
監督:ロバート・ベントン
脚本:ロバート・ベントン
撮影:ネストール・アルメンドロス
音楽:ハワード・ショア
出演:キム・ベイシンガー
ジェフ・ブリッジス
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キム・ベイシンガーがとても素敵だったことの映画。今回は不思議とヤクザの情婦でなく人妻。撮影はなんと
『天国の日々』の
ネストール・アルメンドロス。でも、それほど印象的な画面ではないので、これは監督のえづくりの趣味のちがいなのだろう。
その監督
ロバート・ベントンは後に
『クレイマー・クレイマー』でアカデミー賞を取ることになる。力がないひとではないのだが、この作品は・・・・どうなんでしょう。コメディタッチの軽いノリのサスペンスという、彼にしてみればいまいちどっちつかずの映画になってしまった。こういうのはベントンには合わない。
アイバン・ライトマンあたりがこれを撮ってたらもっと小気味の良い作品になってたかもしれない。
<あらすじ>
テキサスの田舎町オースチン。ナディーン(
キム・ベイシンガー)は、母の開業する美容院で働いていた。ナディーンは結婚していたが、既に離婚寸前。夫のヴァーノン(ジ
ェフ・ブリッジス)とはほとんど別居状態で、彼には新しい女ルネー(
グレン・ヘドリー)もいた。
そんなナディーンは写真屋に調子に乗せられ自分ヌード写真をとらせてしまう。しかし心配になりそのネガを取り戻しに行くと、そこで店主のエスコバーが殺害される現場に遭遇。動転した彼女は目の前に散乱した紙袋をつかんでその場から逃げ出した。
犯人から狙われるナディーンはしかたなくヴァーノンに助けをもとめる。しかし犯人の本当の目的は、彼女が持って逃げた例の紙袋だった。極秘と書かれた袋の中身は、市道路公団のハイウェイ建設予定地を記入した青写真。バーの経営があぶないヴァーノンの脳裏に金もうけの夢がふくらむ。そんな矢先、ナディーンが土地の顔役ポープ(
リップ・トーン)の手下に誘拐されてしまう。一方のヴァーノンは、いとこの弁護士ドワイト(ジェイ・パターソン)に相談し、例の青写真がホンモノであることを確認。ナディーンを人質に青写真引き渡しを迫るポープだったが、危機を乗り越えてヴァーノンは無事にナディーンを救い出した。そして、2人に以前の出会いの頃のムードが甦ってくるのだった。