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2010年 10月 04日
監督:ドゥシャン・マカヴェイエフ製作:ヴァンサン・マル 脚本:ドゥシャン・マカヴェイエフ 撮影:ピエール・ロム 音楽:マノス・ハジダキス 出演:キャロル・ローレ (ミス・カナダ) * * * 「リビドー」と「エロス」の詰まったつまらないけど、すごい映画。 映画の中では2つのストーリーラインが展開されているが、その二つがなぜひとつの映画の中にあるのかまったく意味不明。たぶんないと思われる(苦笑)。 ひとつのストーリーは、84年のミス・カナダに選ばれたキャロル(キャロル・ロール)が、資産家と結婚し、離婚し(劇中では正式に離婚はしてないのかもしれない)、その後ヨーロッパに飛ばされエッフェル塔でメキシコソングを歌う男とエッチをし、膣痙攣をおこし、次に訪れた銀河コミューンで尾下劣なスカトロショーの体感する。 最後はチョコレートを全裸で浴びてそのぬちょぬちょのなかでCM撮影。 ![]() もうひとつのストーリーは、「サバイバル号」の船長アンナ・プラネッタ(アンナ・プルクナル)は、自転車にのって彼女を追いかけてくる水兵(ピエール・クレマンティ)とやがて二人は船上で愛しあい、どこぞでひろったのか子供たちを船に誘い入れてはいかがわしく女を教え込み、どうやら最後は殺したらしい。水夫も砂糖にまみれてアンナとエッチをし、「このまま死ねたらどんなに幸せか・・」ともらすと、砂糖に埋もれたままアンナにナイフで刺され死んでしまう。「サバイバル号」からは少年たちの死体が発見され、アンナと船員のは逮捕される。 (なぜか、最後ではその死んだ子供たちが生き返る・・・、意味不明)。 ドゥシャン・マカヴェイエフは『コカコーラ・キッド』を撮ってくれたおかげで私のお気に入りの監督さんの一人にあげられるのだが、壊れている映画はこわれまくっている。この映画もなんというか、ストーリー映画としてはまったくもって意味がない。どういう思考でこういう映画がうまれたのかよくわからないが、理性の壁を突き抜けて、人間の根本的欲求をフィルムのなかで役者たちに実行させたおどろおどろしい映画。はじまって5分で「これははずしたな」って思ったのだが、なんだかんだと最後までみてしまった。この映画に関しては、やってることははちゃめちゃなのだが、ドゥシャン・マカヴェイエフの映像作家としてのセンスはたぐいまれなるものがあり、どうしてもみてしまうのである。音楽のつけかた、音の入れ方。広角レンズから望遠レンズまで実に効果的につかってくれる。美しく撮ることも出来る。おどろおどろしく撮ることも出来る。期待のさせ方、期待の裏切り方、技術力だけみると「この人は天才だなあ」って思わせてくれる。 ・・・でも・・・、個人的にはどうでもいい映画のひとつにはるかな。映画の根底に流れるスピリットに生産性がないので、見ていて面白くない。
by ssm2438
| 2010-10-04 13:33
| D・マカヴェイエフ(1932)
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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