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2010年 01月 30日
監督:アラン・J・パクラ脚本:ケヴィン・ジャール デヴィッド・アーロン・コーエン ヴィンセント・パトリック 撮影:ゴードン・ウィリス 音楽:ジェームズ・ホーナー 出演: ハリソン・フォード (トム・オミーラ) ブラッド・ピット (ローリー・ディヴァニー) * * * 何を撮ってもおもしろくないアラン・J・パクラの、世間では面白くないといわれてるけど、個人的には嫌いではない作品(苦笑)。パクラの映画は主人公に感情移入しすぎず、ストイックな立場でカメラを回してるのがいんだよね。ま、なんだかんだといってもやっぱり嫌いになれない監督さんの一人でして・・。 しかし、この監督さんの映画は主人公感情移入系のドラマではないので、あんまりブラッド・ピットとかハリスン・フォードとかを使う意味もないのだけど・・。これがアラン・J・パクラの遺作となってしまった。 この映画は、あんまり評判良くなくて、私もパクラファンのひとりだけど、けっこう疎遠にしてた映画。しかし『ゴルゴ13』の26話「冷血キャサリン」でIRAがらみの話をつくることになり、雰囲気だけは知っておこうかとその関連の映画を見たときの一本。アニメのコンテを描くとき、私の場合は雰囲気重視なのでどうしても何本かそれらしい映画をみてから描くことにしている。ちなみにもう一本は二ール・ホモ・ジョーンダンの『クライング・ゲーム』。正直なところどっちもそれほど参考にならなかったのだが・・(苦笑)。 映画自体も悪くもないが良くもない、無難な映画だったと言えるだろう。 この物語はもともとはブラッド・ピット主演という形で物語が作れるスタンスで始まったらしい。当時彼は飛ぶ鳥落とす勢いだった。彼のもとにきたシナリオを読んだピットは、準主役となるだろうニューヨークの警官をハリスン・フォードはどうだろうと提案したそうな。ただ、ハリスン・フォードを使うとなると準主役ではなく、主役扱いでないとダメだということになり、その役をもっと人情的に書き込むことになったらしい。これは映画会社の主張なのかハリスン・フォードの主張なのかはわからないが、個人的には悪くない方向性で進んだと思える。 お互いが、一個人同士だと愛せる人なのに、その人のバックボーンを知れば知るほど相容れない立場だということになる。客観的には対立構造だが、主観的には愛せるキャラクターという、ドラマではここちよい物語の構成になっている。 ちなみに、監督はそのあと決まる。ハリスン・フォードの提案により、アラン・J・パクラにきまったそうな。なので、この作品彼主導の作品ではなく、パクラ自信がリーダーシップがとりづらかったのだろう。 ストーリーが決まらないまま撮影に入ったこの作品の撮影はどんどん遅れ、とにかく早く上げて次の仕事につきたいブラッド・ピットはそんな状況に不満を公言するようになる。そんなわけで映画制作の現場でも荷台俳優がギクシャクした関係になり、雰囲気のわるい現場になったそうな・・・。 ただ・・・、パクラが撮るなら、『ジャッカルの日』のようなストイックな作品としてあげてもよかったのではないかなとも思う。もうすこしハリスン・フォードの役どころを抑えて、目的を果たすためにIRAのエージェントというだけのほうがかなりスリリングだったのではないかな・・・と。 <あらすじ> 8歳のフランシス・マグワイヤーは、IRAに協力的だった父を眼前で殺された。それからというもの北アイルランドの独立運動に身を投じ、冷徹なテロリストとなった。SI5(英国秘密調査局)に襲撃され、仲間の大半を失った彼はローリー・ディヴァニー(ブラッド・ピット)という偽名でNYに渡る。 ローリーが下宿することになったのは、NY市警察官トム・オミーラ(ハリソン・フォード)の家だった。家族と一緒にすごすトムはローリーを祖国から来た純朴な青年として、家族同様に迎えたが、ローリーはマフィアとセ色、武器と資金調達のために動いていた。 英国から来た捜査官からローリーの正体を聞かされたトムは、激しい怒りを覚える。一方ローリーはマフィアの一味を倒し、ミサイルを手に入れた。ミサイルを積んで出航したローリーの改造船に飛び乗り二人は最後の対決となる・・。
by ssm2438
| 2010-01-30 00:52
| ゴードン・ウィリス(1931)
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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