西澤 晋 の 映画日記

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2011年 09月 17日

デッドリー・フレンド(1986) ☆

デッドリー・フレンド(1986) ☆_f0009381_1045571.jpg原題:DEADLY FRIEND

監督:ウェス・クレイヴン
脚本:ブルース・ジョエル・ルービン
撮影:フィリップ・H・ラスロップ
音楽:チャールズ・バーンスタイン

出演:クリスティ・スワンソン (サマンサ・プリングル)

       *        *        *

なぜ、ホラーテイストに振る???

お姉ーちゃんを題材にした『フランケンシュタイン』ものの第二弾。でも、これもはずれる。
80年代にはパソコンというそれまで見たことも無かったミラクルマシンが登場し、不可能を安易に可能にしていくストーリーがつくられた。この映画は交通事故で死んでしまった彼女を、コンピュータオタクの青年が再生する。
今回のヒロインは『屋根裏部屋の花たち』で魅力的な下腹部をみせてくれたクリスティ・スワンソン。あのときのスワンソンはすっごく魅力的なのでこの映画もレンタルビデオヤで借りてみたのですが・・・・うむむむ、なんで素材が良いのにこんなにカスな内容にしかできないかなあ。それは先(ひとつしたの記事↓)に紹介した『ときめきサイエンス』にしても同じ。主演女優が魅力的なだけに作り手のへぼさが悔しい。

<あらすじ>
IQが以上にたかい15歳の天才少年ポール・コンウェイ(マシュー・ラボートー)がひっこしてきた隣の家には、可愛い少女サマンサ(クリスティ・スワンソン)という少女がいた。しかし彼女はその父日々虐待されていた。そして感謝祭の夜、サマンサは酔った父親に階段から突き落とされ、頭をしたたかに打って病院に運び込まれ脳死を宣告される。ポールはサマンサの死体を自分の研究室に運び込み、超小型コンピュータを彼女の脳に埋め込み再生する。しかし、彼女は自分の家に火を放って父親を殺してしまう。気の弱い友達のトムは残虐な事件の連続に根をあげ、サマンサを見て逃げ出す。ここでバラされたら元も子もなくなると思ったポールはトムに殴りかかった。さらにサマンサがトムに喰らいついた。このままではトムの命があぶないと思ったポールは、とっさにサマンサの頬を殴っていた。デッドリー・フレンド(1986) ☆_f0009381_10504381.jpg絶望と哀しみの表情を残し、サマンサは夜の町へ駆け出していく・・・。

ホラーテイストで作らなければこの映画だってもっと楽しくみられたし、クリスティ・スワンソンだってもっと美しく描けたのに・・・。
製作者のアホさ加減があたまにくる。こういうなのをロマンチック・コメディでつくったらどれだけ楽しいだろうって思うのだけど・・・。次回はジョン・バダムあたりにお願いしたいものだ。

by ssm2438 | 2011-09-17 10:55


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