
監督:スタンリー・キューブリック
脚本:スタンリー・キューブリック/ピーター・ジョージ
テリー・サザーン
撮影:ギルバート・テイラー
音楽:ローリー・ジョンソン
出演:ピーター・セラーズ
(マンドレイク/マフリー大統領/Dr.ストレンジラブ)
* * *
ブラックユーモアの映画に名作無し!
世間で「これがいい」って言う人は、ほんとにそう思ってるのだろうか???
個人的にはほとんど笑えるところはなかった。
観るべきモノといえば、B52の描写と円卓の作戦司令室のビジュアルと、最後の核爆弾の連続爆裂シーンだけ。その資料映像にしかならない。
スタンリー・キューブリックが監督なだけにこだわりのある映像にはなっていて、そんなこの人の<こだわり力>は大好きなのだが・・・、うむむむむ、駄目だった。
タルコフスキー・アンゲロプロス症候群を引き起こしやすい映画のひとつである。
ジョージ・C・スコット・・・、この人はこんな役がいいね。パットン将軍とかさ。
『ハードコアの夜』のあのとーちゃんはどうも違和感があった・・・。
<あらすじ>
精神に異常をきした司令官が突然「R作戦」を発令する。対ソ連の緊急かつ最高の報復作戦である。基地は完全に封鎖され、厳戒態勢がとられた。また哨戒飛行機の全機も通信回路が遮断され、基地からの指令だけしか受けられない。50メガトンの水爆を搭載、直ちにソ連内の第1目標に機首を向けた。

国防省の最高作戦室では、大統領(
ピーター・セラーズ)を中心に軍部首脳と政府高官が事態の処理をめぐって激論を交わしていた。議長のタージッドソン将軍(
ジョージ・C・スコット)は時間の緊迫を訴え、編隊の呼戻しが不可能な以上、全力をあげソ連に先制攻撃をかける以外道のないことを説いた。
大統領はソ連大使に事態を説明、撃墜を要請した。しかしあらゆる困難をきりぬけ、キング・コング少佐(
スリム・ピケンズ)は核ミサイルにまたがり、たったかたああああああっとモスクワに向かって飛び立っていくのだった。地球上のあらゆる場所を核爆発の閃光が彩っていった…。