20:40