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2010年 12月 26日
監督:アンリ・ヴェルヌイユ脚本:アンリ・ヴェルヌイユ ジョゼ・ジョヴァンニ ピエール・ペルグリ 撮影:アンリ・ドカエ 音楽:エンニオ・モリコーネ 出演: ジャン・ギャバン (ヴィットリオ・マナレーゼ) アラン・ドロン (ロジェ・サルテ) リノ・ヴァンチュラ (ル・ゴフ警部) イリナ・デミック (ジャンヌ) * * * ぽよぉぉぉぉぉぉん~♪ なるほど・・・、確かに言われてみると気になる<ぽよぉぉぉぉぉぉん~♪>である(笑)。 メインテーマのなかでやたらとこの<ぽよぉぉぉぉぉぉん~♪>という旋律が出てくるのである。まじめな音楽のようで、どこかふざけた味付け・・・、少なくともハリウッドのギャング映画『ゴッドファーザー』では決して取り入れられない旋律だろう(苦笑)。 この映画をはじめてみたのは小学生高学年の頃。当時の水曜ロードショー(解説・水野晴郎)か月曜ロードショー(解説・荻昌弘)のどちらかでみた覚えがある。先ごろケーブルでやっていたので懐かしくなって観てしまった。 フランスのメインどころ、アラン・ドロン、ジャン・ギャバン、リノ・バンチュラが登場した映画で当時としては業火キャストだったに違いない。アラン・ドロンが一匹狼の泥棒に扮し、ジャン・ギャバン演じるシチリア・マフィアと手を組み、パリからニューヨークへ移送させる宝石を盗み出すとという話。 ハイジャックした旅客機を新設中の高速道路着陸させるという、マフィアのやる仕事としてはかなり大掛かりなエピソードで、当時は「おお!」と思ったものだ。CGもない時代の特撮で、着陸する機体はマスク合成で高速道路にアプローチしてき、実際着陸している飛行機は空港で撮影されている。しかし、周辺を極力見せないアングルでそれが空港とは判らせないように頑張っているが、よくよくみると高速道路には見えない(苦笑)。 だからといって作品の質がおちるわけではないのだ。この映画のポイントは、庶民的なファミリー・ビジネスとしてのシチリア・マフィアの描き方だろう。家族の結束がやたらと強いのである。ジャン・ギャバンをドンとするファミリーは、その息子達が、嫁や子供をともなって一同に解して食事をしたりテレビをみたりしている。そこに登場するフランス女のジャンヌ(イリーナ・デミック)。ジャン・ギャバンの息子の嫁なのだが、彼がアラン・ドロンと浮気をしたってことがばれて、アラン・ドロンは排除されてしまう。それも浮気現場を孫に見られて、それを家族だんらんの場で、その子供がポロリと言ってしまうという展開。 とはいえ、ハリウッドのマフィア映画ほどの残虐性はないので、かなりさらりと見られてしまう。 『太陽がいっぱい』のアラン・ドロンはあってると思うのだけど、この人がギャングなんかをやってしまうとどうも違和感を感じる。命をかけた<凄み>というのは出せない役者さんなのだ。実際、どの方向性で役を与えるか、かなり難しいキャラクターだったように思えてしまう。 刑事役のリノ・バンチュラは・・・なんかいちいちもったいぶらせるので、違和感を感じてしまった。もうちっと自然は演技は出来なかったものか・・・。 <あらすじ> 一年ほど前にル・ゴフ警部(リノ・バンチュラ)に逮捕されたサーテット(アラン・ドロン)は、パリに住むマフィアのボス、ビットリオ・マナレーゼ(ジャン・ギャバン)の助けを借りて脱走する。その後しばらくの間、ビットリオにかくまわれていたサーテットは、ビットリオの息子アルドの妻ジャンヌ(イリーナ・デミック)と人知れず愛し合うようになっていた。 サーテットは、獄中仲間から手に入れた宝石強奪の仕事の話を、ビットリオにもちかけた。心動かされた彼は、パリからニューヨークへ宝石を運ぶ飛行機を襲うことに決められた。ハイジャックした旅客機を建設中の高速道に着陸させるという計画は成功し何億ドルという宝石を略奪してしまった。しかし、孫の口から、サーテットとジャンヌに浮気の事実があったことをしるビットリオ。 シシリー人の面目を汚されたビットリオは、ジャンヌともども殺そうと思いサーテットを呼び戻す。ビットリオは、パリ郊外で分前を払うとサーテットに伝え、ジャンヌをつれてその場に出かけた。殺気をはらんで向い合う両雄。最初に火を吹いたビットリオの銃が、サーテットの身変りになったジャンヌを血にそめた。そして、つづけざま、サーテットの身体に、弾丸がぶちこまれた。二人の死骸を残し、戻って来たビットリオ。しかし、そこには、ル・ゴフ警部が彼の帰りを待ち受けていた。
by ssm2438
| 2010-12-26 05:24
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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