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2008年 12月 11日
監督:フランク・ダラボン原作:スティーヴン・キング 脚本:フランク・ダラボン 撮影:ロン・シュミット 編集:ハンター・M・ヴィア 出演:トーマス・ジェーン マーシャ・ゲイ・ハーデン ローリー・ホールデン * * * しかし・・・無情なエンディングだな。ほんと後味わるい。後味わるいので☆ひとつさげちゃう(上げるのもあればさげるのもある)。 ドラマの展開上「なんでそうなったん??」ていう疑問がありますが、まあ、それは言ってはいけないところなんでしょうね。そのむかしブライアン・デ・パルマの『キャリー』の最後がやたらとびっくり!って時代がありました。すべてのオカルトイベントが終わって安心して、美しい画面なんか、穏やかな音楽が流れ生き残った主人公の友達がキャリーのお墓に花をいって花を置いたらが墓の下からどわああって手がでてくる。ぎゃああああああって驚いたら病院のベットの上だったってオチ。『危険な情事』のアレックスもそうでしたね。死んだかとおおったら生きてたって(死後硬直?)パターンはやたらと多かったけど、最近はそれだとちょっとインパクトもない。なにか新しいインパクトはないかって考えてるとこうなったのでは・・って思う。 たぶん作ってる側はそれほど深刻に考えてないのだろうと思う。最近のプロデュース先行のつくりだと、作り手の作家性や意見よりもとりあえず話題性を優先するようにできてしまっているので。営業はさておき、お話を作る側としてはどうしても、生き方として「どうせ死ぬなら前のめりに」って方向を美学としたいから、それを肯定したいものだけど・・・。 なので、このラストをみたときは、えええええええっ!!!???って思ったけど、時間が経つとどうも、前に進むスピリットよりも<話題づくり優先>的な制作スタンスが感じられるようになりなんかいやだなあ。 なので最近は実に評価の仕方がむずかしいのです。 監督以下、作ってるスタッフはがんばっていいものを作ろうってしてるけど、制作サイドはなんか、ただウケだけをねらってる・・みたいな思想がその中に入り込んできてて、作ってる人たち以外のところで作品が台無しになるケースがやたらとおおいような。。 そこにいくまではしっかりとしたドラマになってた。基本的には<絶望状態での人間の本性浮き上がらせモノ>で事の起こりおおざっぱ。軍が異界との扉をひらいたら怪しい昆虫のお化けがいっぱいこっちの世界にはいてきた・・みたいな、どうでもいいような起源。それも映像でみせるわけでもなく、軍隊にいた人が言葉でしゃべるだけの実にとってつけたような物語の起源。 しかしそのなかでは、絶望的シチュエーションのなかで、どう生きるのかをひとそれぞれが考えて生きている。不安になりたくないことが第一の人。非現実に陶酔することで恐怖から逃れてる人。うさんくさい霊媒師がやたらと幅をきかせるように勢力拡大していく様はかなり人間のおろかさを見せ付けてるし、この物語のきっかけを作ったらしい何人かの軍人のひとは魔女狩りみたいにぼこにされていくし・・、それも人間の業のひとつなのでしょう。 そんななかで現実を直視し、わずかな可能性にかけていく人たちが主人公たちってことになってます。 それをあんな終わり方にするかなあって思うとなんか・・はらだたしい気がする。
by ssm2438
| 2008-12-11 11:24
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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