
監督:ピアーズ・ハガード
脚本:ペネロープ・モーティマー
撮影:ケン・マクミラン
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演:ジェームズ・ウィルビー
イモジェン・スタッブス
スザンナ・ヨーク
* * *
泣ける。ぼろ泣き。それも感動したからではなくひらすらせつなくて、ぼろぼろ泣けた。こういう泣かされ方は初めてだった。
1902年夏、友人と徒歩旅行中のフランク・アシュトン(
ジェームズ・ウィルビィ)は、途中足を挫いてしまい、近くの民宿にせわになることにした。そこにはモーガン(
イモジェン・スタッブス)という美しい娘が引き取られて暮らしていた。ミーガンに心魅かれてゆくフランクは、足のケガを口実にひとりここに残っていた。そんな彼に敵意をむき出しにするのは民宿の夫人の息子。たぶんミーガンがその家にひきとられてきてたからというもの、好意をもっていたのだろうし、ゆくゆくは結婚するものだとその民宿の親たちもそうおもてるようだった。しかしお互いに好意を抱くフランクとミーガンは、やがて羊の毛を刈るために訪れた近くの農場の羊小屋で、ついに初めて愛を確かめ体を重ねた。そして家に帰った後も、二人は月明りの下で、小川の中で再々愛を交わしあう。ふたりの間柄をさっした民宿の夫人から部屋を空けるように言う。フランクはミーガンに駈け落ちの計画を打ち明ける。
・・・しかし、金を引き出すために銀行のある街まで出たフランクは、そこで旧友フィル・ハリディと出会い、彼の妹ステラたちと食事を共にした。翌朝金の引き出しに手間取ったフランクはミーガンのまつ村まで返る汽車に乗り遅れる。次の日たまりかねてその村に重そうなトランクをさげてミーガンがやってきた。群衆をかきわけフランクを探すミーガン。そんなミーガンを先にみつけるフランク、まだミーガンはきづかない。声をかけようとしながらも静かにミーガンの後をつけた挙句、やはり自分は彼女とはやっていけないと判断、彼女の前から姿を隠すのだった。
そしてあのぴかぴか!!!
20年の月日が流れ、妻ステラと共にダートムアを訪ねたフランクは、ミーガンの悲劇的な最期を知らされる。彼女はフランクとの間の男児を出産した後、あまりの難産で息をひきとったのだ。愕然とした思いで帰路につくフランクはひとりの青年のそばを通り抜ける。!?・・・・。
だあああああああああああああああ、泣ける。
このフランクの根性なしぶりを見ると許せなくなる。