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2010年 03月 09日
監督:ピーター・ボグダノヴィッチ脚本:アンナ・ハミルトン=フェラン 撮影:ラズロ・コヴァックス 音楽:デニス・リコッタ 出演: シェール (ラスティ・デニス) エリック・ストルツ (ロッキー・デニス) ローラ・ダーン (盲目の少女・ダイアナ) * * * 『エレファントマン』同様、頭蓋骨形成異常の話。しかし、この映画はいいのは、『エレファントマン』のような暗さはないのである。確かに見た目はかなり気持ち悪い主人公の少年の概観だが、彼も、彼をとりまく人々も、とても優しく、彼自身も前向きに生きている。その点がさわやかでいい。さらにローラ・ダーンが恐ろしく可愛い。きっと彼女の出演映画のなかでは、このローラ・ダーンが一番可愛いだろう。 実際の主演はシェールだろうなあ。頭蓋骨形成異常の子供をもつ母親心理を描いた映画といったほうがよかたかもしれない。きっとこの母親もつらかっただろうと思う。私の知り合いには二人ほど、親が離婚して、母親だけに育てられたという経験をもっている人がいるが、その二人の母親はすっごい高圧的な教育ママにはってしまったという。片親だけになってしまい、子供のできの悪さが直接自分の責任になることから、子供に厳しく当たりすぎることになるようだった。このシェールが演じた母親も、きっと恐ろしいほどの責任感を感じていたのだろうと思う。しかしこの映画ではその辺りはあまりふれられず(ドラッグには溺れていたが)、タフなおかーちゃんとして描かれていた。どこもかしこもプレッシャーだらけだったら大変なので、ドラマ性を絞るという意味では正解だろう。 あと、この少年にはじめて恋する女の子を演じたローラ・ダーンだが、彼女は盲目という設定。これも正しいかな。人間の恋愛感情は、80%以上はみためで決定されるもので、どんなに理性が肯定しても、感情が認めないことはありうる。悲しいが現実的な接点の持たせ方だったと思った。 <あらすじ> 頭蓋骨形成異常の少年ロッキー・デニス(エリック・ストルツ)の夢は、親友のベン(ローレンス・モノソン)とオートバイでヨーロッパ大陸を走ることで、そのためにおこづかいを預金していた。彼の母のラスティ(シェール)は古い道徳概念にとらわれない自由人であり、ドラッグと男に明けくれ、周囲にはバイクに生きるアウトサイダーたちがいた。ロッキーはバイカーからも愛されていた。 卒業を間近にひかえたある日、校長が盲人のサマー・キャンプに参加するようにとロッキーにすすめた。そこで彼は盲目の美少女ダイアナ(ローラ・ダーン)と出会った。目が見えない彼女はロッキーと普通にせっすることができた。時折頭痛に苦しむこともあったが、ロッキーは、ダイアナと馬に乗ったり楽しい時を過ごした。だが、キャンプの最終日、ダイアナを迎えに来た両親の狼狽ぶりに、2人は気まずい思いを経験した。ダイアナの両親は彼女をロッキーから遠ざけた。電話をしても彼女を出してもらえないいらだちから、ロッキーは自然とダイアナのいる街へと足を向けていた。乗馬クラブで再会する2人。 死は突然ロッキーを襲った。ダイアナと別れて家に戻った翌朝、学校からの電話で、ラスティはロッキーが欠席しているのを知り、彼の部屋を開けた。話しかけても既に息絶えたロッキーは無言だった。ロッキーの16歳の生涯は終った。
by ssm2438
| 2010-03-09 01:31
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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