監督:ジョン・ラセター
脚本:アンドリュー・スタントン
リタ・シャオ
ダグ・チャンバーリン
クリス・ウェッブ
撮影:シャロン・キャラハン
音楽:ランディ・ニューマン
声の出演
トム・ハンクス (ウッディ)
ティム・アレン (バズ・ライトイヤー)
ジョーン・キューザック (ジェシー)
ウェイン・ナイト (オモチャ屋の親父)
ケルシー・グラマー (プロスペクター)
ドン・リックルズ (ポテト・ヘッド)
* * *
CGは格段にバージョンアップしましたね。お話もやはり哀愁があり、一作目同様楽しめるものになってます。
このシリーズの良さは<忘れられる悲しさ>が根底にあることだろう。玩具というのは、そのときは子供の興味の対象であっても、子供が成長するにつれてほとんど振れられなくなり、相手にされなくなるものです。子供の頃の自分を思い出すと、当時あれほど夢中になっていて、それがないと生きていられないとおもっていたものでも、いつのまにやらそれが無くても生きていける自分になっている。ま、私の場合は人よりも熱しにくく、冷めにくい人間だったので、自分の愛した玩具への愛着は人一倍あったとはおもいますが・・・。
今回のポイントは、プレミア人形の価値観。コレクターバイヤーのアルに盗まれたウディは、同じころ発売されたカウガールや炭鉱夫のプロスペクターとであう。彼らは博物館行きもウディというメインキャラクターがあってのこと。自分がアンディのもとにもどれば彼らの博物館行きもなくなる・・。はたしてウディの決断は・・?と選択。
<あらすじ>
アンディ(
ジョン・モリス)はキャンプに行き、棚に置き去りにされたカウボーイ人形のウッディ(声=トム・ハンクス)はひょんなことでおもちゃ屋のアルにさらわれてしまう。彼は実は大変なプレミア人形で、カウガールのジェシーや炭坑夫プロスペクターから一緒におもちゃ博物館行きだと告げられる。一方、ウッディの友人であるバズ・ライトイヤー(声=
ティム・アレン)たちはウッディを助けにアルのビルに忍び込む。博物館行きに心が動いていたウッディを、バズは「おもちゃは子どもに遊ばれるためにある」と説得。はアンディの元に帰る決意をするウッディだが、博物館行きを願うプロスペクターが脱出を妨害。危機一髪、飛行場で助け出されたウッディはジェシーとともに無事アンディの部屋に戻ってくるのだった。