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2010年 07月 19日
監督:マイケル・リッチー脚本:ビル・ランカスター 撮影:ジョン・A・アロンゾ 音楽:ジェリー・フィールディング 出演: ウォルター・マッソー (モリス) テイタム・オニール (アマンダ) * * * この頃のテイタム・オニールは可愛かった! 当時世間ではかなり評価されていた映画だったが、個人的にはイマイチ感をつよくもった映画のひとつ。とにかく「成し遂げる」感がない映画で、結果としてリーグ優勝を決める決勝戦まではいけるだけの話。チームが強くなっていくプロセスが、人材を育てるといよりも、いい人材をほかから集めてくるという方式。「ダメなものはダメなんだ。だったら良い人材を他からあさってくればいいじゃないか。で、ダメなものと出来るものとが一緒にやっていこうよ」・・みたいなスピリットが根底にあるような気がして、それがカープファンの私には今ひとつなじまなかった(苦笑)。まあ、現実的ではアルのだけど・・・。 そんななかで、子供たちが持つ、劣等感や、虚栄心、親に対する反発など、“ああ、判るわかる・・”といった描写をちりばめてつくってある。運動神経抜群の不良少年ケリー、プレーオフへの進出がかかった一戦で、監督モリスは「外野フライは全部お前がとれ」と指示を出す。他人の守備範囲まできてボールをとってしまう彼にチームの連中は反感をもつ。不良少年演じてるくせに、彼も「悪いなあ」とおもってて、仲間はずれにされると寂しそう。そんな描写がなかなかよいことはよい。 あと、ちょっとどきっとしたのは、チームのなかに英語が話せないメキシコ人の兄弟がいるところ。この言葉が通じない人たちがいる世界観ってのが、さりげなくアメリカの心の広さを感じさせてくれた。 それにテイタム・オニールは可愛い。 中学校のころで、テイタム・オニールが大好きでした(私より一つ下)。当時テイタム・オニールと、彼女より一つ年上のジョディ・フォスター(私と同い年)が女の子スターとしては名をはせていたのですが、結局テイタム・オニールはこのあたりからキャリアが失速、というか、まともに見られるのは『ペーパームーン』とこの『がんばれ、ベアーズ!』くらいで、クロスティ・マクニコルと共演した『リトル・ダーリング』がスクリーンでみた最後の映画になってしまった。他にもでてたのだけど、私のなかでそんなにときめかなくなってしまったかな。テニスのジョン・マッケンローと結婚した時にはちょっとびっくり、久々に名前をきいたけど、ええええええええええ!? どこをどうしてそんなことになったん??っとちょっとがっくり。もうちょっと役者人生で輝いてほしかった人でした。 監督のマイケル・リッチーは、普通に映画を撮る人。古くは『候補者ビル・マッケイ』、最近でみたのは『クール・ランニング』くらいでしょうか。特に癖もなくみていて鼻つくところもないけど、インパクトもあまりない人。 撮影はジョン・A・アロンゾ。大好きです! 『ブラック・サンデー』、『ブルーサンダー』、『未来警察』など、この人の夜の画面はとてもめりはりがきいてて素敵だ。残念ながらこの映画では昼間ばっかりなのでアロンゾのよさは発揮されなかったのが残念だが・・。 <あらすじ> プール清掃人モリス・バターメーカー(ウォルター・マッソー)は、メジャーに上がることはなかったがプロの世界に身をおいていたピッチャー。そんな彼が、地元の少年野球リーグの新チームを『ベアーズ』のコーチを依頼される。しかしベアーズのメンバーの練習を見て絶望的になった。リーグが開幕、初戦の相手はリーグ最強のヤンキース。ベアーズは一死もとれずに1回の表で26点取られ、たまりかねたモリスはそのまま、放棄試合にするしかなかった。 ![]() 「少年野球はピッチャーだ!」とばかりに、使えるピッチャーをスカウトする。それが、モリスの昔の恋人の娘で、12歳になる娘アマンダ(テイタム・オニール)。子供の頃から彼女にキャッチボールをおしえ、プロ仕込みの投球術の総てを教えられていたのだ。アマンダもモリスにさりげない父親を想う愛情を抱いており、なんだかんだと難癖をつけながらもベアーズに参加する。 アマンダが加わったことでなんとか点数的には試合になるが、それでも守備はがたがた。そんな試合中にバイクにのってフィールドに乱入する不良少年ケリー(ジャッキー・アール・ヘイリー)。係員につまみ出される。タバコをすい、サングラスをかけ、バイクを乗り回すガキだが、彼もやっぱり野球が好きなのだった。試しに打たせてみるとがんがんボールを飛ばす。 チームのピッチャーと4番がそろったベアーズは快進撃をはじめる。
by ssm2438
| 2010-07-19 10:38
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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