2011年 02月 28日
監督:アンドリュー・カリー 脚本:アンドリュー・カリー ロバート・チョミアック デニス・ヒートン 撮影:ジャン・キーサー 音楽:ドン・マクドナルド 出演: ビリー・コノリー (ゾンビ使用人・ファイド) クサン・レイ (ティミー・ロビンソン) キャリー=アン・モス (母・ヘレン) ディラン・ベイカー (父・ビル) * * * 死んだらソンビになって存続するか、それとも死んだままか・・・それが問題だ。 とにかく設定が奇抜だ。 かつて地球では何かの拍子にゾンビが大量発生し人間を襲い始めた。しかしゾムコン社は、そのゾンビの行動を抑制する首輪開発、それをはめられたゾンビは奴隷となる。ゾンビは家事も出来る奴隷として、またハウスペットとして、一般家庭に普及していった1950年代のアメリカ。 そんなブラックな設定だが、ゾンビの基本法則、「死んでいるが、食べる能力だけはある」「頭をきられると機能停止する」だけは残っている。 しかし、人はいつかは死ぬのであり、死後は、誰かに首を切断してもらい、完全に死に切るか、ゾンビとして存続するかを選択しなければならない。ロビンソン家の主ビル・ロビンソンはいまだに彼の父親の首をはねたことをトラウマにしている。そして、自分が死んだときは、きちんと死にたいと思っているが、妻へレンと息子のティミーはゾンビになりたいと言う。そんなロビンソン家にもゾンビを買うことになった。 そんな奇抜な展開のなかで、ダメ夫の悲哀や、いじめられっこのゾンビとの友情、すこしづつゾンビといる時のほうがときめいてくる妻など、ハートルフ(?)なドラマも同時に展開される。 <あらすじ> 1950年代の小さな田舎町、ティミー・ロビンソン(クサン・レイ)の近所にゾムコン社に勤める権力者ミスター・ボトムズ(ヘンリー・ツェーニー)が引っ越してきた。ティミーの母ヘレン(キャリー・アン・モス)は自分の家だけゾンビを飼っていないとは言えず、夫ビル(ディラン・ベイカー)の反対をおしきりゾンビのファイド(ビリー・コノリー)を飼うことにする。 ティミーはファイドと仲良くなるが、公園でキャッチボールを楽しんでいると、首輪が故障し凶暴化したファイドが近所のお婆さんを食べてしまう。ティミーはばれないようお婆さんの死体を隠すが、やがて夜になると地の底からお婆さんがゾンビとなって復活、人を襲いはじめる。いじめっこたちはそれがファイドの仕業だとわかると、それをネタにティミーを人目につかない野原におびき出して痛めつけようとするが、反対にファイドに食べられる。やがて犯行が判明し、ファイドはゾムコン社に連行される。友達を失ったような感覚におちいるティミー。しかしファイドはゾムコン社で生きていた・・・。
by ssm2438
| 2011-02-28 22:10
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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