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2009年 08月 05日
監督:ビリー・レイ脚本:ビリー・レイ 撮影:マンディ・ウォーカー 音楽:マイケル・ダナ 出演:ヘイデン・クリステンセン ピーター・サースガード * * * これ、いたいたしい映画だなあ。実話ベースということだからさらに痛さがます。嘘をついたことのない人などいないだろう。子供のころのほうが多いかもしれない。大人になってさらに悪化する人もいるだろう。ひとつ嘘をつくと、その嘘を正当化するためにどんどん嘘をうわぬりすることになる。 この映画をみると、一言いっておかないといけない気になってしまった。 このブログの日時は嘘である。1ページに掲載される量を安定化させるために月に20本の映画タイトルということで整理しているので、それ以上の記事を書くときは、どんどん過去にさかのぼって記事が増えていっている。それに足りないときは、過去からもってきて1ヶ月の記事を20本にあわせている。ご了承ください。 ・・・しかしこの映画、見せ方も上手い。決して主人公のヘイデン・クリステンセンがニュース記事を作っているところはみせず、出来上がったものから、周りの人がだんだんと気付いていくというスタイルが素晴らしい。こういう事の次第を直接見せず、間接的に見せていく描き方が出来る人ってのはこの世界で生きていく才能のある人だろう。そういえば松本清張の小説などはすべてこのテクニックだといっていい。この映画、私は知識なしでみていたので(最近あまり下調べしないでいきなりみるようにしている)、見始めたときは、“この映画どうなっていくんだ??”って話が分らなかったのだが、だんだんと問題点が見え始めてくると実に切実でいい話だ。 そして編集業界というものを少し垣間見させてもらえた。そういう意味でも新鮮だった。このビリー・レイっていう監督さん、要チェックだ! 『アメリカを売った男』もみてみよう。 <あらすじ> まだクリントン大統領がモニカ・ルインスキーにブロージョッブをしてもらえる関係にあったという、男にしてみればうらやましいかぎりの事件(?)で世間が騒いでいたことの話。 25歳のスティーヴン・ダラス(ヘイデン・クリステンセン)は、権威ある政治雑誌『ザ・ニュー・リパブリック』の記者であり、斬新な切り口で特ダネをモノにするジャーナリストとして頭角を現わし始めていた。彼には他誌からも執筆依頼もひっきりなしに舞い込んでくる。彼は周囲への気配りをくばり社内でも人気者だった。そんなある日、会長と対立していた編集長をクビになり、後任に指名されたのはチャック・レーン(ピーター・サースガード)だった。彼は<まじめな人>と印象だが、それ以上のカリスマ的要素はなく、同僚たちからも人気はなかった。それから数ヵ月後、スティーヴンはハッカー関連の特ダネ記事を発表し、大きな反響を獲得する。ニョーヨークのライバル社、ネット・マガジン編集部は、先をこされたと感じ、記者のアダム・ペネンバーグ(スティーヴ・ザーン)に同じネタを追うよう命じる。ところがこの件を調べていくうち、スティーヴンの記事にかかれている会社は存在しないことにきづく。調べていくとほかにも存在しえない人物の名もでてくる。ネットにもそんな会社のホームページは存在しない。 アダムはスティーヴンとチャック編集長を記事のでどころを確認する電話をかける。ここからの圧迫感がすごい。スティーブンは記事を正当化するためにはさらに嘘をつく。その会社のホームページをねつ造し、名詞までねつ造する。その会社の窓口は〇〇という男で電話番号はここだといってデータを渡す。しかしそれは地方に住む彼の弟の番号だった。編集長のチャックはスティーブンと一緒にそのイベントがあったという現場にいくことを提案する、しぶしぶ同意するスティーブン。そこでも彼は嘘を上塗りしていく。 当初は、スティーブンが記事のハッカーにだまされたのではと思っていた周囲も、記事の内容自体がスティーブンのねつ造だったのではと確信しはじめる。そう思って彼の記事のかかれた過去の出版物をよみかえしてみると、どれも面白い記事だが、ありえない話ばかりだ。自分たちの雑誌は、ねつ造記事を真実として掲載していたのか・・と愕然とするチャック。そしてスティーブンにクビを勧告する。 しかし社内で人気のあったスティーブンがクビになるときいて、まわりの編集員たちチャックにたいして反抗的な態度をとっていたが、その日会社にでみると、ねつ造記事を真実として掲載したことへの謝罪文と編集者各員の署名がかかれた文書が彼のまえに提出されていた。
by ssm2438
| 2009-08-05 18:01
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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