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2009年 12月 13日
監督:フランク・キャプラ脚本:フランセス・グッドリッチ アルバート・ハケット フランク・キャプラ 撮影:ジョセフ・ウォーカー ジョセフ・バイロック 音楽:ディミトリ・ティオムキン 出演 ジェームズ・スチュワート (ジョージ・ベイリイ) ドナ・リード (メリイ) ライオネル・バリモア (銀行家のポッター) * * * いかに夢想家の夢といわれようとも、いかに理想主義といわれようとも、いかに白人しかでない映画といわれようとも、この映画はやっぱり好きだ。この映画のすばらしいところは、絶対的に自分肯定思想の映画だということ。 ミスター・アメリカの良心=ジェームス・スチュアートここにあり! 善良な映画としては永遠のナンバーワンではなかろうか。これぞフランク・キャプラの真骨頂。 心がささくれ立ってる人は、ぜひともクリスマスにこの映画をみよう!!! なお、心がささくれ立ってない人は、『群衆』のほうがいいかも。 しかし、この映画が公開された当時は、批評家からは「センチメンタルすぎる」との評価を受け、興業的にも52万5千ドルもの赤字を出して散々な結果に終わった。第19回アカデミー賞では作品、主演男優、監督、編集、録音賞の5部門にノミネートされたが無冠。しかし、時がたつにつれてこの作品の持つ素晴らしさ、親しみやすさが再認識され、アメリカ映画の傑作の一本に数えられるようになり、70年代頃からアメリカではクリスマス映画の定番となった。 <あらすじ> 雪の降るクリスマスの夜、事業に失敗、多額の借金をかかえたジョージ・ベイリイ(ジェームズ・スチュアート)は橋のうえにたち、自殺しようと考えていた。 子供の頃、凍った池で溺れ、方耳の聴力を失ったベイリイは、いつかはベタフォードの町を出でて世界一周をしたいと思っていた。彼の父は住宅金融会社を経営し、町の貧しい人々に低利で住宅を提供して尊敬を集めていたが、町のボス、銀行家のポッター(ライオネル・バリモア)はこれを目の仇にして事毎に圧迫を加えた。大都会のカレッジを卒業したジョージはいよいよ海外を見て回りたい思っていたが、父が過労のため世を去り、株主会議で後継社長に推され、承諾せねばならぬ羽目となってしまう。 海外旅行もおあずけ。弟が大学を卒業したら会社を譲ることにしていたが、大学を卒業した弟は大工場主の娘と結婚、その工場を継ぐことになっていた。再びジョージの夢は全く破れ去った。 やがてジョージは幼馴染みのメリイ(ドナ・リード)と結婚した。そして新婚旅行に出発しようとした時、経済恐慌のため、ジョージは旅費として持っていた5000ドルを貧しい預金者たちに払い戻してやり、急場をしのいだ。 新婚旅行は出来なくなったが、2人は幸福な結婚生活に入り、次々と4人の子供に恵まれた。住宅会社の業績も着々と上り、それに恐れをなしたポッターはジョージ懐柔策に出たが、彼は断固拒絶した。第2次大戦が起こり、海軍飛行将校として従軍したジョージの弟は、殊勲をたてて大統領に表彰された。しかし、ささいなミスから会社の金8000ドルが紛失してしまう。実はその金はポッターの手に入ったのだが、彼はそれを秘してジョージを苦しめ脅迫さえした。 絶望したジョージは橋の上から身投げしようとした。と、それより一瞬早く奇妙な老人が彼のそばで身投げした。ジョージは夢中になってその老人を救った。老人はクラレンスといい、自分は2級天使で翼をもらうためジョージを救ったのだと語った。自棄になったジョージが、この世に生まれなければ良かったと洩らすと、クラレンスは彼を望みどおりジョージの生まれて来なかった世界にをかいまみさせる。そこでは、今幸せな人たちが不幸のどん底にあえいだいた。 今、ジージは8000ドルを失って自殺しようとしているジョージが存在したからこそ、他の人たちがこれだけ幸せなのである。再び現実に戻ったジョージは、クリスマス・イヴの祝いを待つ我が家に駆けもどった。あれほどジョージをいらだたせた子供たちも可愛くて仕方がない。いつも取れてしまう階段の手すりも愛らしい。警察がきてジョージを横領の罪で逮捕しようとするが、それさえも大したことではないように思えた。そんなジョージのもとにそれまでのジョージの良心をうけた人々かあつまってきて・・・ 怒涛のハッピーエンド。あふれる感動幸せ感。 まさに「古き良きアメリカ」映画の傑作だ!
by ssm2438
| 2009-12-13 03:13
| フランク・キャプラ(1897)
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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