
原題:ESCAPE FROM L.A.
監督:ジョン・カーペンター
脚本:ジョン・カーペンター/デブラ・ヒル
カート・ラッセル
撮影:ゲイリー・B・キッブ
音楽:シャーリー・ウォーカー/ジョン・カーペンター
出演:カート・ラッセル (スネーク・プリスキン)
× × ×
ダメなカーペンターの玩具箱。
ジョン・カーペンターはアタリハズレがあるけど、これはかなりはずれたほう。一言でいうなら、史上最低監督といわれる
エド・ウッドが乗り移ったかのような映画。
なにかのTV企画で、スポーツ音痴ばかりを集めていろいろな競技をやらせ、そのどうしょうもない彼らの音痴ぶりを笑う企画があったが、まさにそんな感じ。演出音痴、CG音痴、音楽音痴、デザイナー音痴だけを集めて映画とつくるとこうなる・・というような映画。
個人的には
『スターマン/愛・宇宙はるかに』とか
『遊星からの物体X』とか
『ザ・フォッグ』とかはすきなのだけど、申し訳ないけどこれははずれたね。どこみてもつまらない。面白いところがない。最悪なのが、
カート・ラッセルが本人はかっこいいつもりなのかもしれないが、これがまったくかっこよくない裸の王様状態。
CGもヒドいけど音楽もかなりヒドいB級トラッシュ・コメディ映画でした。
<あらすじ>
2000年に起きた大地震のためにロサンゼルスの周りは水没し、かつてロサンゼルスだった都市の部分だけが島として残った。やがてその島は重犯罪者を幽閉するの監獄島となった。
合衆国大統領(
クリフ・ロバートソン)の娘ユートピア(
A・J・ランガー)は、父に反抗、政府が秘密裏に開発した新兵器ブラックボックスを持ってこの監獄島に逃亡した。スネーク・プリスキン(
カート・ラッセル)は、殺人ビールスを注入され、解毒剤と引き換えにブラックボックス奪回を命じられた。
ブラックボックスの正体は、強力なエネルギー破壊装置だった。リモコンで人工衛星を操作すれば、放射された強電磁波が、生命には無害だが、地上の電波施設を破壊する。ブラックボックスと大統領の娘を奪い返すと、ヘリで島を脱出した。
大統領とマロイは、体内に注入したのはただの風邪のビールスだった、と明かした。さらに、国家への反逆者として実の娘をも処刑しようとしていることを知ったスネークは、手にしたブラックボックスで地球全土を目標にスイッチをオンにした。次の瞬間、地上の全ての動力施設が止まり、地球は暗黒時代に逆戻りした。