
監督:ディアーヌ・キュリス
脚本:ディアーヌ・キュリス、オリヴィエ・シャッキ
撮影:ベルナール・ジツェルマン
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演
グレタ・スカッキ (ジェーン・スタイナー)
ピーター・コヨーテ (スティーヴ・エリオット)
クラウディア・カルディナーレ (ジェーンの母)
ジェイミー・リー・カーティス (スティーヴの妻)
* * *
出ている役者人はけっこう人気者。でもお話はほとんどありきたり。もりあがるわけでもなく、もりさがるわけでもなく・・たんたんと。
グレタ・スカッキのヌードがみられるというだけの映画のようなきがする。
新進女優ジェーン・スタイナー(
グレタ・スカッキ)は、50年代初期のイタリアの詩人パヴェーゼの生涯を描く映画で、彼の最後の愛人ガブリエラの役を得る。主演はアメリカ人俳優スティーヴ・エリオット(
ピーター・コヨーテ) 。二人は映画の二人さらがらに恋愛関係になる。やがて出番を終えたジェーンがパリに帰る。そんなスティーヴのもとにニューヨークからやってきた妻スーザン(
ジェイミー・リー・カーティス)や子供たちがやってくる。しかし心を満たされないスティーヴは、ジェーンをもとめてパリに行く。そしてローマとパリの間を往復する二人の秘かな愛の逢瀬が始まるのだった。ジェーンは罪の意識を感じつつも、抵抗しがたい恋愛に身を焦がす。悩めるジェーンをいつも励まし支えてきた母ジュリア(
クラウディア・カルディナーレ)が病に倒れ、息を引きとったのはそんなある日のことだった。スティーヴの胸で思いきり泣きじゃくるジェーン。翌朝、スティーヴは妻のいるニューヨークへと発ってゆく。