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2010年 09月 29日
監督:マイケル・ラドフォード脚本:アンナ・パヴィニャーノ マイケル・ラドフォード フリオ・スカルペッリ ジャコモ・スカルペッリ マッシモ・トロイージ 撮影:フランコ・ディ・ジャコモ 音楽:ルイス・エンリケス・バカロフ 出演: マッシモ・トロイージ (マリオ) フィリップ・ノワレ (詩人ネルーダ) * * * いいんだけど、やっぱり生命力が弱い・・・ 観終わるとなんとなる「いい映画をみたな」という気持ちにさせられる映画なのだけど、でも、なにかもう一つものたりないのも事実。 監督のマイケル・ラドフォード自身の人間力の弱さをもっており、それゆえに描ける緩やかで穏やかな時間の物語だと思う。ただ、その人間力の弱さをやっぱり感じてしまうので、どうんなんかなあ・・って思う。やっぱり人間は弱いと思ったら、強くなる努力をしないと・・・。その前向きさがあまり感じないというか・・だからマイケル・ラドフォードなんだけど・・・。 ただ・・、そんな雰囲気はあるのだけど、やっぱりこの映画はマイケル・ラドフォードでよかったのかな・・とは思う。 ちなみにこの物語にでてくるパブロ・ネルーダ(1904~73)は、チリに実在した詩人である。ただ、小説はあくまで小説で、この人をモデル書かれたものらしい。 <あらすじ> チリ外交官のであり、偉大な詩人でもあるパブロ・ネルーダ(フィリップ・ノワレ)が祖国を追放されてイタリアに亡命し、ナポリ沖合の小さな小島に滞在することになった。青年マリオ(マッシモ・トロイージ)は、世界中から届くファンレターを配達するため、臨時の配達人として採用された。彼はネルーダの温かみのある人柄に引かれ、2人の間には、いつしか友情が生まれる。 そんなマリオは島の食堂で働く美しい娘、ベアトリーチェ(マリア・グラッツィア・クチノッタ)に心奪われていた。マリオはベアトリーチェに自分の想いを伝えるために、ネルーダが彼の妻に送った詩をそのまま使ってしまう。「娘を口説くのに、人の詩を代用するなんてけしからん!」とベアトリーチェの親代わり・ローザ叔母がネルーダの所に抗議にきたりもする。他人の詩を使うことは感心しないと言うネルーダだが、マリオは「詩は書いた人間のものではなく、必要としている人間のものだ」と語る。 ・・・たぶんこれを言わせるあたりがマイケル・ラドフォードなんだろうなって思った。あるいは原作者の思想がそうなのかもしれないが、個人的にはまったく相容れない思想なので、このあたりで覚めたたかな。 やがて、マリオとベアトリーチェは結婚し、ネルーダも追放令が解除され祖国に帰国した。彼は、これこそ自分の書くべき詩だと自然の音を録音し、それを歌った詩を送ることにした。 数年後、ネルーダが再び島を訪れた時、そこにはベアトリーチェとマリオの息子の姿はあったがマリオは既に死亡していた。マリオは共産党の大会に参加し、ネルーダに捧げた詩を労働者の前で発表するために大衆の中かき分けて進んだ時、暴動が起きてその混乱の中で命を落としたのだった。
by ssm2438
| 2010-09-29 22:38
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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