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2011年 07月 20日
監督:フレッド・ジンネマン原作:フレデリック・フォーサイス 脚本:ケネス・ロス 撮影:ジャン・トゥルニエ 音楽:ジョルジュ・ドルリュー 出演: エドワード・フォックス (殺し屋ジャッカル) ミシェル・ロンズデール (ルベル警視) * * * どんな圧迫感のなかでも信念を貫き通す男を描き続けるフレッド・ジンネマン。ドゴール大統領の暗殺を依頼された孤高の殺し屋ジャッカルと、フランス警察の全県を委任されたルベル警視の怒涛の頭脳戦。ルベルの包囲網がどんどん圧迫してくるなか、ひたひたと大統領暗殺のヒットポイントにちかづいていくジャッカル。ここでもジンネマンの圧倒的な圧迫感とそのなかで信念を貫く男の生き様が息苦しいまでにストイックに描かれている。 のちにアメリカのでブルース・ウィリス主演で『ジャッカル』という映画がつくられたが、こっちはただのにぎやかなアクション映画。間違っても同じものだとはおもわないように・・。 この物語の時代背景は以下の通り。 フランスは1954年に始まったアルジェリア戦争の泥沼状態に陥った。アルジェリア民族解放戦線(FLN)の爆弾テロや残虐行為はおさまることなく、フランス国内においても世論は分裂していく。1958年、シャルル・ド・ゴールが大統領に就任、ドゴールは戦費拡大による破綻寸前の財政などを鑑み9月にアルジェリアの民族自決の支持を発表、1961年の国民投票の過半数もそれを支持し、1962年に戦争は終結した。 しかしこれに反対していた現地軍人の一部は秘密軍事組織OASを結成、現地アルジェリアでテロ活動を続け、フランスでも政府転覆を狙って対ドゴール暗殺を企てていた。現役のエリート軍人らによるドゴール暗殺計画はことごとく失敗し、組織の優秀な軍人達は逮捕され銃殺刑に処され、OASの組織も壊滅的な打撃をうけ、その幹部たちは国外に退去していた。 <あらすじ> 1963年、チリー大佐によるドゴール暗殺の失敗、およびチリー大佐の逮捕と処刑の報を聞いたOAS幹部たちは、組織外のプロ暗殺者を雇うことを決める。彼のコードネームは“ジャッカル”。 契約金は50万ドル。その金を用意するためにOASはフランス各地で銀行強盗を決行した。しかしその突然のテロ行為はフランス当局を警戒させるもととなった。「OASがドゴール大統領暗殺のために新たな殺し屋“ジャッカル”を雇ったらしい」という情報を得たフランスの警察機構は、ルベル警視(ミシェル・ロンスダール)と補佐のキャロン(デレク・ジャコビ)に全権を与えるとともに、定期的に治安組織の官僚たちに捜査報告を行うことを求めた。 ルベル警視は、ジャッカルの正体を洗うべく世界中の警察に問い合わせを行い、怪しいイギリス人をつきとめる。その情報を元に、フランス全土の警察・憲兵らを指揮し不審者の入国を阻止しようとするが、ジャッカル(エドワード・フォックス)はすでにアルファ・ロメオの車内に銃を隠し、偽造パスポートで南仏から侵入したあとだった。 全国の国境やホテルから毎日届けられる入国者・宿泊者リストを洗い、南仏一帯で何度もジャッカルらしき者を追い詰めるが、ジャッカルは寸前で逃げ、何度も偽造パスポートを取り替えて変装を変えパリを目指す。ルベル警視はおそらく、ジャッカルがOASの極秘の連絡網を利用して、治安トップの報告会の内容やルベル警視たちの対策を全て知っているのではないかと疑い治安官僚総ての電話を盗聴する。そしてOASのスパイの女性とそれとは知らずに愛人関係を持ったひとりの官僚を突き止める。捜査もむなしく、ジャッカルはパリに入り、意外な姿に変装して忍びながらその日を待った。パリでは全国の警察力とユニオン・コルスまで総動員し、裏町の隅から隅まで情け容赦ない大ローラー作戦を行うが、ジャッカルは見つからない。 8月25日のパリ解放記念式典。ジャッカルは傷痍軍人を装い、警官を安心させて非常線を通り抜け、大統領の式典が行われるモンパルナス駅前の1940年6月18日広場を見渡せるアパートにもぐりこみ、住民の老婆を傷つけ、狙撃の場を確保した。ジャッカルは松葉杖に偽装した狙撃銃を組み立て、大統領に狙いをださめた・・・。
by ssm2438
| 2011-07-20 21:09
| フレッド・ジンネマン(1907)
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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