
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
撮影:ギスラン・クロケ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
出演:ウディ・アレン/ダイアン・キートン
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ギスラン・クロケ燃えるウウウウウウウウウウっ!!!
個人的に、
ウディ・アレンのコメディセンスが面白かといわれると「全然そうは思わない」と答えるのだが、この人の画面構成力とディープは人間分析と心理描写は崇拝に値する。すくなくとも私の大好きな映画10本の中にウディ・アレンが監督した
『インテリア』が入っている。おかげで昨今の作品で全然燃えなくても、ウディ・アレンは好きな監督さんのなかに入っている。
70年代のウディ・アレンの画面はほとんど
ゴードン・ウィリスが担当していた。しかしこの映画はちょっとフェイントをかけて
ギスラン・クロケである。初めてのこの映画を見たときは、「あれ? 誰これ? めっちゃいい画面撮るじゃん!!!!」って感動。即
allcinema オンラインでチェック、そしたら「ギスラン・クロケ」という人らしいことがわかった。他にどんな作品やってるんだろうってチェックしたら・・・・おおおおおおおおおおおおお、
『テス』ですよ。そら、良い画面とるわ!って納得してしまった。
つくづく思うのだが、ウディ・アレンの画面構成は、めちゃくちゃ演出意図的に整理されているのだ。アップとロング。ごちゃごちゃしてる画面とシンプルな画面、そのメリハリがとても職人技的で良い。なおかつ、演出意図がとてもはっきりしている。あるいははっきりしすぎるからぼやかしているところもある。その点についていえば私はこの映画よりも
『マンハッタン』が好きだ。とにかく知能指数の高い画面構成をいつも展開してくれるのがウディ・アレンである。
お話は・・・個人的にはどうでもいい。
ダイアン・キートンにそそのかかされて、当時飛ぶ取り落とす勢いだったナポレオンの暗殺を企てるが失敗、結局とらられてあっさり処刑される話。その男の回想として物語は展開していく。
最後は、死は終わりでなく、生活費節約の早道・・・だそうな。
カッコつけただけで、あまり真実味がないのでどうでもいい言葉だ。