2011年 05月 18日
監督:ロン・アンダーウッド 脚本:S・S・ウィルソン/ブレント・マドック 撮影:アレクサンダー・グラジンスキー 音楽:アーネスト・トルースト 出演: ケヴィン・ベーコン (ヴァル・マッキー) フレッド・ウォード (アール・バセット) フィン・カーター (ロンダ・ルベック) * * * 地上のジョーズはB級なれど、これがなかなか面白い。 当時はモンスターパニック物がもてはやされた時代がそろそろ去ろうかという中、B級テイストで、スマッシュヒットな映画として連tなるデもてはやされた映画のひとつ。多分劇場ではそれほどうけなかったのではないだろうか。いかにもB級なのでみなさんそれほど本気にはとらなかったのだけど、ビデオでお手軽に借りられるようになると、だんだんと人気がでていった作品。 当時私もビデオで見たのが、あんまり興味もなかったので下調べもしてなかった。そんなわけで、てっきり放射能汚染かなんかで巨大化したモグラかなって思ってたら全然架空の生物だった。 全編とおしてB級ののりはぷんぷんするのだが、人間とモンスターとのやり取りが、どこか子供じみていて、それが、子供のころの遊びを思い出させてくれた。当時は普通の鬼ごっこだとつまらなかったので、地面のおりたら負け!というルールのもとに学校の校庭で鬼ごっこ。結局校庭のまわりにブロックベイやらジャングルジムやらのアイテムを使いつつ逃げるのだが、これがなかなか面白い。あの感覚を思い押させてもらった。 制作には『ターミネーター』のプロデューサー、ゲイル・アン・ハード(もとジェームス・キャメロンの奥さん)。さすがにこういったB級テイストを方しにしていくのは上手い(笑)。 <あらすじ> ネバダ州の小さな町で町の人々が次々と不審な死を遂げるという事件が起きる。やがてヴァル(ケヴィン・ベーコン)たちは、その原因が巨大な地底生物の仕業であることを知るが、その頃町は、電話が不通となり、道路も寸断されるなど、すっかり陸の孤島と化してしまった。その地底生物に襲われたヴァルとアール(フレッド・ウォード)は、それを退治するが、地震学を研究している大学院生のロンダ・ル・ベック(フィン・カーター)からまだ3匹いると教えられる。町外れには武器マニアの夫婦がいて大量に武器を保有してたりして、とりあえず戦うすべは用意していある。常に家の屋根にのぼるとか、固い岩盤の上にあがるとかして、地面から離れていなければならない非自由さが実にたのしい。移動手段は鋼鉄の塊ブルドーザー。 ちなみにこのモンスター、グラボイドという名がついているらしい。
by ssm2438
| 2011-05-18 14:45
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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