監督:ジェフリー・サックス
脚本:アンソニー・ホロヴィッツ
撮影:クリス・シーガー
音楽:アラン・パーカー
出演:
アレックス・ペティファー (アレックス・ライダー)
ユアン・マクレガー (イアン・ライダー)
ミッキー・ローク (ダリアス・セイル)
ビル・ナイ (アラン・ブラント)
ミシー・パイル (ナディア・ヴォール)
アリシア・シルヴァーストーン (ジャック・スターブライト)
サラ・ボルジャー (サビーナ・プレジャー)
* * *
アメリカの
『エージェント・コーディ』に遅れること3年、本家英国もティーンエイジ版007を出してきた。それがこの
『アレックス・ライダー』。ただ・・・こっちはちょっとまじめすぎたかな。どうしても高校生で007をやるのは無理なのである程度ファンタジック・コメディ・アクションにしないともたない部分があると思われるが、こちら『アレックス・ライダー』は『エージェント・コーディ』にくらべるとややまじめにこれをやってしまっている。そのまじめさがちょっと違和感感じるかな。しかし、この年からスパイをやってればあと25年もすればけっこう男前のジェームス・ボンドになりそう。
それでもアレックス・ライダー役の
アレックス・ペティファー少年はけっこういい男、ティーンエイジの女子高生あたりにはもてもてかもしれない。この映画の時はまだ高校生だと思われるが、もうすでに二十歳(1990年4月生まれ)で身長は180センチにのびてるとか。
<あらすじ>
14歳の少年アレックス・ライダー(
アレックス・ペティファー)は、銀行員の叔父イアン・ライダー(
ユアン・マクレガー)の趣味につきあって射撃や空手、スカイ・ダイビング、スキューバ・ダイビングなどをこなしてきた。そんな叔父が不慮の事故でこの世を去る。イアンの事故死が、偶然ではないと考えるアレックスは、イアンが英国諜報員であることを突き止めてしまう。・・と同時にアレックス自身が既にスパイに必要な訓練を総て終了していることを悟る。
アレックスは、MI6にスカウトされ、任務につく。事業家ダリアス・セイル (
ミッキー・ローク)の調査だ。アレックスは、セイルの屋敷に潜入し、セイルが、大規模なウィルス・テロを目論んでいることを知る。アレックスは、数々のスパイ道具を駆使して脱出する。明らかとなったセイルの計画を阻止するため、アレックスは、ストームブレイカーの寄贈式が行われているロンドンへと向かい、セイルと対決する。