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2011年 07月 17日
監督:フレッド・ジンネマン原作:ジェームズ・ジョーンズ 脚本:ダニエル・タラダッシュ 撮影:バーネット・ガフィ 出演: モンゴメリー・クリフト (プルーイット) バート・ランカスター (ウォーデン曹長) デボラ・カー (カレン) フランク・シナトラ (マッジオ) ドナ・リード (ロリーン) * * * フレッド・ジンネマンといえば村八分モノという印象があるが、この映画もそうである。エリア・カザンの『波止場』もジンネマンに撮らせればよかったのに・・。そしたらもっと村八分度があがっていたんじゃないだろうかって思う。 この映画、1953年のアカデミー作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞他・・、けっこう取っているのだが、映画的にはまあまあだったかな・・という印象。軍のプルーイットに対する村八分攻撃とそれに頑固にたえるプルーイットの描写はいいのだけど、できるならその溜めた憤懣を放出するエピソードをなんとか入れてほしかった。一応フランク・シナトラを殺したアーネスト・ボーグナインをナイフで殺すところはあるが、今ひとつ発散しきれない。・・でもそれがなくてもプルーイットの吹く、トランペットの音色には感動した。あれに総てをこめたのだろうな。いつもながら信念を曲げないキャラクターを描くジンネマンだが、この映画の主人公プルーイットは、融通の利かない愚か者感のほうが強い(苦笑)。 あと思うのが、日本人にとってアメリカとの太平洋戦争は必死の戦争だったのだけど、アメリカにとって日本との戦争は片手間だったのだろうな・・ってこういう映画をみていると思いしらされる。この映画の最後は真珠湾の奇襲攻撃なのだが、それすらも、劇中ではあまり深刻なことではなく、ただプルーイットを後ろから仲間の兵に撃たせるための環境作りでしかない・・。さすがアメリカ映画・・。 <あらすじ>第二次大戦直前の1941年夏、ホノルルのスコーフィールド兵営にロバート・E・プルーイット(モンゴメリー・クリフト)とが転属してきた。新しい部隊の中隊長ダナ・ホルムズ大尉(フィリップ・オーバー)は、ボクシングに夢中で、プルーイットが以前、軍隊でのミドル級のチャンピオンであったことを知って、下士官に昇進を条件に彼にチーム入りをすすめた。だが、プルーイットはかつて試合中に戦友を失明させて以来、2度とボクシングはやらないと誓いをたてていた。実質上中隊の支配者であるウォーデン軍曹(バート・ランカスター)は、プルウに反抗はやめろと警告したが、強情なプルウは聞き入れなかった。そのためホルムズ大尉のプルーイットに対するイジメは次第に強くなり、彼は過剰なシゴキを受け始める。 そんなプルーイットの唯一の味方が一等兵のアンジェロ・マッジオ(フランク・シナトラ)だった。週末の外出に、マッジオはプルウを慰安所に連れていった。プルーイットはその店でロリーン(ドナ・リード)という女と知り合い、恋に落ちた。 真珠湾攻撃直前のある日、マッジオが無断外出して酒に酔い、MPに逮捕されて営倉入りとなった。普段プルーイットに味方しているマッジオはその腹いせに営倉係のジェームス(アーネスト・ボーグナイン)にひどい暴行を受け、なんとか逃走してプルーイットの許に逃げのびたが、極度の内出血のため絶命した。プルーイットは心に固く戦友の復仇を誓い、町かどでジェームスとナイフで決闘した。ジェームスを殺したプルーイットだが、自らも重傷を負ってロリーンの家に身を隠した。 12月7日の朝、日本軍は真珠湾を攻撃した。プルーイットは帰隊すると云い張り、ロリーンの必死の引き留めを振り切って外へ出た。よろめく足をふみしめて兵営に向かった途中で警備兵に発見され、射殺されてしまう・・。なんじゃそれは・・・!?
by ssm2438
| 2011-07-17 02:13
| フレッド・ジンネマン(1907)
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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