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2010年 08月 23日
監督:マルコ・フェレーリ脚本:エンニオ・フライアーノ ジャン=クロード・カリエール マルコ・フェレーリ 撮影:マリオ・ヴルピアーニ 音楽:フィリップ・サルド 出演: カトリーヌ・ドヌーヴ (リザ) マルチェロ・マストロヤンニ (ジョルジュ) * * * このくらいの孤立感が一番いい・・。 この映画をみるとやはり『流されて・・・』を思い出してしまう。しかしあれは完全に文明と切り離された世界だった。こちらは、無線で内地とも連絡がとれるし、モーターボートもあり、文明社会に戻ろうと思えば戻れる距離にある。その距離感が安心できるのだろう。 映画の本筋はあまり面白いとはおもえない。ただ、イヌとして首輪をし、四つんばいで歩くカトリーヌ・ドヌーヴヴを映像にしたいというだけでつくられた映画のようなきがする。ただ、そこへのもって行き方がフランス映画なのだ。 文明と切り離された島に住むマルチェロ・マストロヤンニは、カトリーヌ・ドヌーヴを性欲の対象としてはみていない。彼にとってドヌーヴは、「出て行け」と自分の意思を押し付ける対象でもない。どうも彼にとって女性に対する欲望とは文明社会においてきたものらしい。彼にとって、人間同士の意思疎通というものがわずらわしいのだ。いてもいなくてもどっちでもいい存在なのだ。そんな彼がひたすら仲良くするのは一緒にいるイヌのメランポのみ。「自分が文明社会の女だから相手されないのなら・・」とそのイヌを殺し、自らそのイヌの首輪をはめ、自分がそのイヌの立場にとって代わるという流れななのだ。 カトリーヌ・ドヌーヴの色っぽいシーンはあるようで、実はあまりきちんと脱いでいるわけではない。あまりサービスのよくない女優さんなのである。そんな彼女きちんと乳房をあらわにしているのは実は多くなく、スタイルがあまりいい人ではないのでそれほどときめくわけでもないのだが、やはり貴重な映画である。 <あらすじ> 文明から逃避して生活する男ジョルジョ(マルチェロ・マストロヤンニ)の孤島に、恋人と喧嘩してヨットを飛びだしたリザ(カトリーヌ・ドヌーブ)がたどり着いた。翌朝リザは町へ帰っていったが、恋人とのいさかいは解消されず結局リザはその島へ戻ってきた。 リザは美しい女性だったが、ジョルジュはなんの反応を示さず、彼が可愛がるのは愛犬メランポだけだった。ジョルジュとメランポの間に割り込めないリザはメランポを海へさそいだすと溺死させせ、メランポを嫉妬のために殺したことをジョルジュみ告げ、その犬の首輪を自分の首にまくと、彼の足元にひざまづき、メランポとして扱われることを望む意志をしめす。ジョルジョも、そんなリザを右に左に走らせ犬として扱う。二人にとってそれは充分それでよかった。 やがてジョルジュの長男が、妻が自殺未遂事件を起こしたことを告げにきた。パリに向かうジョルジュ。妻の回復は意外に早く、ひさしぶりでかこむ食卓だが、そこにリザが現われて、破局は決定的になった。 再び二人は孤島へもどる。文明との唯一の架け橋だったモーター・ボートは嵐に流されてしまう。長雨と湿気が島中の食物を枯らせてしまう。食料が尽きかけたジョルジョは、島におき捨てられているドイツ軍の戦闘機を修理し、ここから離れることを決意する。やがて、戦闘機が滑走路をすべりだすのだが・・・。
by ssm2438
| 2010-08-23 22:24
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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