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2009年 11月 08日
監督:ロマン・ポランスキー原作:トーマス・ハーディ 脚本:ジェラール・ブラッシュ ロマン・ポランスキー ジョン・ブラウンジョン 撮影:ギスラン・クロケ ジェフリー・アンスワース 音楽:フィリップ・サルド 出演:ナスターシャ・キンスキー ピーター・ファース リー・ローソン * * * この映画、原作は文豪トーマス・ハーディの『ダーバヴィル家のテス』。フランスのセザール賞は作品賞等、いっぱい取ってます。さすがに文芸大作なのでみてて多少の退屈さはあるのだけど、画面は圧倒的にすばらしい。ロマン・ポランスキーはこの映画ではめずらしく背景をいれこんだ絵作りをしている。ほとんど標準~弱望遠なんじゃないかな。ドラマの背景となる環境をすごくドラマッチックに撮りこんでいて、そのなかで芝居をさせているかんじ。私がこの映画をはじめてみたのは、20年くらい前で、深夜のテレビをつけたらたまたまやってて、そのときなんちゅう高尚な画面の映画だなあってついつい最後までみてしまった。で、あとで調べたら『テス』って映画だった。 撮影のギスラン・クロケとジェフリー・アンスワースはどこをどう担当したのか分らないが、二人とも画面の質てきには恐ろしく高尚な人たち。撮影賞の獲得だけなら アカデミー賞撮影賞、ゴールデングローブ撮影賞、英国アカデミー撮影賞、セザール撮影賞、 ニューヨーク映画批評家協会賞撮影賞、ロサンゼルス映画批評家協会撮影賞・・と名だたる映画祭の撮影賞はそうなめ。 ギスラン・クロケをはじめてみたのはこの映画だったかもしれないが、そのごウディ・アレンの『愛と死』をみてるときに「このひと誰だろう、いい画面とるなあ」って感動してあとで名前をしらべてみたら『テス』の撮影監督さんだった。ああ、なるほど、それなら良いわけだ・・って納得したよ。 ジェフリー・アンスワースは『2001年宇宙の旅』が一番有名かな。『オリエント急行殺人事件』『キャバレー』『スーパーマン』『遠すぎた橋』『未来惑星ザルドス』など。 <あらすじ> 19世紀の末、イギリスのドーセット地方にある村マーロット。なまけ者の行商人ジョン・ダービフィールド(ジョン・コリン)は、村の牧師からダービフィールド家はノルマンディから渡来した貴族ダーバヴィルの子孫であることを告げた。ジョンからダーバヴィルの子孫であると聞かされた妻(ローズマリー・マーティン)は、早速娘のテス(ナスターシャ・キンスキー)をダーバヴィルの邸に送りこみ、金銭的な援助を受けようと考えた。 家族の為にダーバヴィル家を訪れたテスは、息子アレック(リー・ローソン)に犯せれ彼の情婦になった。両親のもとに戻ったテスは、やがてアレックの子供を産むが、わずか数週間でその子は死んだ。 新しい生活をはじめようと、ある酪農場で働くことにしたテスは牧師の息子エンジェル(ピーター・ファース)に心を惹かれた。彼もテスに恋心を抱き、ある日、彼は正式に結婚を申し込んだ。式を終えハネムーンを過ごすためにやってきた別荘にやってくる。乳白色の湯に手を入れて二人で洗っていると 「どれが自分のてだか分らないな」とエンジェル、 「全部あなたのものよ」とテス。 テスって不運な人生を歩いてきてるけど、自尊心を失わない人。そして潔い人。覚悟を決めたらどこまでも・・の人。魂がとても美しいんだ。 テスはアレックとの過去の一件をエンジェルに告白すると、かれは絶望しテスに別れを告げブラジルの農場に発っていった。絶望にくれるテスは、また農仕事に戻った。そんなある日、アレックがテスを求めてやって来た。彼の申し出を拒むテス。しかしジョンも死に、家賃がはらえず家を追い出され、路頭に迷う家族。テスはアレックのモノになることを受け入れた。 時がたちブラジルから戻ったエンジェルは、テスの居所を探していた。そこでエンジェルが会ったテスは着飾った情婦になりさがっていた。肩を落として立ち去るエンジェル。出発まぎわの列車に乗り込んだエンジェルのまえに姿を現すテス。そのころアレックスの別荘では彼の死体が発見されていた・・・。 とにかくこの映画は美しい。 テスを演じているナスターシャ・キンスキーが美しい。画面が美しい。そしてなによりテスの魂が美しい。
by ssm2438
| 2009-11-08 03:51
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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