|
2011年 07月 18日
監督:ヴェルナー・ヘルツォーク脚本:ウィリアム・フィンケルスタイン 撮影:ペーター・ツァイトリンガー 音楽:マーク・アイシャム 出演: ニコラス・ケイジ (テレンス・マクドノー警部補) エヴァ・メンデス (マクドノーの愛人・フランキー) ヴァル・キルマー (スティーヴィー・プルイト) * * * ヴェルナー・ヘルツォークが・・・・これかい??? <あらすじ> 前回はニューヨークが舞台だったのだが、今回はニューオリンズに舞台を移してある。 巨大ハリケーン・カトリーナの襲来を受け、署内に置き去りにされた容疑者を救い出した功績によって、刑事テレンス・マクドノー(ニコラス・ケイジ)は警部補=ルーテナントに昇進する。一躍正義の刑事となったマクドノーだったが、裏では、恋人である高級娼婦フランキー(エヴァ・メンデス)と、ドラッグやギャンブルに溺れる日々。ある日、セネガルからの不法移民の一家5人が惨殺されるという事件が起き、マクドノーが捜査の指揮を執ることになる。 ヴェルナー・ヘルツォークは知る人ぞ知る、ちょっといっちゃってる監督さんの一人。『アギーレ・神の怒り』や『フィッツカラルド』など、個性派俳優クラウス・キンスキーとのコンビで狂人的な映画を連打していた監督さん。それが・・・これかい??? ま、わからんでもないけど・・・。 そもそもドイツ人の監督さんというのは、「てめーら勝手に腐ってろ映画」を良く撮る。二度の世界大戦で負けたことがやたらと精神的な影響を与えているのだとおもうが、「我々は勝つんだ!」って映画がもう撮れなくなっている。いいかげんその呪縛からのがれてもいいのだけど、なかなか逃れられないでいる。同じドイツ人のフォルカー・シュレンドルフなんかも「てめーら勝手に腐ってろ映画」に傾倒する。『愛の嵐』のウェルトミューラーだってやっぱり「てめーら勝手に腐ってろ映画」だ。なので、この手の映画をドイツ人の監督さんにとらせるのは、ある意味あっているかもしれない。いや、かなり妥当な気がしてきた・・(苦笑)。 この映画は、リメイクである。オリジナルはやはりエドワード・R・プレスマン製作の『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』。90年代前半に作られた映画なのだが、さほど年月をあけづに作られたのはなぜでししょう? そのときはハーヴェイ・カイテルがバッド・ルーテナントを演じていた。 今回はニコラス・ケイジ。『ウェーザーマン』からつづいて、ドツボのなかを必死にパドルしてるキャラクターを演じている。ニコラス・ケイジはもうこういうキャラが板についてきたね。 オリジナルの話をみてないのでなんともいえないのだが、ヴェルナー・ヘルツォークの描く主人公というのは、どこか破綻してるのだけど、それでも一握りの良心がのこっているのである。この映画の主人校もそうだ。麻薬に溺れ、ギャンブルに溺れてすってんてん。あちらこちらから金返せと追われている。この映画に限らずヘルツォークの描く人間というのはどこかそんなところがある・・・・ような気がする。この映画ではドツボのデススパイラルのごとく、どんどん渦巻きの中央に引き込まれていくのだけど、最後の最後でなんとか切り抜けて、警部に昇進してしまうという話。 ま、すかん部類の映画だな。 しかし、エヴァ・メンデスはなかなかいろっぽい。ほとんど彼女がどこかで脱いでくれるんじゃないだろうかって期待しながら見てた(苦笑)。でも、残念ながらサービスカットはありませんでした。
by ssm2438
| 2011-07-18 21:54
|
アバウト
![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
ファン
検索
以前の記事
2016年 05月 2013年 12月 2013年 10月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 タグ
☆☆☆(365)
☆☆☆☆(199) 一見の価値あり!(84) ☆☆☆☆☆(84) 貴重なヌードあり!(82) シナリオ勝負映画(82) 撮影的に高品質な映画(81) この女優必見!(80) 楽しいぞ!この映画(80) ダメだこりゃ映画(79) 女優が色っぽい映画(78) 女優が愛らしい映画(76) 自然描写が美しい映画(53) 一見の価値もなし!(53) ダイナミック望遠映画(37) ディープメンタル映画(22) 言葉が素敵な映画(22) リアリズムの映画(20) ぼろ泣き映画(16) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(13) カテゴリ
ジョン・フォード(1894) フランク・キャプラ(1897) A・ヒッチコック(1899) V・デ・シーカ(1901) ウィリアム・ワイラー(1902) ビリー・ワイルダー(1906) フレッド・ジンネマン(1907) 松本清張(1909) 黒澤 明(1910) M・アントニオーニ(1912) ルネ・クレマン(1913) I ・ベルイマン(1918) F・フェリーニ(1920) G・チュフライ(1921) W・A・フレイカー(1923) シドニー・ルメット(1924) 増村保造(1924) H・ウェクスラー(1926) S・キューブリック(1928) J・フランケンハイマー(1930) N・アルメンドロス(1930) ロベール・アンリコ(1931) ゴードン・ウィリス(1931) マイク・ニコルズ(1931) F・トリュフォー(1932) A・タルコフスキー(1932) D・マカヴェイエフ(1932) テオ・アンゲロプロス(1935) ウディ・アレン(1935) R・レッドフォード(1936) リドリー・スコット(1937) 木村大作(1939) ジョン・バダム(1939) W・フリードキン(1939) J・L・ブルックス(1940) エイドリアン・ライン(1941) ノーラ・エフロン(1941) K・キェシロフスキー(1941) ペニー・マーシャル(1943) ピーター・ウィアー(1944) C・デシャネル(1944) ラッセ・ハルストレム(1946) S・スタローン(1946) アイバン・ライトマン(1946) S・スピルバーグ(1946) パトリス・ルコント(1947) E・ズウィック(1952) ゴジラ(1954) G・トルナトーレ(1956) ブラッド・バード(1957) 男はつらいよ(1969) ライフログ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||