2008年 11月 07日
監督:シドニー・ポラック 脚本:チャールズ・ランドルフ スコット・フランク スティーヴン・ザイリアン 撮影:ダリウス・コンジ 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード 出演: ニコール・キッドマン (シルヴィア・ブルーム) ショーン・ペン (トビン・ケラー捜査官) キャサリン・キーナー (トッド・ウッズ捜査官) * * * 英語を勉強してたものにとっては国連の同時通訳屋さんをネタにした映画というのはそれだけで観てみたいもので、当時仕事帰りに吉祥寺の映画館によって見た。ま、シドニー・ポラックなのでおおハズレはないだろう(アタリも期待はしてなかったが)、予想どおり可も無く不可もない映画だった。ただ、これが彼の遺作になってしまった。。。 映画の舞台となっているのは架空の国マトボ共和国。 モデルとなったのはジンバブエ(南アフリカの北に接する)。現在はロバート・ムガベ大統領の独裁政権下にあり、劣悪な経済事情に加えて、秘密警察による監視や反体制派への暴力など言論の統制を受けることから「世界最悪の独裁国家」などと評されている。 ムガベ大統領は当初黒人と白人の融和政策を進め 、国際的にも歓迎されてきたが、2000年8月から白人所有大農場の強制収用を政策化し、協同農場で働く黒人農民に再分配する「ファスト・トラック」が開始された。この結果、白人の持っていた農業技術が失われ、食糧危機や第二次世界大戦後世界最悪とも言われるインフレーションが発生した。こうした経済混乱に、長期政権・一党支配に対する不満とあいまって治安の悪化も問題となっている。また、言論の統制などの強権的な政策は外国や人権団体などから批判を受けている。(ウィキペディアより抜粋) 公開された映画のエンディングはあとからとってつけたエンディングらしく、本来のエンディングは別にあるとか。ほんとは最後の密室でのニコール・キッドマンとズワーニ大統領のシーンが、大会場で政治虐殺の犠牲者名簿を読み上げるズワーニ大統領、ニコール・キッドマンが英語で場内に通訳する・・というものらし。劇場版のエンディングでは、『奥様は魔女』の撮影にはいってしまったにコール・キッドマンで撮っているので、そこだけ別物の二コール・キッドマンになってしまっていたらしい。 ま、いろいろあったのでしょう、こいうい政治的お話は。 個人的にはキャサリン・キーナーが好きで、この映画の彼女もとってもきびきびしていいて気持ちがいい。でも主役のショーン・ペンはどうも生理的に好きになれないタイプで、やんかヤだなあ。誰か他にいなかったのだろうか・・。 <あらすじ> アフリカのマトボ(架空の国)で生まれ、同地のクー語を話すシルヴィア・ブルーム(ニコール・キッドマン)はニューヨークの国連本部で同時通訳の仕事をしていた。ある日、会議の終了後に忘れ物を取りに戻った彼女は、何者かがマトボのズワーニ大統領の暗殺計画が進行しているらしいクー語を耳にする。マトボではズワーニ大統領が独裁政治を展開しており、世界各国の人権団体から非難を浴びていた。その現状を説明し、自らの正当性を訴えるためにズワーニ大統領はその数日後、国連で演説をすることになっていた。 シークレット・サービスのトビン・ケラー(ショーン・ペン)や女性捜査官ウッズ(キャサリン・キーナー)がこの事件の担当になった。ズワーニ暗殺の動機を持つのは、平和主義者ゾーラと、ブルックリンで亡命生活を送るクマン・クマンの二人。FBIやCIAにズワーニの警護主任ラッドも加えた合同捜査態勢が敷かれた。 調査が進むにつれてシルヴィアの過去があぶり出される。彼女の両親と妹はズワーニの仕掛けた地雷で殺され、ゾーラが先導する反体制デモに参加し、ゾーラを愛していたことが分ってくる。 ものものしい警戒の中ズワーニ大統領が国連に到着し、演説をしようとした時、ケラーの活躍により狙撃者は取り押さえたれた。しかし、控え室にもどったズワーニ大統領の前にシルヴィアが銃を構えて現れる・・・。
by ssm2438
| 2008-11-07 05:21
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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