監督:ジェームズ・ゴールドストーン
脚本:ナイジェル・マッキーンド
キャロル・エバン・マッキード
撮影:テリー・ミード
音楽:デイヴ・グルーシン
出演:
パトリシア・ニール(エリックの母)
ジョン・サヴェージ (エリック)
マーク・ハミル (エリックの弟)
* * *
ビニールに囲まれたベッドといえば・・なぜかこの
『エリックの青春』だった。
当時はやたらと不治の病モノがはやったものだ。
『ある愛の詩』にはじまり、
『ラストコンサート』や
『ジョーイ』、そしてこの
『エリックの青春』。そのなかでも白血病人気はすさまじかった。というはほとんどが白血病だったんじゃないだろうか。この映画で死んでしまう青年もやはり白血病だった。
特に感化されることはないのだが、なぜだかこの映画は劇場で見た覚えがある。まあ、なんでも見ていた時代だからこの映画もはいっていたのだろう。流れとしてはきわめて普通であり、特に書き留めることもないような映画でもある。強いてあげるならエリックの弟役に
『スター・ウォーズ』の
マーク・ハミルがいるくらいか。
病気が発覚して、あらん限りの治療を尽くしたがやっぱりダメそうで、そのうち看護婦さんと仲良くなり、最後の数週間はうちで過ごしたいと病院から去り、大学のサッカーの試合にもでてそこでは大活躍。その夜にその試合がニュースになりエリックをたたえるコメントが聞かれる中静に息を引き取るというもの。
当時見たときは、あんなにへろへろだったのに、サッカーの試合にだしてもらえるんだ・・って疑問がやたらとあったことくらいだった。ヒロインのおねーチャンもあまり綺麗だったという印象はなく・・、ビニールに囲まれたベッドだけがやたらと印象強かった。
あと主演のジョン・サヴェージは次にでた映画
『ディア・ハンター』でも怪しい病気系のキャラをやっていた。病んでるキャラが似合ってう。・・がしかし、主役を張る顔ではないので、この人を主役に映画をとるのはどうかと思うぞ・・。