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2010年 05月 01日
監督:ビレ・アウグスト脚本:ビレ・アウグスト 撮影:イェリエン・ペルション 音楽:ステファン・ニルソン 出演: ペレ・ヴェネゴー (ペレ) マックス・フォン・シドー (ラッセ) ビヨルン・グラナート (エリック) * * * 頭では「いい映画」という解釈をしがちだが、心は「つまらない」と叫ぶ映画。 監督ビレ・アウグストの見せ方は地道で、正攻法の演出なので、映画的には実にきっちり仕上げてきてるな・・という感想。しかし、いかんせんお話がしんどい。マーティン・アナセン・ネクセの原作『勝利者ペレ』の幼年期を映画にしているのだが、ここだけ映画にされても悲惨なだけでみていてつらいだけだった。物語全部をとおしてみれば、こういうエピソードがあったあの子が、後にことをなしとげたんだなって思えるからいいのだろうが、この冒頭だけを映画にするという計画事態が失敗している。 堅実な作りで、カンヌでもパルムドールを受賞、アカデミー外国語映画賞もとっている。映画としての完成度は高いのだが、いかんせん話がつらい。おまけにこれが2時間半なのでしんどいしんどい。これ、映画館で見なければ、飛ばし見しかねない映画だ。そういう私は不幸にも劇場でみてしまい、しんどい想いをした。 この映画の時代背景は、18世紀から19世紀にかけておきた産業革命につづき、西ヨーロッパにおいて一連の農業技術上の改革がおこった時代。休耕地を無くした四輪作の導入、囲い込みによる集約的土地利用などによって、食料生産が飛躍的に伸びた。農業革命による新農法は広い土地を必要としたものの、依然耕作のための人手も必要としており、自営農であった者たちは同じ土地でそのまま自営農から賃金労働者に転落した。 <あらすじ> ラッセ(マックス・フォン・シドー)とペレ(ペレ・ヴェネゴー)のカールソン父子は、仕事を求めるスウェーデンからデンマークへ移民してきた。老人と子供ということで次々と断わられるが、なんとかある農園拾われ、その牛小屋で暮らすことになった。移民の子ということでペレにとってはつらい日々が続く。そんなペレをかばってやるのは、いつかアメリカに行くことを夢みている同じ使用人のエリック(ビヨルン・グラナト)であった。彼はいつかアメリカにいって世界を征服してやると語り、その言葉だけがペレの生きる希望となっていた。そんなエリックは管理人から無理難題を命じられ、怒りから彼に襲いかかるが、その最中止め具の外れた井戸の重石が頭を直撃し、廃人となってしまう。春が来たらここを出て世界を征服しよう、と言葉も離せなくなったエリックに話しかけるペレ。しかしある冬の日、エリックが農園から退去させられてしまう。その光景を目撃したペレは、老いた父を牛小屋に残し、ひとり雪原を歩き出すのだった。
by ssm2438
| 2010-05-01 23:38
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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