2009年 11月 09日
監督:テッド・コッチェフ 脚本:ピーター・ストーン 撮影:ジョン・オルコット 音楽:ヘンリー・マンシーニ 出演 ジョージ・シーガ (ロビー) ジャクリーン・ビセット (ナターシャ・オブライエン) ロバート・モーレイ (マックス) * * * これは「シェフ殿、ご用心」と読むらしい。なかなか表記がむずかしい。「、」もお忘れなく。でないと出てこないことがある。 私の大好きなテッド・コッチェフの監督作品。私はこれでテッド・コッチェフを好きになりました。後に『ランボー』の監督などをやるテッド・コッチェフですが、もちろん『ランボー』も好きなんだけど、個人的にはこれと『スイッチング・チャンネル』が好きだなあ。このふたつは、とにかく画面のなかのアイテムが多い。この映画は料理場のアイテムの多さがとっても素敵で、そのなかでジャックリーン・ビセットがロマンチックしれてればもうそれだけでうれしくなる。一方『スイッチング・チャンネル』では放送局が舞台なのでかめらやらなにゃら、こちらもアイテム一杯。この画面内にこれでもか、とアイテムをいれるテッド・コッチェフの見せ方が素敵。といってもそれはあくまでケースバイケースで、これと『スイッチング・チェンネル』にかぎったことなのだけど。 それにしてもジャクリーン・ビセット、よいですな。70年代のミューズです。この映画、そんなにいいというわけではないのですが、やっぱり彼女の美しさと、料理場でのエッチのがとてもロマンチック。でも、みえてるわけではないのだけど。 <あらすじ> マックス(ロバート・モーリー)は食道楽人間。しかし主治医から「減食しなければ、あと半年の生命」と言われ、ショックを受けていた。グルメのための料理雑誌を主宰し、美食家として権威をもつマックスにとって減食は死よりもひどい仕打ち。シェフたちが、芸術ともいえる料理を生み出す限りマックスの生命は縮まるのである。 バッキンガム宮殿の調理場では、グランド・シェフの指揮のもとで、世界一流のシェフたち4人が忙しく働いている。ルイ(ジャン=ピエール・カッッセル)のハトの包み焼き、ロブスター・カルチオフィ風のゾッピ(ステファノ・サタ・フロレス)、プレスド・ダックのムリノー(フィリップ・ノワレ)、そして最後を飾るデザートはナターシャ(ジャクリーン・ビセット)が作る70ポンドもあるボンブ・グラッセ。爆弾という意味のそのアイスクリームのデザートは、最後に火が点けられるというものだ。 ルイとナターシャが女王陛下からお誉めを賜わった日の夜、ルイがオーブンの中で焼かれて死んだ。続いて、ゾッピの死体が、彼のレストランの水槽の中で発見された。そして、ムリノーも、彼のダック・プレス機で頭を砕かれて・・・。次は私の番、とおびえていたナターシャだったが、彼女がテレビの料理ショーでデザートに火を点けようとした寸前に、事情を察知してかけつけたロビーに救われた。そのデザートには本物の爆薬が仕掛けられていたのだった。犯人は、なんとマックスの秘書のビーチャム(マジック・ライアン) であった。彼はマックスの死を防ぐために、最高の4人のシェフの殺人を考えたのだ。
by ssm2438
| 2009-11-09 03:07
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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