2010年 10月 17日
監督:ジェイソン・レノ 脚本:リズ・マーヴェリック/ピーター・サリヴァン 撮影:カマル・ダーカウイ 音楽:カイル・ケネス・バッター/グレゴリー・トリッピ 出演: ミリアム・マクドナルド (デイジー) ショーナ・ウォルドロン (アザリア) * * * TVMにしてはヌードはそこそこ提供してくれている・・。 ティーンエイジャーを主人公にしたエロティック・サスペンス(といってもそれほどエロいわけでもないのだけど)。本作では舞台をニューイングランド大学に移して、そこに入学してきた新入生のミリアム・マクドナルドが、この《アイヴィー》に入れられてしまうが、そこから自分を取り戻すまでの話。 もともの1992年に、ドリュー・バリモアを主人公に据えて始まった『ボディー・ヒート』(原題『ポイズン・アイビー』)。このアイヴィー・シリーズは、《アイヴィー》という女性だけの秘密結社をからませて物語をつくっている。女性だけのフリーメイソン小規模版といったところか。 TVMながら、ヌードはけっこう提供してくれている。3回ある濡れ場のうち、主人公のミリアム・マクドナルド(←)が1回、ショーナ・ウォルドロンが2回絡んでいる。ただ、“H”の撮り方がほとんど一緒なので、もうすこしバリエーションをもたしてほしいなあとは思った(苦笑)。 しかし脳内を刺激されるのは、その“H”シーンではなく、ミリアム・マクドナルドが《アイヴィー》のメンバーになるところ。誓いの言葉を言わされ、本人もなんとなくその気になり、言われるままにガウンを脱ぎ、背中のヒップのところにアイヴィー(つた)の刺青をいられるところ。 エロとは、裸でもセックスでもない。「サレンダー」こそのエロなのだと再認識した。 <あらすじ> 慣れ親しんだ田舎を離れ、ニューイングランド大学の政治学部に入学してきたデイジー(ミリアム・マクドナルド)。初めて寮に入る日、ボストンバッグをとっ散らかしてしまい、それを助けてくれたブレイク(ライアン・ケネディ)と知り合いになる。彼の父はその大学の政治学の教授、母は新任の学部長だった。 デイジーの講義はブレイクの父親が講義をつとめ、研修プログラムの話が出る。成績優秀者にはワシントンDCで政治家やその関係施設で研修生として働けるというものだ。デイジーもその候補の一人だったが、その大学の《アイヴィー》のリーダー・アザリア(ショーナ・ウォルドロン)は気にくわない。ブレイクが彼女に惹かれているのも気にくわない。アザリアは、デイジーの授業料が振り込まれないように細工をし、彼女を不安に落としいれながら《アイヴィー》のメンバーに引き入れていく。
by ssm2438
| 2010-10-17 11:10
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主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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