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2009年 02月 03日
監督:降旗康男脚本:倉本聰 撮影:木村大作 音楽:宇崎竜童 出演:高倉健 倍賞千恵子 いしだあゆみ 烏丸せつこ 古手川祐子 * * * やはり木村大作の画面がすばらしい!! 雪をバックに、あるいは冬の海をバックにした健さんを望遠で撮るとそれだけで絵になってしまう。 この映画、1981年日本アカデミー賞作品賞、主演男優賞、脚本賞をとっているそうな。悪くはないのだが・・、エピソードがいろいろあってひとつに収束する物語ではないのでいまひとつ求心力がないかな。ただ、そうはいっても倉本聡の書き出す人間像はとてもじわっとくるものがあり、一つ一つのエピソードは心うったえかけるものがある。 <あらすじ> その日、警察官の三上英次(高倉健)は雪の降り続く銭函駅ホームで、妻の直子(いしだあゆみ)と、四歳になる息子義高に別れを告げた。苛酷な仕事と、オリンピックの射撃選手に選ばれ合宿生活が続いていたあいだ、孤独にたえられなくなった直子は浮気にはしった。離婚を承諾した直子は、動き出した汽車の中で、英次に笑って敬礼するが、その目には涙が溢れていた。 それから10年がたった1976、英次たちは赤いミニスカートの女だけを狙う通り魔を追っていた。増毛駅前の風侍食堂につとめる吉松すず子(烏丸せつこ)の兄、五郎が犯人として浮かんだ。すず子はチンピラの雪夫の子を堕すが、彼を好きだった。雪夫は結婚を口実にすず子を口説いた。すず子は、愛する雪夫を兄に会わせたくて駅に案内した。刑事たちが五郎めがけていっせいに走り寄った。すず子の悲鳴がこだました。4年後、 英次のもとに旭川刑務所の吉松五郎から、刑の執行を知らせる手紙が届いた。四年の間、差し入れを続けていた英次への感謝の手紙でもあった。英次は故郷の雄冬に帰ろうと、連絡船の出る増毛駅に降りた。風待食堂では相変らず、すず子が働いていた。雪夫は結婚したらしく、妻と子を連れてすず子の前を通り過ぎて行く。 舟の欠航で所在無い英次は、赤提灯「桐子」に入った。テレビでは八代亜紀の「舟唄」が流れている。大晦日、二人は留萌で映画を観た。初詣の道陰で桐子(倍賞千恵子)を見つめる一人の男に気づく英次。雄冬に帰った英次に十三年ぶりに直子が電話をかけてきた。池袋のバーでホステスをしているという。“指名22号"のタレ込みがあり、英次は増毛に戻った。手配写真と、桐子を見つめていた男の顔が英次の頭の中でダブル。桐子のアパートいってみると22号がいた。「にげて」という桐子。しかし22号は英次の拳銃で撃ち殺された。警察に通報しながら22号をかくまっていた桐子。筋がとおらんじゃないか・・と問い詰められ 「とおりませんね。でも、男と女ってそういうもんじゃないんですか」と桐子。 ・・・・まったくである。 札幌に戻る前、英次は桐子を訪ねた。英次に背を向け「舟唄」を聞き入る彼女の顔に涙が流れていた。
by ssm2438
| 2009-02-03 08:12
| 木村大作(1939)
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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