
監督:ピーター・イエーツ
脚本:アラン・R・トラストマン、ハリー・クライナー
撮影:ウィリアム・A・フレイカー
音楽:ラロ・シフリン
出演:
スティーヴ・マックィーン (フランク・ブリット)
ジャクリーン・ビセット (キャシー)
* * *
ジャクリーヌ・ビセットは酒のつまみかい?
こんな使われ方してたらグレそうだよ。70年代最高の美女といわれた、彼女だが、振り返ってみると彼女をまともに撮った映画があったのだろうか? この映画見たときの印象は、もう映画そのものよりも、
ジャクリーヌ・ビセットの添え物的な使われ方が悲しかった。
カメラは私の好きな
ウィリアム・A・フレイカー。黒が渋いが、この頃のサンフランシスコの夜はほんとにくらかったのだろう。
『ダーティ・ハリー』なんかみてても夜はほんとに真っ暗だ。まあ、あれはコントラストをつけるよりも画面全体が暗い
ブルース・サーティースの好みなのだろうが・・。ちなみに音楽も『ダーティハリー』の
ラロ・シフリン。まあ、ハリー・キャラハンが活躍する3年前のサンフランシスコの刑事といえばこのブリットだったわけだ。でも、だからといってそれほど個性がある刑事というわけでもないのだけど。。
監督は
ピーター・イエーツ。この人に関しては特別な想い入れもなく、作った映画も特に可もなく不可もなくといった感じ。
『ザ・ディープ』でジャクリーヌ・ビセットを主役で海洋ロマンをとっていたが、あんまり面白くなかったし・・、なにが一番面白いんだろう・・
『ヤング・ゼネレーション』かな?
サンフランシスコの坂道でがうんがうんしながら追いかけっこするカーチェイスは一応有名だが、個人的にはだらだらして長いだけだった。カーチェイスのシーンって今も昔もあんまり面白くないのでさくっとしあげてほしいのだけどなあ。特に最近の
ポール・グリーングラスが監督やってる
『ボーンスプレマシー』とか
『・・アルティメイタム』とか、手ブレがうざすぎて見るに耐えない。
映画は114分なれど、それでも長く感じるくらい、だらだらしてる。トータルなドラマの流れがまったく理解されてないような編集だといっていい。たるいところはとっとと切ってればよかったのに。とにかく、意味ない無駄なシーンがおおすぎる。
最後のシーンは空港で、バックでっかり旅客機が通り過ぎたりして見栄え場いいが、それがおっかけっこに効いて来ないうえに、かなりあっさり終わってしまった。ピーター・イェーツの才能のなさばかりが目だった映画だったような・・・。