2010年 03月 21日
監督:マーク・フォースター 第2班監督:ダン・ブラッドリー 脚本:ニール・パーヴィス ロバート・ウェイド ポール・ハギス 撮影:ロベルト・シェイファー 音楽:デヴィッド・アーノルド 出演: ダニエル・クレイグ (ジェームズ・ボンド) オルガ・キュリレンコ (カミーユ) マチュー・アマルリック (ドミニク・グリーン) ジュディ・デンチ (M) ジェマ・アータートン (フィールズ) * * * あの~~~~~~、よく判らないんですけど・・・。 前作の『カジノロワイヤル』を見たとき、007映画がただのアクション映画に乗っ取られた感があり、もうみなくていいやって思ったが、確かに劇場で見る気はしないし、レンタルでも見る気しないが、テレビでやってるとついつい見てしまった。 第二班(アクション担当)監督は前回に引き続き、ボーン・シリーズなどをてがけたダン・ブラッドリー。この一連の映画はこの人の映画だといって過言ではない。アクションシーンはドサクサ感をだすためにあえて状況がわからないように編集している。これは最近のアクションシーンのはやりともいえるが、あんまりわからないので、だんだんどうでも良くなってくる。音楽とアクションの雰囲気だけの映画になってきてる感がある。宇多田ヒカルの歌みたいな感じ。何うたってるのかわからないけど、まあ、雰囲気だけでいいや・・みたいな。時代のながれかな。 ・・で、次回作だと、その謎の組織ってのはスペクターだったってことにおちつくんですかね? ・・で、ラスボスは、やっぱり白い猫飼ってるブロフェルドとかいうんじゃないでしょうねえ? <あらすじ> ジェームス・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、ヴェスパー(エヴァ・グリーン)の復讐をすべく、その相手をさがし始める。前回の最後で捕まえたミスター・ホワイトから聞き出そうとするが、その組織はMI6にもモグラを送り込んでおり、かれはドサクサにまぎれてミスターホワイトを射殺、逃走するがボンドによって仕留められる。 そのモグラの銀行口座を調べると、どうやらハイチから入金されているらしい。ハイチに飛んだボンドは、そこで、謎の組織のビジネスマン、ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)にたどり着く。 グリーンは、ボリビアの現政権を転覆させ、亡命中のメドラーノ将軍にボリビアの水の利権の60%を売りつけようとしていた。そしてそこにはもうひとり、カミーユ(オルガ・キュリレンコ)というボリビアの諜報員が登場、グリーンの情婦となり、メドラーノ将軍の暗殺をもくろんでいた。 すったもんだのすね、カミーユは親の敵であるメドラーノ将軍を殺し、ボンドはグリーンを(間接的ながら)殺した。しかし、いまだに謎の組織の実態はみえてこない・・・。 今の時代から007映画を見ている人にはこれでいいかもしれないが、これだとごくごく普通のダン・ブラッドリーによるアクション映画でしかない。このスタイルでやるなら(これはこれで出来はいいと思うし)、007の冠ははずして欲しいなあ。別のタイトルでやればいいのに・・・。 ちなみにオルガ・キュリレンコは、この映画のなかではなんかあんまりよくない。『薬指の標本』の時の彼女はとっても魅力的だったのに・・。クレイグボンドになってから、登場人物が美しくなくなった。ジュディー・リンチも醜いおばさんだし、エヴァ・グリーンもなんか娼婦性のある顔だちになってたし、今回のオルガ・キュリレンコでさえ、浅黒い土人だった。全身原油塗られて死んだフィールズもなんかいまいち田舎くさいし・・、はああ~~~~。。。。
by ssm2438
| 2010-03-21 23:41
|
アバウト
主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
ファン
検索
以前の記事
2016年 05月 2013年 12月 2013年 10月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 タグ
☆☆☆(365)
☆☆☆☆(199) 一見の価値あり!(84) ☆☆☆☆☆(84) 貴重なヌードあり!(82) シナリオ勝負映画(82) 撮影的に高品質な映画(81) この女優必見!(80) 楽しいぞ!この映画(80) ダメだこりゃ映画(79) 女優が色っぽい映画(78) 女優が愛らしい映画(76) 自然描写が美しい映画(53) 一見の価値もなし!(53) ダイナミック望遠映画(37) ディープメンタル映画(22) 言葉が素敵な映画(22) リアリズムの映画(20) ぼろ泣き映画(16) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(13) カテゴリ
ジョン・フォード(1894) フランク・キャプラ(1897) A・ヒッチコック(1899) V・デ・シーカ(1901) ウィリアム・ワイラー(1902) ビリー・ワイルダー(1906) フレッド・ジンネマン(1907) 松本清張(1909) 黒澤 明(1910) M・アントニオーニ(1912) ルネ・クレマン(1913) I ・ベルイマン(1918) F・フェリーニ(1920) G・チュフライ(1921) W・A・フレイカー(1923) シドニー・ルメット(1924) 増村保造(1924) H・ウェクスラー(1926) S・キューブリック(1928) J・フランケンハイマー(1930) N・アルメンドロス(1930) ロベール・アンリコ(1931) ゴードン・ウィリス(1931) マイク・ニコルズ(1931) F・トリュフォー(1932) A・タルコフスキー(1932) D・マカヴェイエフ(1932) テオ・アンゲロプロス(1935) ウディ・アレン(1935) R・レッドフォード(1936) リドリー・スコット(1937) 木村大作(1939) ジョン・バダム(1939) W・フリードキン(1939) J・L・ブルックス(1940) エイドリアン・ライン(1941) ノーラ・エフロン(1941) K・キェシロフスキー(1941) ペニー・マーシャル(1943) ピーター・ウィアー(1944) C・デシャネル(1944) ラッセ・ハルストレム(1946) S・スタローン(1946) アイバン・ライトマン(1946) S・スピルバーグ(1946) パトリス・ルコント(1947) E・ズウィック(1952) ゴジラ(1954) G・トルナトーレ(1956) ブラッド・バード(1957) 男はつらいよ(1969) ライフログ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||