2010年 06月 01日
監督:ミヒャエル・ケウシュ 脚本:スティーヴン・セガール/ジョー・ハルピン 撮影:ソニア・ロム 音楽:バリー・テイラー 出演:スティーヴン・セィーガル (マーシャル・ローソン) * * * どこかで激突してるのかもしれないが、睡魔にかられて沈黙しそう・・・。 ミヒャエル・ケウシュは前回の『沈黙の奪還』につづいてのセガ爺作品の監督。このあと『沈黙のステルス』もやっている。基本的にはちゃらちゃら演出系の人で、小手先の流行の演出技法をやたらと使う人。この作品でもポール・くそ手ブレ・グリーングラスのまねをして、ミヒャエル・くそ手ブレ・ケウシュと化しているが、おかげで物語がかなりチープに見えてしまう。そうでなくてもこの作品自体がお子様精神によってつくられているようなコンセプトの映画で知能指数の低さを感じのだが、そこでなおかつくそ手ブレ・グリーングラスのまねしてるので、画面をみてるだけで、うざいうざい。さらにうざいのが、みんながみんなして、日本のくそアニメによくある“余裕ぶっこき芝居”ばっかりなのだ。 別に演出スタイルをコピーするのが悪いとは言わないが、そのコピーする対象がいかにもチープなものばかりをコピーしてるので、映画のないよう云々よりも、ドラマ作りのスタンスから臭う程度の低さが、見る気をなくさせる。 良いところを上げるとしたら、この監督コピー能力はかなりある。ただ、コピーしようとめざしためざした演出技法が<演出をした振りをするための演出>であって、<演出>の本質ではなかったということだ。 物語のコンセプトとしてはセガ爺で『アンダーワールド』みたいなバンパイア・アクションをしようというもの。もっともセガ爺の登場する世界にバンパイアなど出ないので、今回は新種の麻薬が超人的な俊敏さと怪力を生み出すことになっている。 <あらすじ> ヨーロッパの麻薬組織のために部下を失ったローソン(スティーヴン・セィーガル)は、軍の化学兵器研究プログラムの責任者を務めてている生化学者のティア(リサ・ラヴブランド)に分析を依頼する。ローソンの部下を殺した連中は、軍の極秘研究によって生まれた、新薬CTXでDNAを変異させ常人の数倍もの身体能力を持つ殺人マシーンだった。ナノグラファイト製の特殊ナイフを両手首に装着したローソンが、廃墟と化した大聖堂で死闘を繰り広げる・・・。 しかし、映画ないに、お姉ーちゃんの傷が左右反対にあるところがもろにあったりして・・・、あれれ???というお粗末さ。そういうのはちょっとはずかしいんじゃないですか? なんかの都合で出来上がった画面を左右反転させたのだろうが、そのままやったら傷のいちだった反転しちゃうだろう。なにかんがえてるんでしょうねえ??
by ssm2438
| 2010-06-01 11:07
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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