2010年 04月 01日
監督:ドナルド・ペトリ 脚本:マーク・ローレンス ケイティ・フォード カリン・ルーカス 撮影:ラズロ・コヴァックス 音楽:エド・シェアマー 出演: サンドラ・ブロック (グレイシー・ハート) マイケル・ケイン (ビクトール・メリング) ベンジャミン・ブラット (エリック・マシューズ) ウィリアム・シャトナー (スタン・フィールズ) キャンディス・バーゲン (キャシー・モーニングサイド) * * * ええええええええんど、ワールド・ピィーーーーース なにも残らないが、みてて楽しい映画。FBI捜査官のグレイシー・ハート(サンドラ・ブロック)は男勝りで、皮肉屋で、女性らしいおしゃれにも全く関心がなく野暮ったい風貌の女性警官。本人はそう思ってないかもしれないが、孤独な独身生活を送っている。 事件は美人コンテスト宛てに連続爆弾魔から爆発予告からはじまる。警察は捜査員の1人ミス・アメリカ候補として送り込み、潜入捜査することになる。その役がグレイシーにまわってきた。何度も優勝者を生み出しているヴィクトール・メリング(マイケル・ケイン)率いる美容師チームか完全バックアップし、グレイシーは見事ミス・ニュージャージーに変身していく。 ちょっとひねりをきかした『マイ・フェア・レディ』だね。はなっから気品あるオードリー・ヘプバーンをこの役に持ってくるのはかなり無理があるような気がするけど、サンドラ・ブロックだと、意外とちょうどいい感じだったのかもしれない。 なにか得意なことは?ときかれて「逮捕術」と答え、実践するのがおかしい。ガラスのコップでキンコンカンはとっても良かった。 <あらすじ> ミス・ニュージャージーとしてサンアントニオに到着したグレイシー(サンドラ・ブロック)は、各州のミスと徐々に仲良くなっていく。そして彼女達の情報から、意外な真犯人に気付く。今大会で司会のスタン・フィールズ(ウィリアム・シャトナー)と元ミスの大会委員長キャシー・モーニングサイド(キャンディス・バーゲン)が、大会の役職から降ろされることになるとか。グレイシーがキャシーを疑い始めた時、容疑者が逮捕されたと連絡が入り、FBIは引き上げることになる。グレイシーは、真犯人はキャシーだと訴えるが、誰も聞く耳をもたない。孤立無援になってしまったグレイシーだが、正義のため、そして仲良くなったミスたちを救うため、グレイシーは大会の最終日に挑む。 グレイシーの披露する芸は、水を入れたグラスで音楽を演奏することだったが、緊張してのどが渇いたミスたちにグラスの水を飲まれてしまう。そこで急遽マシューズを使って護身術を披露することにする。意外な芸と達者な話術で、会場は大うけ。そして計画通りにグレイシーはトップ5に選ばれ、そして計画には無かったが、グレイシーは準ミスに選ばれる。ミス・アメリカはロングアイランドからきたシェリルだった。 しかし、ミスが着けるティアラに爆弾が仕掛けられていることを知らされたグレイシーは、シェリルからティアラを奪いに行くが、周囲もシェリルもそれを理解しないために抵抗される。やっと奪ったティアラをグレイシーが空中に投げ出したとき、爆発が起こる。悪事を暴かれてキャシーは逮捕される。そしてグレイシーはミスたちから友人として受け入れられ、ミス・フレンドシップ賞を受ける。仕事、愛情、友情において成功を収めたグレイシーはシアワセ一杯で、鼻をブヒブヒならして笑うのだ。
by ssm2438
| 2010-04-01 22:02
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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