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2009年 07月 16日
監督:ゴードン・ウィリス脚本:バリー・シーゲル 撮影:ゴードン・ウィリス 音楽:エンニオ・モリコーネ 出演:タリア・シャイア エリザベス・アシュレイ ジョセフ・コーテス * * * * 私の大好きな撮影監督といえばこのゴードン・ウィリスなのだけど、彼が唯一監督した作品がこれ。きっと二本目はないだろう。1980年のラジー賞も5部門(ワースト作品賞、ワースト主演女優賞、ワースト監督賞、ワースト助演女優賞、ワースト脚本賞)でノミネートされるというかなり厳しい世間の仕打ち。ゴードン・ウィリス信者の私がみても面白いとは決して思わない。これだけ面白くないのにラジー賞を免れたのは、ひとえにゴードン・ウィリスのそれまでの仕事振りが確かなもので、彼の名前に免じて免れたといえるだろう。 ・・・しかし、だからといって映画が映画的にひどいわけではない。映画の基本演出はきちんとできているし。少なくとも『劔岳 点の記』の木村大作よりはきちんと映画になっている(苦笑)。それにそこはそれ天下のゴードン・ウィリスが撮影しているのだからかっこいい画面に仕上がっている。つまりゴードン・ウィリスの画面だけをエンジョイしたければ、監督もかねたこの映画こそがもっともゴードン・ウィリスの本来の映像に近いということになる・・かもしれない。 そういうわけで、ゴードン・ウィリスファンにだけ勧める貴重な一本。 しかし・・・ドラマのなかでいじめられるのが『ロッキー』のエイドリアン=タリア・シャイアというのも引きが弱すぎる。もうすこし美人でだれから妄想の対象になる役者でなければなかなか成立しない話だと思うのだけど、よくこれで制作サイドはこれを映画にしようとしたものだと関心してしまう。ちょっと興味本位で、このプロデューサーの人は他になにをつくっているのだろうか?っておもって検索してみると・・・『エミリーの窓』だけ。同じくこの脚本家に関してもけんさくしてみるが、これも・・・『エミリーの窓』だけ。 どういうわけでこの映画が世に出たのか知りたいものだ。 <あらすじ> ブルックリンの児童博物館に勤めるエミリー(タリア・シャイア)は、夫と別居し、今はひとりアパート暮らしをしていた。ある日、勤めから帰ったエミリーは、突然何者かに襲われ、ナイフで脅かされながら意のままにされてしまった。実はこのへんがポイントの一角だったりする。いわゆる最後まで犯されたのではなく、制的にいじめられた程度ということ。翌朝、近くに住む女流詩人アンドレア(エリザベス・アシュレー)は、落担しきっているエミリーを慰めに来た。 とどのつまり、このアンドレアという女流詩人がエミリーに対して愛欲をもっていて、男を使ってエミリーをいじめ、その反動で自分がエミリーの保護者になってしおうという段取り。
by ssm2438
| 2009-07-16 10:01
| ゴードン・ウィリス(1931)
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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