|
2010年 08月 09日
監督:ルイス・プエンソ脚本:アイーダ・ボルトニク/ルイス・プエンソ 撮影:フリックス・モンティ 音楽:アティリオ・スタンポーネ 出演: ノルマ・アレアンドロ (アリシア) エクトル・アルテリオ (夫ロベルト) * * * 一時期アルゼンチン映画にもえてた時代があった。それがちょうどこの80年代。『ナイト・オブ・ペンシルズ』でガツンなインパクトを受け、『スール/その先は・・・愛』でがつなインパクトを受け、そんなインパクトがあったのでこの映画もちょっと劇場にあしをはこんでみた。 実はこの映画、世間ではあんまり知られてないかもしれないが、1985年のアカデミー賞とLA批評家協会賞の外国映画賞を取っているのである。だからといってそれほどいいわけでもないけど、やっぱりあの時代のグロテスクさをもっている。 アルゼンチンというくには、今ではサッカーで強い国という印象があったり、ラグビーでも前回のフランスワールドカップでは3位にはいっている。そんな国なのだが実はつい最近70年ちかくまでナチスドイツのような強権政治がおこなわれていたとんでもない国。 第二次世界大戦に参加していなかったためにその間にかなりの経済力をつけたが、そのあとのペロン政権下では左翼志向にはしり経済はがたがた、一気に貧乏国になってしまった。そうなると軍部がグレてクーデター。そんな時勢に国民が壁へ記してペロン復活を願うも、復活してみればすぐ死んでしまう。その後は政治素人の夫人が正解最初のの女性大統領になるが無知な経済政策でまたしてもぼろぼろ、そして軍部がまたグレる・・。そんなごたごたの繰り返しだった。 この映画は、そんな状況下で、軍事政権が覇権を握った時に左翼系活動家を強制連行して監禁したり拷問にかけたり、殺したりし、女は犯されもした。そうした活動家の子供たちは、人知れず子供のもてない家庭に売られていたという。 この物語はオフィシャルなストーリーとしては語られないそのダークサイドの話。 <あらすじ> 軍事政権下のアルゼンチン。高校の歴史教師アリシアは(ノルマ・アレアンドロ)、実業家の夫ロベルト(エクトル・アルテリオ)結婚し、子供ができなかったため養子にもらったガビイ(アナリア・カストロ)とともに、平穏な生活を送っていた。 ある日、学校の同窓会に出たアリシアは亡命していたアナ(チュンチュナ・ヴィラファニエ)と再会した。その夜、アリシアの家でアナはなぜ亡命せねばならないかを語った。それによれば、彼女の昔の恋人ペトロが反体制側だったために彼女まで拷問、暴行を受けたこと、また獄中で妊娠中の女性から生まれて来た子供たちが連れ去られ、見知らぬ人々に売られていくのを見たという。その瞬間、アリシアの胸にはガビイもその一人ではないかという疑惑が湧き起こった。 アリシアはガビイの出生を調べ始める。夫のロベルトの忠告にも関わらず、あくまでガビイの出生をつきとめることに固執するアリシア。ついにサラという女性をみつける。ガビイは彼女の娘の子供だった。ロベルトの怒りは爆発するが、彼の軍事政権側で活動、膨大な報酬を得ていることが判明する。翌日アリシアは二度と帰らないであろう家をあとにした。
by ssm2438
| 2010-08-09 21:41
|
アバウト
![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
ファン
検索
以前の記事
2016年 05月 2013年 12月 2013年 10月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 タグ
☆☆☆(365)
☆☆☆☆(199) 一見の価値あり!(84) ☆☆☆☆☆(84) 貴重なヌードあり!(82) シナリオ勝負映画(82) 撮影的に高品質な映画(81) この女優必見!(80) 楽しいぞ!この映画(80) ダメだこりゃ映画(79) 女優が色っぽい映画(78) 女優が愛らしい映画(76) 自然描写が美しい映画(53) 一見の価値もなし!(53) ダイナミック望遠映画(37) ディープメンタル映画(22) 言葉が素敵な映画(22) リアリズムの映画(20) ぼろ泣き映画(16) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(13) カテゴリ
ジョン・フォード(1894) フランク・キャプラ(1897) A・ヒッチコック(1899) V・デ・シーカ(1901) ウィリアム・ワイラー(1902) ビリー・ワイルダー(1906) フレッド・ジンネマン(1907) 松本清張(1909) 黒澤 明(1910) M・アントニオーニ(1912) ルネ・クレマン(1913) I ・ベルイマン(1918) F・フェリーニ(1920) G・チュフライ(1921) W・A・フレイカー(1923) シドニー・ルメット(1924) 増村保造(1924) H・ウェクスラー(1926) S・キューブリック(1928) J・フランケンハイマー(1930) N・アルメンドロス(1930) ロベール・アンリコ(1931) ゴードン・ウィリス(1931) マイク・ニコルズ(1931) F・トリュフォー(1932) A・タルコフスキー(1932) D・マカヴェイエフ(1932) テオ・アンゲロプロス(1935) ウディ・アレン(1935) R・レッドフォード(1936) リドリー・スコット(1937) 木村大作(1939) ジョン・バダム(1939) W・フリードキン(1939) J・L・ブルックス(1940) エイドリアン・ライン(1941) ノーラ・エフロン(1941) K・キェシロフスキー(1941) ペニー・マーシャル(1943) ピーター・ウィアー(1944) C・デシャネル(1944) ラッセ・ハルストレム(1946) S・スタローン(1946) アイバン・ライトマン(1946) S・スピルバーグ(1946) パトリス・ルコント(1947) E・ズウィック(1952) ゴジラ(1954) G・トルナトーレ(1956) ブラッド・バード(1957) 男はつらいよ(1969) ライフログ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||